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サイコパス3期6話感想・考察・解説!ピースブレイカーの正体とは?【PSYCHO-PASS 3】

皆々様こんにちは。

『サイコパス3』担当のgatoです。

前回は信仰特区に絡む宗教団体の対立、出島で行われている密貿易、行方不明となったシスター・陵駕(しのぎ)、彼女と久利須(くりす)やアウマとの秘められた関係、そして前任の監視官に絡む事故、公安局内に潜むキツネ…と新たな事件や謎が盛り沢山でしたね。

折り返し地点だっていうのに引っ張り回してくるよなー本当(笑)

今回は前回発生した自爆事件の捜査のため、炯(けい)と如月(きさらぎ)がヘブンズリープに潜入。

さらに灼(あらた)も事件を追う中、新たな真実と直面するようですね。

しかも外務省行動課が再び登場!

こりゃ熾烈な展開になることは必然なわけで(笑)

それでは、早速振り返っていきましょう。

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首謀者は久利須?

『サイコパス3』、第6話、久利須

©サイコパス製作委員会

信仰特区推進派やアウマの命を奪った連続自爆事件ですが、どうやら首謀者は第二の被害者と思われていた久利須のようです。

なんと部下に左腕を切断させ、被害者のように見せかけていたようですね。

…意外と単純な手だったか(笑)

『ハリー・ポッター』のピーター・ペティグリューと同じような手口でしたね(笑)

っつーか飛び散った肉片とか血液の量とか、切断面で生きていることはわかるんじゃないのか…?

まぁ、その辺は上手くやったのでしょう(笑)

そして久利須が起こした自爆事件は「作中の日本が入国者に行わせていたあらゆる犯罪を暴露させる」という目的の元で行われていました。

さらにこの計画は久利須・陵駕・仁世(にせい)・アウマが立てた計画であり、それを無理矢理実行したわけです。

計画の立案に関わっていたからこそ、陵駕やアウマは色々行動できたんでしょうね。

ただ、久利須が首謀者であるとはいえ、どうやら黒幕が別にいる雰囲気はありますね。

確かに久利須は熱心な開国論者ですし、末期ガンを患っているために焦って事件を引き起こすことも想像に難くありません。

でも、まぁ後述するトーリが運営するヘブンズリープの信者を利用している段階でトーリが、そして裁園寺(さいおんじ)が加担している可能性は高いでしょう。

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“サード・インスペクター”トーリと裁園寺

『サイコパス3』、第6話、裁園寺

©サイコパス製作委員会

今回明らかになったのはサードインスペクターがヘブンズリープ教祖代行のトーリであり、そして彼がコングレスマンである裁園寺の息子だったということです。

驚きが重なって最早唖然(笑)

トーリのミドルネームのSは「裁園寺」ってことだったのか…。

どうやら裁園寺は法斑(ほむら)を蹴落し、トーリをコングレスマンに上げようとしているみたいですね。

そのためにも信仰特区を巡る自爆事件を親子一緒に陰で操作している模様です。

ただ、トーリの振る舞いを見ていると私利私欲や野心のために動いている印象はあまりありませんね。

トーリは裁園寺のために事件を起こしている感じがしますし、ユーストレス欠乏症になった仁世に対しても尊敬の念を抱いているように見えました。

何より色相への執着ぶり(笑)

元々色相が悪化していたところを仁世に助けてもらったことを踏まえると、彼なりにヘブンズリープの、ひいては仁世のためを想って動いているところもあるかもしれません。

でもトーリに対して母親の裁園寺は…。。。

代銀(しろがね)の「略奪経済復活のためにニュータウンを国際ブラックマーケットの中継点にすることに賛成」という台詞を聴く限り、裁園寺の目的はこれのようですね。

略奪経済というと植民地政策などが思い浮かびますが、もしかしたら彼女の目的は日本を頂点とし、他の国々を事実上の植民地とする経済圏の構築かもしれません。

治安が不安定な各国を日本が搾取しまくる…みたいな。

だとしたら結構すごいこと考えていますけどね(笑)

