こんにちは、哲太です。
未来へと歩む人としての成長が描かれていたことから一転、兵士としてギルベルト少佐と共に過ごした過去が描かれた『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第8話。
これまで、ベールに包まれつつも何となく察することができたヴァイオレットの過去、悲しい描写もありましたが、ここでは元気よく考察を進めて参りたいと思います!
スポンサーリンク二人が出会った年齢は?
前半パートで描かれていたのは、お兄ちゃん大佐や少佐の住まいを訪ね、その消息を確認するヴァイオレットの健気な姿。
それから少佐やホッジンズ(元)中佐との出会いや訓練の日々が思い出されていたのですが、二人が出会った当初の彼女の年齢はいくつぐらいだろうかふと気になりまして。
過去の考察記事でも年齢を考えてみましたが、現在のドールとして働く日々で14歳程度ということからファーストコンタクトは10歳くらいでしょうか。
見た目と、あとは読み書きを覚えたり、訓練兵として鍛錬を積んだりする過程でおおよそ3〜4年くらいかかるかなと考えてみた次第です。
本作は日本だけでなく、ネット媒体を通じ多くの国で配信されるアニメーション。
戦争と子ども、そのテーマ性を多くに人に伝えていく重要性も、この『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は担っているのかもしれませんね。
スポンサーリンク言葉を知らずとも、彼女の中で育まれていた感情
後半パートでは、少佐のもとに来たヴァイオレットの成長や戦場での日々、そして最後に少佐が被弾してしまったところまで描かれていました。
そこで気になったのは、序盤からヴァイオレットが少佐に懐いていたこと。
彼の姿が見えなくて探し回っていたところや、言葉を知らないころから彼の目を“美しい”と感じていたヴァイオレット。
家政婦さんに噛みつこうとした行動からも、当初は攻撃的な性格をしていたのは窺えますが、どこか少佐に対してだけは行為を向けられていたように感じました。
本作のテーマとして“愛”についてが掲げられていますが、生存競争が激しい中、初めて優しくしてもらったであろう少佐に対する感情は、ドールとして、人して成長を重ねていく以前から持ち合わせていたのかもしれません。
そして多くの人の感情や言葉を知ったヴァイオレットが現在、目の前の現実とどう向き合っていくのか次回以降の展開がより一層気になってきました!
スポンサーリンクヴァイオレット・エヴァーガーデン 第8話感想
今回の第8話、タイトル、なかったですよ……ね?
いつもだったらエンディングが流れる直前に表示されるところが見当たらず、実は先ほどもう一度全体を見返してみたところなんです。
前回の第7話のタイトルは「」、空白の後のタイトルなし、これもストーリー全体をいろどるための工夫であり、今後の展開に大きな関連性があったらまた面白い!
引き続きイラストもめちゃくちゃキレイですし、話の内容とイラスト、それ以外でも様々な作り込まれたポイントが垣間見える良作の予感が漂う『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。
DVDの第1巻が3話、そこから4話、3話、4話と収録が予定されていることから全14話で構成されそうな本作を、これからもしっかりと追いかけていきたいと思います。
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