先週から熱と謎の発疹に苦しめられている、ダリフラ担当のわせです…
「もしや、ヒロみたいに叫竜の血に侵食されてる…?」
なんて中二病もびっくりな妄想をしてしまうくらいの高熱であります…
ココロちゃん、何とぞ私めにも膝枕をしてはくださいませんか;;
まだまだ寒い日が続いておりますので、皆さまもお身体ご自愛くださいませ!
さて、そんな体力低下中の私だけでなく、全視聴者が癒されたであろう7話。
青い空!
青い海!!
そして、白水着!!!
つかの間の日常回かと思いきや、いつも以上に伏線をばら撒いていくあたり、さすがダリフラですよね…!
キャッキャうふふ★だけでは終わらせてくれませんでした…!
では、今回も早速考察に参りましょう!
スポンサーリンク目次
グランクレバスってどんな場所?
今回の七賢人の会議シーンでは、ヒロがゼロツーの正式なパートナー(ムコww)になったこと、そして、ヒロに新たに課せられた使命が明らかになりました。
それは、ゼロツーをグランクレバスまで無事に運ぶこと。
「~まで運ぶ」と言っているからには、場所の名前かなと思いますが…
一体どんな場所なのでしょうか。
そもそも、グランクレバスって?
まず、「グラン」とはこういう意味!という意味はヒットしなかったんですが、Wikipediaの「グラン」候補として「グラン・ブルー」という言葉が載っていました。
某ゲームのタイトルにも使われているし、一番意味が近いのではなかろうかと見てみたところ…
グラン・ブルー (Grand Bleu) は、フランス語で「雄大な青」を意味する語。
出典:Wikipedia
ここから推測するに、「グラン」とは「雄大な」とか「壮大な」というような意味合いのよう。
次に、「クレバス」。
クレバス(crevasse)とは、氷河や雪渓などに形成された深い割れ目のことである。
出典:Wikipedia
ほうほう。
二つの和訳を素直につなげると「壮大な(氷河もしくは雪渓の)割れ目」…?
どうやら、このような場所にゼロツーを送り届けるのがヒロの役目のようです。
「あの場所」がグランクレバスかも
これらのヒントを加えて考えた結果、個人的には▼この場所▼がグランクレバスなんじゃないかと思うんですよね…
これは、1話冒頭の「比翼の鳥」のモノローグで登場したワンシーンです。
雪の中を一人歩く幼き日のゼロツー。
そして、ふと目を向けると叫竜が…!
というシーンでした。
1話で叫竜が登場した際も地下からいきなり出てきましたし、今回の7話でもヒロが「人間がマグマ燃料を掘り起こさなければ、叫竜も現れなかったのかも」なんてことを言っていましたよね。
叫竜はマグマ燃料に反応して集まってくるらしいですし、叫竜は本来地下深くで生活しているのではないでしょうか。
それを踏まえると、グランクレバスは叫竜の住処と考えられるかと!
1話の「比翼の鳥」のシーンでも雪の中に叫竜がずら~っと並んでいましたし、このシーンもグランクレバスなのかも…?
「ようやくですな」の意味
また、この七賢人の会議シーンは、意味深な台詞で締めくくられています。
「ようやくですな」
この台詞から、七賢人たちは以前からゼロツーをグランクレバスに連れて行きたがっていたことが伺えます。
上で考察したようにグランクレバス=叫竜の住処と仮定するなら、七賢人の狙いは叫竜の討伐でしょうか…
ただ、これだとちょっと安直すぎる気もするので、さらに斜め上の狙いが秘められているかもしれませんね。
今は出現した叫竜を迎え撃つ戦闘が主ですが、最終的にはグランクレバスで最終決戦!みたいな展開になるんでしょうか。
スポンサーリンクフランクス博士の忠告と狙い
今回は、フランクス博士の活躍も目立っていましたよね。
コドモたちだけの海水浴を提案してくれたのも博士。
そして何より、ヒロに忠告を残して去っていきました。
フランクス博士は七賢人たちを「ジジイども」と呼ぶなど、七賢人たちとはちょっと一線を介した存在のように見えます。
今回の忠告や海水浴には博士のどんな狙いが込められていたのでしょうか。
「感情まで喰われるな」
博士からヒロへの忠告は、「己の感情まで喰われるな」というものでした。
博士自身、1話でストレリチアが覚醒したときには「心重ねたときに鋼鉄の乙女は~」なんて言ってましたし、心を通わせるのはむしろ今後2人が長くパートナーとして戦い続けていくために必要なことのように思えますが…?
あまりゼロツーと同調しようとしすぎると、青い心臓の件のように、感情や思考といった部分にも叫竜の力に侵食されてしまうのでしょうか。
OPの歌詞に「溶け合いたいよダーリン」なんて一節も含まれていますし、パートナー同士のシンクロ率(ダリフラ的には「コネクト率」?)が一定値を越えると、二人ともフランクスに取り込まれて、それぞれの肉体や人格がなくなってしまうなんて可能性も…?