また、裁園寺はトーリに捕らえられた炯に対して特別な反応を見せていました。

彼に対して「あのイグナトフの弟なのね」と言っていたところを見ると、どうやら輝(あきら)と面識を持っているようです。

だとしたら輝はビフロストに関わっていた可能性が高くなりますね。

それか、後述するピースブレイカーに加担していたかもしれません。

それにしてもなぁ(笑)

絶対に次回で裁園寺がトーリと一緒に蹴落とされて梓澤(あずさわ)がコングレスマンになる予感しかないんだよなぁ(笑)。

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「白」を狂信するヘブンズリープ

『サイコパス3』、第6話、トーリ

©サイコパス製作委員会

今回は仁世…正確にはトーリ率いるヘブンズリープの内情が明らかになりました。

いやー案の定ちょっと危うい教団でしたね(笑)

シビュラシステムや色相を絶対視する一方で、信心が足りない信者は「ボトム」、特殊な技術に長けたエリートを「ドクター」といった階級に分けているなど、階級社会のような構造を持っていることが窺えます。

おまけに色相をクリアにするため…見せかけてユーストレス欠乏症に誘導する治療プログラム「エターナルホワイト」を利用しているようですね。

そりゃ植物状態にしてしまえば色相もへったくれもありませんが…さすがにいきすぎだよなぁ(笑)

まぁそれだけヘブンズリープが色相…ひいては「白」を狂信していることが窺えます。

彼らからしたら、色相がクリアなことは悟りの境地に達していることに等しいのかもしれませんね。

一方で、いくらイカレているとはいえ、ヘブンズリープという組織が単純な悪役というわけではありません。

トーリをはじめ、色相が悪化した入国者にとってヘブンズリープが最後の受け皿になっているのは事実でしょう。

作中の社会では入国者をたらいまわしていたり、犯罪に加担させたりすることが多いため、ヘブンズリープのような組織も社会的に必要だといっても過言ではありません。

ある意味ヘブンズリープは、シビュラシステムが管理する社会における宗教のモデルケースだといえるかもしれません。

ただ、捕えた炯や如月に対する仕打ちを見ている限り、暴力的な行為は日常茶飯事のようですね。

とりわけ何かしらの薬を打たれたと思われる炯の今後が心配だ…。

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潜在するユーストレス欠乏症

『サイコパス3』、第6話、仁世

©サイコパス製作委員会

今回は久々にユーストレス欠乏症が出てきましたね。

ってか『サイコパス』において、植物状態といったら大抵これだったの忘れてた…(笑)

