空の闇は黒に非ず。光を抱きし紺色なり。
墜ちたる鳥は再び空へと飛翔する。
どうも! 好きなキノコは舞茸!
ゾンビランドサガ担当のロシアスキーです!
天ぷらにして、しょうゆに浸して食べるのです……。さすれば幸せになれるのです……。
さて、今回ゾンビランドサガは7話目。
前回珍しくシリアス回だったと思っていたのですが……。
今回は更にシリアス回でした……!
では、早速語っていきましょう!
スポンサーリンクゾンビランドサガ 7話あらすじ
いよいよ本当に、シリアスアイドル路線に入っていくのか!
これまでとは全く雰囲気の違う7話でございました!
以下、あらすじでございます!
時間が刻一刻と無くなっていく中、愛もまた、野外でのフェスへのトラウマを克服できないでいた。
孤立する純子に、プロデューサーとしての立場から声をかける幸太郎。
フランシュシュは、初の大舞台を乗り越えることはできるのか!?
という感じで。いや、本当にまっすぐなアイドル物のような展開。
まぁ、ところどころゾンビランドサガっぽさも出ていましたがw
さて、キーポイントについて語ってまいりましょう。
スポンサーリンクアイアンフリル
ついに登場したアイアンフリル。愛ちゃんが所属していたアイドルグループということで。
愛ちゃんが生きていた時代から、作中時間の2018年まで活動を続けており、まさにトップアイドルという風格のあるグループでした。
気になるのは、愛ちゃんの所属時代から、メンバーなどがどう変わっているのか、という点。
愛ちゃんは2008年に雷に打たれてタヒんだ訳で、それから10年の月日が流れております。
普通に考えれば、恐らく世代交代が進んでおり。当時のメンバーはもはや居ないのではないでしょうか。
なにせ、現実のアイドル事情を鑑みてみれば、数年でメンバー交代どころか、メンバー全員代替わり、もしくは解散、なんていうのも珍しくはないですし。
10年もあれば、二世代どころか三世代とかメンバーが代わっててもおかしくないですしね。
と、なると。実際今のアイアンフリルのメンバーには、愛ちゃんと面識のあるメンバーはいない、と考える方が自然かもしれません。
もしもそうであるとすれば、愛ちゃんとしては複雑な心境でしょうね……。
思い入れのあるグループであることは間違いないでしょうが、自分の知っているアイアンフリルとは違うグループになっている訳で。
しかも、自分はもはやフランシュシュの一員であり、いわばアイアンフリルとは商売敵。
かといって、愛ちゃんにとっては古巣である以上、懐かしさなどもあるでしょうし……。
これは私の予想なのですが。もしかすると、アイアンフリルはこのゾンビランドサガにおけるフランシュシュの最大のライバルになるかもしれません。
もしもこのままゾンビランドサガが真面目にアイドル物をやるとすれば、現時点で大人気のアイアンフリルは大きな壁になるでしょう。
もしかしたら、最終話はアイアンフリルとのライブバトル、なんて展開もあるのかも?
あるいは、そういった展開でなかったとしても、いずれアイアンフリルとフランシュシュがしっかりと関わってくるエピソードはありそうですね。
その時、愛ちゃんがどんな選択をするのか……。
その辺り、要注目ポイントでしょうね……。
スポンサーリンク幸太郎の振る舞い
今回、さくらちゃんには『自分たちの問題くらい自分で解決しろ』なんて言っておきながら……。
しっかりと純子ちゃんのケアまでしていた幸太郎。なんだろう、本当にコイツは善人なのやら悪人なのやら……。
前回の記事で私も書いていた、昭和と平成のアイドルの違いを説明しつつ、純子ちゃんに対して。
『したくない仕事なら断っても良い』とまで言う幸太郎。どうしたことでしょう、前回までの幸太郎とはまるで別人!