コドモたちだけで行かせた理由
今回、ミツルの案内で荒廃した町並みを目にすることになったコドモたち。
▲この景色、まるで日本のようですよね…
普段オトナたちの監視下に置かれ、限られた場所でしか生活できないコドモたちをあえて外に出させたあたり、博士はこの一帯をコドモたちが発見することを見越していたのではないでしょうか。
むしろ、これが博士の本当の狙いだという可能性が高そうですよね。
では、なぜそんなことをするのか。
1話で語られていたように、13部隊はテストケースであり、他の部隊とは異なる存在です。
26部隊のように量産型のフランクスではなく、個性を持ったフランクスを渡されていますしね…
それぞれの個性もさほど強くなく、同じ機体を使用したほうがオトナとしては扱いやすそうなものですが、13部隊にはあえてそうさせませんでした。
博士はわざと13部隊に色々な体験をさせ、“個”を際立たせようとしている気がしてなりません。
実際、コドモたちは「どうして人間は地上を捨てたのか」と疑問に思い、それぞれの意見を話していましたよね。
コドモたちにフランクスで戦うこと以外にも興味を向けさせようとしているんでしょうか…?
何だかそう考えると、ココロちゃんが母子手帳を見つけるところも博士の思惑通りだったんでしょうか…(震え
スポンサーリンクコドモたちの変化
「キスって何だ」
今回ヒロとゼロツーの会話を盗み聞きするかたちで、ゴロー、ゾロメ、フトシの3人が新たに「キス」を知ることに!
一足先にオトナの階段をのぼったヒロ先輩に詰め寄ります。
これで、すでに実践済みのヒロ、イチゴに加えて、9人中5人の間でキスが認知されたことになりますね。
しかも、ゾロメとフトシは「してみたい!」なんて目をキラキラさせてましたし、今後ヒロ以外の人間関係の中でキスシーンが生まれる可能性も高そう…
ゾロメがいきなりミクにキスしても…まあ、ここは視聴者が「こいつらかわいいなあ^^」とにこにこするだけで終われそうですけど、ゴローとフトシはちょっと危険かなあ^^;
今回「キス=大切な人とするもの」という知識が増えたこともあり、イチゴはヒロ以外の人間に唇を許さないはず。
全力で拒否しそう…
ゴローよ、君の傷つく顔は見たくないんだ。
な、やめとこうな?
そして、ココロちゃんにも近頃明らかなミツルフラグが立ち始めているので、フトシも下手したら拒否されてしまうかもしれない…!
ミク、ココロ、イクノ、ミツルを含め全員が「キス」という共通認識を持ったとき、コドモたちの関係はどう変わっていくのでしょうか。
「初めての出産」
みんなのマドンナ、ココロちゃんが廃病院で拾ったのが、母子手帳らしき冊子でした。
おそらく、ココロちゃんはこの手帳を持って帰ってきているはず。
そして、中身を読んだココロちゃんは自分たちの出生について疑問を抱くのではないでしょうか。
「パパたちはいるのに、どうしてママはいないの?」
「私たちはどうやって生まれてきたの?」
なんて興味を持って調べていくのではないでしょうか。
そして、その手助けをするのはきっとミツルでしょう!
二人で協力しているうちにお互いを意識してしまうのか。
それとも、恋愛感情は生まれず、興味本位で諸々試したら、数ヵ月後ココロちゃんのおなかがふっくらしてきて…的な衝撃展開もあり得ますかね?(震え
今回もココロに冷たく当たっていたミツルですが、「無理についてこなくていい」発言の根底にあるのはココロを心配する気持ちだし、廃病院でココロのピンチを救えたのは、フトシよりも先にココロがいないことに気づいて探しに出ていたから!!
と、ミツル応援部隊のわせは勝手に解釈しております^^
(ココロさん!ってシーン最高すぎません…?)
「時おりつらくもある」
イチゴといて楽しいけど、ときどきつらい。
そんな心境をゴローはヒロに吐露していました。
ゴローの恋心については以前も考察させていただいたのですが、いやー、今回の発言もどちらにも取れる気がしてなりません。
ときどきつらくなるのは、「イチゴが好き」だけど、イチゴがヒロのことばかり気にかけているのを知っているから。
もしくは、「ヒロが好き」だから、イチゴに嫉妬してしまうことがあってつらい。
キスも知ったことですし、ゴローが自分の気持ちを自覚するのも時間の問題かもしれませんね…!
スポンサーリンクダーリン・イン・ザ・フランキス7話の感想
いやー、いい水着回でした!
あえてゼロツーにスク水タイプをチョイスするあたり…制作陣の皆さん、よくわかっていらっしゃる…!
EDはそれぞれのカラーが生かされた水着で、こちらも素敵でしたね。
EDのイクノの艶やな表情に思わず二度見してしまいました…!
次回以降はまた戦闘モードなはずなので、EDは3曲目にシフトかトリカゴに戻すかんじでしょうか。
なんて贅沢な使い方なんでしょう…!