ユーストレス欠乏症、正確には「ユーストレス欠乏性脳梗塞」は第一期から出てきていた架空の病気です。

これは端的にいうと、過度のメンタルケアによって生存に必要なストレスすら失ってしまうと自律神経が侵され、寝たきりの植物状態になってしまうという病気です。

もちろん放置すれば命を落としますが、この病気は作中の社会においては都市伝説扱いされています。

いうなれば、表向きには存在していない扱いです(まぁ一部の人々には知れ渡っていますが)。

まぁメンタルケアを推進することで人心を掌握しているシビュラシステムにとって、メンタルケアをやりすぎると発症する病気の存在なんて不都合極まりないですからね。

まぁ『サイコパス2』では鹿矛囲(かむい)によってユーストレス欠乏症を治したシンパが登場するので、不治の病というわけではありません。

それにしても、色相のクリアを絶対視するヘブンズリープでユーストレス欠乏症が発生してしまったことは皮肉と言わざるを得ません。

密貿易の品…そしてピースブレイカー

『サイコパス3』、第6話、灼

©サイコパス製作委員会

前回は謎に終わった密貿易の商品ですが、今回でそれが銃器やそれに関わる精密部品を輸送されていたことが判明しました。

さらに梓澤とトーリの会話から「ピースブレイカーの生き残り」という言葉が出てきました。

この二点と『恩讐の彼方に___』を踏まえると、どうやらピースブレイカーは出島で密貿易を行っていた組織であることは固いようです。

また、ピースブレイカーの生き残りを指して「パスファインダー」と呼んでいたところを見ると、ビフロストの一員である可能性も高いようですね。

パスファインダーは「開拓者」という意味があることを踏まえると、どうやらビフロストにおいて「市場を開拓する」みたいな役目を与えられていたと考えられます。

一般的な会社に置き換えるとパスファインダーが営業マン、インスペクターが管理職、コングレスマンが役員、ラウンドロビンが代表取締役…みたいな感じでしょうか?

いずれにせよ、海外向けに密輸を行っているピースブレイカーがビフロストの下部組織なら、裁園寺や代銀が目指す「略奪経済の復活」とも親和性が高いですしね。

それに花城が「行動課の領分」という風にヘブンズリープと捉えていたことも得心がつきます。

彼女は元々ピースブレイカーを追っていましたしね。

また、自爆攻撃の第三(正確には第二)の犠牲者になったアウマ、首謀者と思しき久利須、姿をくらました陵駕、ヘブンズリープ教祖の仁世が密輸に関わっていたことが前回明らかになりましたが、彼らがピースブレイカーに加担していた可能性も高くなります。

さらに出島に在籍していたことが灼の父の篤志、裁園寺と関わりがあった可能性が高い輝も絡んでくることも予測可能…。

なんかめっちゃ一本の線につながっていくな(笑)

ただ、気になる点が二つ。

一つは「生き残り」という表現にあったように、ピースブレイカーはすでに壊滅している可能性が高いということ。

これは輝が命を落とす原因になったロシア船銃撃事件や常守が逮捕された事件が関わっていそうな予感がしますね。

そしてもう一つが故買屋がいった「精密部品が変な壊れ方をする」という証言。

わざわざ壊れるリスクが高いものを送るメリットがあるようには思えませんが…。

それに陵駕達が入国者に強いられていた犯罪を暴露しようとしてたことを踏まえると、ピースブレイカーも色々複雑な事情があることが窺えます。

前回の記事の予測した通りの展開になってくれている感じはしますが、まだ色々謎はありそうだ(笑)

サイコパス3期5話感想・考察・解説!公安局に潜むキツネは誰?【PSYCHO-PASS 3】
皆々様こんにちは。 『サイコパス3』担当のgatoです。 前回は東京都知事選に絡む事件が解決! 無事に都知...

コングレスマンとインスペクター

『サイコパス3』、第6話、梓澤と裁園寺

©サイコパス製作委員会

裁園寺と梓澤が二人で色々話していましたが、この会話も興味深いものでした。

まずインスペクターはその気になればコングレスマンになれる可能性があるという点。

梓澤がファーストであることが特別視されている描写がありましたが、それは彼が一番コングレスマンに近い立場だからでしょうね。

ただ、選ぶのはラウンドロビンだとか。

この点は適正で人の職業を選ぶシビュラシステムに近い印象があります。

また、彼が灼や炯と同じように「真実」を求めているという点も気になるところです。

そして裁園寺が言った「この社会でシビュラと対等なのはビフロストだけ」という台詞も興味深いですね。

てっきりビフロストはシビュラシステムの目を逃れて水面下で暗躍しているだけの組織だと思っていましたが、どうやらシビュラシステムと拮抗するだけの存在になっていることが窺えます。

梓澤と如月

『サイコパス3』、第6話、梓澤と如月

©サイコパス製作委員会

アウマの事件を聴いた際の動揺が原因で炯と一緒にトーリに捕まった如月ですが、どうやら梓澤とは色々因縁がありそうですね。

梓澤の口ぶりだと、前回如月に送られていた彼岸花の送り主はどうやら彼のようですね。

メッセージカードにあった「僕を忘れないで」という言葉や、梓澤の名刺を隠したことをを考えると、梓澤と如月には色々関わりがあったことが予想できます。

これは…如月が裏切るフラグか?!(笑)