今回は本当に、ちょこちょこ真剣な一面を見せてきた幸太郎。
その真面目だったり、皆を気遣うような部分っていうのが、幸太郎の根っこの部分なのか……。
あるいは、それらも全て、自分の目的を果たすため、フランシュシュを利用するための策略なのか。
それについてはまだまだ不明ではありますが。今回の幸太郎の振る舞いを見るに……。
幸太郎は、幸太郎なりにフランシュシュのメンバーのことをしっかりと想っているのかな、と私は感じました。
単純に、今回の純子ちゃん含め、もっとフランシュシュに対して耳障りの良いことを言って良い様に利用することも出来ると思うんですよね。
ただ、幸太郎はそんなことはしないで、本当にバカ正直に、自分の言葉をフランシュシュに叩きつけていく。
それはもう、ここまで見てきたら分かるんですけど、決して幸太郎はメンバーに対して媚を売らないんですよね。
ヘタにおだてたりもしない。世辞も言わない。傍から見たらワンマンにしか見えないそのやり方。
でも、今回の様にしっかりとケアすべきところはしていく。……まぁ、だからこそ幸太郎がどんな人物で、どんな目的があるのかってのが分からなくなるんですけど。
自分のすべきことを理解した上で、その場その場での最適解をチョイスしているようにも見えてきたんですよねぇ。
もう物語も後半ですから、幸太郎自身の謎についても解き明かされるのは間近でしょう。
今から、衝撃的な展開に備えておいた方がいいかもしれませんね。
あと、個人的には今回久々にノリノリの幸太郎が見れて楽しかったですねw まもるんの本領発揮w
佐賀情報
前回もそうですけど、シリアス回の時は本当に佐賀情報が少なめですなぁ。
まぁ、そっちの方が記事もシリアスになって良い感じなんですけどw
Aパート
今回のAパート終了時のアイキャッチは、『伊万里湾大花火』。
伊万里湾で盛大に開催される花火大会、ということで。今年は11月17日開催なのですが。
ななな、なんと! ゾンビランドサガのイベントも開催される、ということで!
これはとても凄いことですよ! 行ける方は、ぜひぜひ行ってみて下さいな!
と、この記事を読んでいるときにはもう遅きに失してるかもですなぁw
Bパート
Bパート開始前のアイキャッチは、ズバリ『Cygames』さんの新拠点。『Cygames佐賀ビル(仮称)』!
いやぁ、満を持しての登場、って感じですが。逆に言うと、ボチボチネタ切れなのか、と邪推してしまいますな。
スポンサーリンクゾンビランドサガ 7話感想
オタク気質なので、気になることはすぐ調べます。
防水スプレーに含まれる「界面活性剤」、界面活性剤の分子は空気気中の水分を吸収し表面に膜を作る、この時水は静電気(雷は静電気)を通しやすい性質があるので、静電気を吸収(帯電)して蒸発させてしまう。
納得。#ゾンビランドサガ 第7話
— こーへー☺︎サマポケありがとう (@yorimoiiiiii) November 15, 2018
↑なるほど、そういうことだったのか……! 今回の演出、これで納得でき申した!
#ゾンビランドサガ 6~7話の「だってセンチメンタルSAGA」→「けれどゾンビメンタルSAGA」の流れ、コンレボ8話「天弓ナイトをだれもしらない」やパンチライン2話「生類憐みのレース」、ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ最終話「さらば僕だけの英雄達」に並ぶ名サブタイ
今年の最優秀サブタイ狙える— ぷれあだす@竹崎 (@pureadasu_desu) November 12, 2018
↑え、年間優秀サブタイトル選手権とかあるの……?w
秋アニメ残留率速報、「ゾンビランドサガ」7話実況ユーザ数980人、1話比残留率は80%→「99%」と遂に今期2位まで浮上。BAKKAZOMBIEたちが見せる伝説のV字上昇、お前たちの1話1話が伝説なんじゃい!この調子で佐賀を救うん、じゃい! #ゾンビランドサガ #zombielandsaga https://t.co/6qPiYiFoiT pic.twitter.com/00dEKKPsLJ
— CK@デジモノに埋もれる日々 (@ckom) November 15, 2018
↑意味がわからん成長をするんじゃないよ……w でも、うん。納得できるんですよねー……。
さて、私個人の感想ですが。
最の高。神回とは簡単に言いたくはないのだが、今回は神回と言わざるを得ない。
もうね、もうね、本当にね。やって欲しいことを全部やってくれた回でした。
まさか、ゾンビランドサガに泣かされる日が来るとは思ってなかった(しかも職場で)。
前回から引き続きの衝突、幸太郎の説得から、立ち上がる純子ちゃん。
実力を発揮できない愛ちゃんを純子ちゃんが支え、怪我の功名からの二曲目。
会場の盛り上がりに呼応するかのように晴れ渡る空。本当に、本当の意味でのライブの大成功。
完璧としかいえません。マーヴェラス。アメイジング。神はここに舞い降りたゾンビランドサガサンキューフォーエヴァー。
と、ここらで落ち着いて語りますと。まず何が良いかってですね。
ここ、雷に撃たれた皆が、幸太郎の仕掛けに即座に反応し、二曲目を勝手にやっちゃうところですね。
目に見えない、幸太郎とメンバーの信頼が感じ取れた挙句、そこから更に目覚めRETURNER。
しかも今回の目覚めRETURNERは帯電により(恐らく声帯が微妙にしびれてるのかな?)テクノボイス仕様。のみならずチューンドリミックス版!