また、前回ラストに大インパクトを残していたナイン・アルファくんですが、出番一瞬でしたね…
どうやら今回は博士を迎えにきただけのようでしたが、本人も言っていたように、またすぐに会いに来てくれるはず!
早くナイン・イオタの真相を教えてくださーい!
それから、今回明らかになった「人間が捨てた世界」についてももう少し情報が増えたら改めて考察してみたいなと思います。
本当に今私たちが住んでいる現代日本そのままってかんじでしたよね…
ダリフラ全体の世界観だったり、叫竜についてじっくり考えみたりと、考察してみたいことはたくさんあるのですが、毎回要素が増えていくのでなかなかそこまで手が回らず…;;
とりあえず次回こそは、書こう書こうと思いつつも着手できていなかったシネスコ演出についての考察に触れられるよう頑張ります!
それでは、また8話の記事でお会いできますように!
以上、わせでした^^
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コメント
一気に7話の分まで読ませていただきました。
文章力が創り出す楽しい流れに感心させられます。
個人的には『進撃』のような宿題提示型ではなく、全ての答え合わせは用意されていないのではないかと思っていますが、考察されている内容については観る楽しみをいただいております。
ロボットはイクノロボがカッコイイと思います。
イチゴとフトシが嫌いなのでストレスを感じますが、そのイチゴから可愛さを見出す筆者さんはさすがですね。
1、4、6話で盛り上がり、2、5話では(奥様向け不倫ドラマみたいで)盛り下がりました。
イチゴファンならそうぢゃないのかも。
ミツルちゃん、ゾロメちゃんのカワイイ場面に微笑みながら、02ちゃんの幸せが長続きしなさそうでビクビクしています。
声優さんの技量もたいしたものですね。
では、引き続き楽しいご考察を期待しています!
>あまのがわさん
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ありません!
確かに、ダリフラでは全ての謎に対して明確な答えが示されなさそうですよね…視聴者の想像や判断に委ねられている部分も多いかと思います!
クロロフィッツかっこいいですよね!他のフランクスほど目がはっきり描かれていないからか、一番スタイリッシュな気がします!笑
コドモたちの個性が浮き彫りになってきたぶん、視聴者側でも好きなキャラ、苦手なキャラがはっきりしてきますよね。
わたしの周りでも、イチゴのじめっとした感じが苦手だと言っている人がいました(^^;
声優さんたちの熱演も素晴らしいですよね!
個人的には、6話での戸松さんの叫びの演技に惚れ惚れしてしまいました…!
貴重なご意見ありがとうございました(^^)
イチゴが夜中に02ちゃん呼び出して暴力に及んだ上に『人間ぢゃねぇ』発言した時はdeathフラグON(自己嫌悪に陥って暴走ののち昇天)かと思いましたが、まるでそんなのなかったようにケロッとしているのが凄いです、その方が現実的。
戸松さんの雄叫び凄かったですよね、あの雄叫びからヒーローとのレインボー覚醒は何度見てもベットの上を転げまわります。
共演のアルミンやフィーネ公女に引けを取らない実力派、すごいです。
>あまのがわさん
お返事ありがとうございます!(^^)
私もあまのがわさんと同じく、ゼロツーVSイチゴの真夜中の対決後には2人の間に深い溝ができてしまうのではないかと思っていました…!
むしろ、その後少しずつ信頼関係が築かれてきているようにも見えますし…!
確かに、ケロッとしてるほうがよりリアルかもしれませんね。
生々しい女の世界というか…笑
わー!
すごくわかります!!
ゼロツーとヒロが叫ぶシーンは、こちらまで気持ちが昂りますよね!
これぞロボットもの!!
アルミンお姉様の艶っぽいお声も、フィーネちゃんの癒やしボイスも、それぞれのキャラクターにばっちりはまってますよね。
どのキャラクターも声優さんたちの熱演が光っていて素晴らしいです!
わせたん、大当たり!
ミツルちゃん、フィーネさまと結ばれましたー
めでたしめでたし(フトシの失脚を転がりながら喜ぶ私も生々しい、黒生)
(最近モテてる)イチゴもそうですが、男に都合の良い女の子ぢゃなくて、(生々しい)現実味のある女の子を描くなんて珍しいアニメですね。
戦いの中でしか安らぎを得られない02ちゃんや、約束忘れたHEROちゃんといい、ニワトリたち、人の心をいぢくりまくっている?
ハカセなんとかしてちょーだい!
>あまのがわさん
いつもコメントありがとうございます(^^)
まさかこんな形でミツルとココロの関係が進展するとは!驚きでした…!
フトシは良いやつですが、ちょっと愛が重すぎましたかね…笑
あまのがわさんがおっしゃるように、ダリフラの心理描写ってすごきリアル寄りですよね。
特に女の子の心理描写には思わずうなってしまいます…!
七賢人たち(ニワトリたちw)、本当に怪しすぎますよね…
博士助けてー!!
現在11話の記事を執筆中なので、またそちらが公開された際には覗きに来ていただけるとうれしいです(^^)
貴重ご意見ありがとうございました!