でも炯にときめく姿を見せていたことを踏まえると、彼女が今回の事件のキーマンとして活躍しそうな予感もちょっとある(笑)

課長としての霜月

『サイコパス3』、6話、霜月

©サイコパス製作委員会

今回は霜月の上司として有能っぷりが描写されていましたね(笑)

灼が見つけた入国者達のために出島でのメンタルケアを手配し、炯を心配して感情的になる灼を叱咤しつつ、フォローも欠かさない。

おまけに炯を助けるために細呂木を動かすことも明言。

頼れるうえに部下想い!

いやーこんなに丸くなってしまって…面白くないじゃないか!(笑)

しかもあれだけ下に見ていた雛河に対しても、常守への執着を注意しつつ、「今の一係を優先しなさい」と真っ当な叱咤…。

『サイコパス2』の霜月に戻ってくれよ…(笑)

ただ、常守の逮捕を始め、これまで自分を支えてくれた仲間達の離脱が彼女をここまで変えたのかもしれませんね。

もしかしたら彼女とシビュラシステムとの関係も変化しているのかもしれません。

荒ぶる灼

『サイコパス3』、第6話、灼

©サイコパス製作委員会

後半は灼が荒ぶっている場面が多く描写されていましたね。

とりわけ自爆攻撃を仕掛けようとした入国者にデコンポーザーを使用した場面ではそれが顕著に現れました。

また、炯と如月が帰還していない状況でも焦りや苛立ちを垣間見せていたり、ヘブンズリープへの内偵を以前から進めていた花城に食って掛かろうとしていました。

これらの点を踏まえると、灼は「被害者が出る」ということを極端に恐れている節があります。

霜月は灼を「先輩(常守)に似ている」と称していますが、個人的に彼女より不安定で危険な感じがしますね。

ただ、潜在犯でも助けようとする常守と、やや過剰ながらも命を守ろうとする灼は確かに重なっているように見えます。

でもそんな灼の人間性が更なる暴走を誘発しそうない気がしてならない…。

「この国以外は」

『サイコパス3』、第6話、炯と舞子

©サイコパス製作委員会

舞子が夢に見た灼と炯とのやり取りも印象深かったですね。

どうやら炯、舞子は徴兵される輝のために故郷の戦争に身を投じたことがあるようですが、その時炯が言った「それが普通なんだ、灼。この国以外は」という台詞が重いですね。

作中の世界において、日本は唯一の平和な法治国家です。

だけど、それがかえって他国の人々との間に壁を作ってしまっている感じがします。

平和な国に生まれてしまったからこそ、悲惨な状況の中を生きる人に寄りそうことができない。

灼の正義感のベースにはこのことがある予感がします。

また、過去の炯が金髪だったこともちょっと意義深いですね。

恐らく帰化した際に少しでも日本人にみえるように黒髪に染めたのでしょうか。

そうだとしたら、それが炯の日本で生きる覚悟の現れなのかもしれません。

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『サイコパス3』第6話感想

『サイコパス3』、第6話、久利須

©サイコパス製作委員会

案の定ピースブレイカーが絡んできて、そしてそれがこれまでの物語やキャラクターのエピソードを全てつなげた感じがする回でしたね。

個人的には結構カタルシス(笑)

でも、手術を終えた舞子に危険が迫っていてハラハラするな…。

それに久利須の息子の羽利須(はりす)を公安局に渡してまで何かを成し遂げようとしている陵駕の行方にも注目です。

後、ピースブレイカーを出してきたということは、次回からこれまでの謎を全て解消していきそうな感じもしますね。

また、行動課が出張っているということは狡噛達の再登場も近い予感…。

トーリはヘブンズリープに「外務省のスパイがいる」といっていましたしね。

ついに新キャラクターと旧キャラクターが夢の共闘ですかね。

次回も見逃せないですね!