あぁ、私もうこれだけでおなか一杯です。テクノボイス、アッパーチューン、リミックス、ラジオボイス辺りは大好物なので。
まさかの公式が本編中でチューンド版流すとか卑怯すぎる。そんでもって愛ちゃんのこの100万ドルの笑顔っすよ。
まずこの目覚めRETURNERが素晴らしい。でもそれだけじゃなくて。
本当にね、純子ちゃんが凄い。完全に能力をコントロールできない状態の愛ちゃんを救うために飛び出し……。
消え入りそうな愛ちゃんの声を押しのけるように、あるいは押し上げるように搾り出す。
『耐え切れないの────っ!』
ハイココ最高オブ最高。
公式サイトでも、純子ちゃんの歌唱力はメンバー随一とされていましたが、今回純子ちゃん役の河瀬茉希さんの全開の歌声はやばかったです。
このシーンに関しては、今期最高レベルの『ゾクゥッ!』ってのに襲われました。いや、くるとは分かっていたんですが。それでも耐え切れなかった。
また、『アツクナレ』の歌詞がいいんですよね。フランシュシュの魂の叫びが全部表現されてる。
ゾンビだけど関係ない。アイドルをやりたい。もっともっと上に登ってやる。
そんなド直球なアイドルソング。あぁ、最高。最高の中の最高かよ。
そして、ここ。さくらちゃんの涙。
さくらちゃんって、リーダーではないし、アイドル経験がある訳でもないんですよね。
でも、チームの和のため。アイドルという夢のためにとにかく一番頑張ってきた。
(まぁ、夢については、記憶を失ってるから覚えているかどうか不明ですが。
あぁ、そういえば今回、ついにさくらちゃんが記憶をガンガン甦らせるフラグ建ってたなぁ)
そのさくらちゃんを、愛ちゃんと純子ちゃんが支える。まるで、さくらちゃんという女の子に夢を与える、翼であるかのように。
もうね、ここが限界。私会社で鼻水すすってましたよ。
考えてみれば、フランシュシュは全員でライブを行い、成功させたのは今回が初めてです。
そりゃあ最初からとにかく頑張ってたさくらちゃんにしてみりゃあ涙も止められなくなるよなぁ……。
なんでしょうね。私、ファン目線でもあり、プロデューサー目線でもありっていう目線でフランシュシュを見守っちゃってるんですよね。
これ、多分スタッフさんたちの思う壺なんだろうなぁw
ただね、今回はもう最後にこの感想一言に尽きます。
『……よか……!』
本当に、今回はもうこの感想を書きたくて仕方なかった。本当に。このアニメをここまで見てて良かったと本心から思えた。
ただ、今回でまた一区切りついてしまったので、次回からの展開が予想できませんが……。
ここから、盛り下がるなんてちょっと考えられないですし。これはもう、うん。
認めましょう。ゾンビランドサガ。覇権ありえる……と!