▼前回までの記事はこちらから

サイコパス3期 感想・考察・解説記事まとめ【PSYCHO-PASS 3】
『サイコパス3期』の感想・考察・解説記事を毎話更新していきます。 ...

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コメント

  1. てけり・り より:

    ダダダダッダダン♪ ダダダダッダダン♪。
    「I’ll be back.」
    と言えば、ターミネーター。
    にしても、…これ、アメリカの話じゃない?。

    ども、よろしく。
    略奪経済復活と聞いて真っ先に思い付いたのが、ターミネーター技術(または、ターミネーター種子。)。
    自家栽培できない遺伝子組み換え作物ね。
    この世界の日本にはハイパーオーツがあるし、胃袋をつかめば人類を支配できるかな?(男の胃袋をつかむのは肉じゃが?。私ゃ、チリコンカンがいい。)。
    後は銃の部品?。これは、シリアルナンバーの無いゴーストガンを思い出した。
    部品を各所で生産輸出、海外で組み立て、日本に逆輸入、ブラックマーケットで販売?。
    これ、足が付きにくいなぁ(そうか?)。でも、なんで三年で壊れる?。

    >「作中の日本が入国者に行わせていたあらゆる犯罪を暴露させる」という目的の元で行われていました。
    >久利須が首謀者であるとはいえ、どうやら黒幕が別にいる雰囲気はありますね。

    これね、久利須がアウマや陵駕を狙うとは思えない。ましてや陵駕は久利須の息子…、え~と、ハリスだっけ?、を預かっているんだぞ。(今は公安局だけど)
    恐らくは、栽園寺親子が(いや、トーリが栽園寺寄りだとは思ったけど、まさか親子とは…。)黒幕で久利須に罪を擦り付けるつもりだろうなぁ。

    うむ、武器の保管と輸出をシビュラの紐付きで無い移民者特区に用意できれば…、それが国際ブラックマーケットか?。(そして、それを牛耳るのがビフロスト?。)
    もし、移民が推進されれば、特区の存在自体が意味を失くす。
    ビフロストの特区。これの為に、移民反対をしてるのか?。
    ピースブレイカー(知らないけどw)とビフロストの為の移民特区、そしてパスファインダー(って、何?w)による開拓。
    こんな処だろうか?。

    >法斑(ほむら)を蹴落し、トーリをコングレスマンに上げようとしているみたいですね。

    そうすると、必然的に梓澤も敵に廻すと…。
    法斑、梓澤 vs 栽園寺親子…。あ~、勝負見えたね。
    >絶対に次回で裁園寺がトーリと一緒に蹴落とされて梓澤(あずさわ)がコングレスマンになる予感しかないんだよなぁ(笑)。

    そう、これこれ。w

    炯がなぁ……、メスカリンだかLSDだか解らんが、自白剤を五回ばかし打たれてるね。
    あれだけでタヒねる……。(もし、色相改善に幻覚剤が使われているとしたら、ユーストレス欠乏症処ではなく廃人だ。)
    後は舞子か…。ザンボット3なのか?。
    今回、自爆の人がデコンされたから舞子も……。(と思わせて、彼女、助かるんでしょ。ライターさんも冗談きついよね。あはははは…。…………、マジで頼むよ?…。)
    とすると、炯と公安局の面々との戦いもありか?。

    >トーリはヘブンズリープに「外務省のスパイがいる」といっていましたしね。

    法斑もシビュラのスパイ臭いんだが、これは考え過ぎか。
    それと、AIのホロ一件。あれがどうビフロストと繋がるか気になる。

    最後に。
    そう言えば、名前に、ふりがなが付ってあったけど、私が「名前、覚えられないー。」って言ってたからかな?。
    もし、そうなら大変ありがたいです。
    本当に、ありがとうございます。
    m(_ _)m
    それでは、次回も良い記事を。
    さようなら~。

    • gato より:

      てけり・りさんコメントありがとうございます!