(なお、記事用に画像をキャプってた時、またさくらちゃんの涙に貰い泣きした模様)
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以上、ロシアスキーでした。次回もよろしくお願いいたします! 胸の鼓動信じて!
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コメント
パンツに生えるのはサルマタケ。では、純子に生えたキノコは何だったのだろう?。
キノコと言ったら、私だったらお鍋の具。オーソドックスだけどヤッパリ、シイタケが好き。(子供の頃は嫌いだったんだけどね。)
さて今回、気分を腐らせ(ゾンビだけに)キノコを生やした純子ちゃん。
フランシュシュ内で、一人突っ走る愛ちゃん。
それと、初めて(初めてだよね?)幸太郎の善い処が見られたよね。
元々ゾンビを扱うため、タヒの腐臭と言う闇から逃れられない物語なのだが、それを毎回、臭わせず、明るい方向にもっていく。
今回、メンバー対立の影とゾンビの闇を吹き飛ばした、チームワークの明とパフォーマンスの光。
私が思うに、ZLSに悲劇は似合わない。このまま真っ直ぐ喜劇を目指す物語と、より強く思った回であった。
最後にチョット考察。
ゾンビでは無いのだが、タヒ者と雷の関係。
タヒしたイザナミの命が黄泉の国に体が在った頃、その体には大雷、火雷、黒雷、析雷、若雷、土雷、鳴雷、伏雷を身に纏っていた。といいますね。(まぁ、こじつけです。)
では、サヨウナラ。
てけり・りさん
コメントありがとうございます!
アニメとかで人間に生えるキノコって、モチーフあるんですかねぇ?
しいたけは……煮物、かなぁ。
幸太郎に関しては、愛ちゃんと純子ちゃんを説得した3話とか、ちょこちょこ良いところはあるんですよ?w
ゾンビランドサガの物語は、私も悲劇よりも明るい未来が似合うと思うのですが。
しかして、この先必ず壁が現れる以上、悲劇が襲い掛かってくるのが必定ですなぁ……。
何はともあれ、今後、ゾンビネタに走るのか、それともアイドル物をひた走るのか。
今後のゾンビランドサガは注目でしょうね!
しかし、本当に今回は神回でしたなぁ……。
アニメでは、メイドインアビスで毒にやられたリコの腕にキノコみたいな物を生やして解毒の治療をしてた気がする。
その他では、クトゥルフ神話のロビグスが人間を踊るキノコに変身させたり、怪奇映画「マタンゴ」で特種なキノコを食べるとキノコ人間になっていた様です。これは、正確には人間にキノコが生える訳では無いですね。(「マタンゴ」観たことないんだよね。それと、ロビグスってクトゥルフ神話の神なんだけど、ラブクラフト全集では、その名前見なかった気がする。「未知なるカダスを夢に求めて」でも、ロビグスの名は無かった気がする…。見逃してるのかな~。まぁ、不確実な情報と言う事で、すみません。)
ただ、アニメではありませんが、ソード・ワールドRPGのモンスター中には、人間の体からキノコ生やしてしまうのも居ますね。その名も「ファンガス」。人間がこのモンスターの胞子を吸い込み、毒性に対する抵抗に失敗すると、体の表皮からキノコが生え続け、一週間ほどで全身をキノコが覆い、キノコ人間「ファンガス」になってしまうと言うものです。こうなると、人間としての意識は無くなります。
あと、これら以外では、「漂流教室」のキノコを食べると未来人になる。とか、水道配管工夫兄弟がキノコを食べると巨大化するとかかな。
……、あぁ、今思い出したけど「リトルウィッチ アカデミア」で、アッコが頭からキノコ生やして無かたっけ??。(記憶違いかな~?。)
それでは、二度目のサヨナラです。
てけり・りさん
コメントありがとうございます!
キノコは案外に、多様な作品に出てきますよね。
アイテムとして使い勝手がいい証拠でしょうか。
例えば菌糸類であるということ。毒をもつこと。食べられること。
そういった要素と、その種類の多さから、小物として扱いには都合がいいのかもしれませんねぇ。
考えるに、キノコというものは非常に不思議な存在でありますなぁ。