      >略奪経済復活と聞いて真っ先に思い付いたのが、ターミネーター技術(または、ターミネーター種子。)。

      てけり・りさんが仰ったハイパーオーツや武器(それも高性能)といったものに加え、もしかしたら略奪を実現するための商売の一つが2015年の劇場版から行われているシビュラシステムの輸出…つまり「秩序の輸出」かもしれません。

      作中の世界は食料はもちろん、争いのために用いられる武器や戦いが収まった際に社会を構築するためのシステムが不足しています。

      そして日本はそこに付け入ることができる以上、略奪経済を実現して事実上の世界の宗主国になる…なんて絵地図もかけそうですね。

      そう考えると、てけり・りさんがいうように作中の日本はかつてのアメリカ的やイギリス的であるといえるかもしれません。

      >恐らくは、栽園寺親子が(いや、トーリが栽園寺寄りだとは思ったけど、まさか親子とは…。)黒幕で久利須に罪を擦り付けるつもりだろうなぁ。

      僕もそんなオチなのかなぁって思っています。

      久利須は利用されつつも、むしろ裁園寺親子を出し抜こうとしてる感じがしますね。

      陵駕はそれを理解しているからこそ、単独で動いているのではないかと思います。

      >ビフロストの特区。これの為に、移民反対をしてるのか?。

      あーなるほど。

      移民が推進されれば特区を作る必要がなくなりますし、移民の同化も加速しますしね。

      そうなれば移民という部外者を利用したビジネスが難しくなります(対象が日本人だからこそできないビジネスもあるわけですからね)。

      特区という自分達の利益を生み出す養殖場を作る方に彼らがメリットを感じることも納得です。

      それに特区を作って移民を囲い込むというやり方も民族多元主義的で彼らの思想の傾向に合致しますね。

      うーん、でもトーリは特区反対派で、裁園寺はその母親ってことを踏まえると、特区の設立それ自体はあまり重視していないのかな?

      ただ単純にシビュラシステムや外務省が実現しようとしている特区の構想とは別のビジョンを見据えているのかもしれませんね。

      >炯がなぁ……、メスカリンだかLSDだか解らんが、自白剤を五回ばかし打たれてるね。

      あの様子見ていると、むしろ炯が色相濁りそうですよね(笑)

      個人的に灼が色相を悪化させて炯と対立する展開を予想していましたが、意外とその逆なのかな…。

      >思わせて、彼女、助かるんでしょ。ライターさんも冗談きついよね。あはははは…。…………、マジで頼むよ?…。

      それ!本当にそれ!(笑)

      いやー…炯と舞子が揃って酷い目に遭う展開が予感されますよね…。

      逆にイグナトフ夫婦が酷い目に遭ったことで灼が暴走して…なんて展開にもなるのだろうか…。

      >そう言えば、名前に、ふりがなが付ってあったけど、私が「名前、覚えられないー。」って言ってたからかな?。

      管理人さんからもご指摘を受けまして、今回からのっけることにしました!

      実は僕もちょいちょい読み方忘れるので(笑)

      お役に立てているなら幸いです!

  2. 苔むす。 より:

    今回も書かせて頂きます(`・ω・´)ゞ

    物語の糸がかなり複雑に絡み合って、見えづらくなってきましたな。
    主犯格は誰なのか。
    森の中にある一つの木が犯人。
    探している木は一つだけ。
    そういう探し方をしていたので、真相からは大分遠ざかってしまいました。
    複数の木からなる犯罪計画だったのですね。
    いや、『犯罪』ではないか。
    これは移民という立場が弱い人間を使って富を増やす、
    その黒い錬金術のシステムを公にし、止めさせ、人々を救済しようとした、
    解放の戦いだった。
    自分の身を犠牲にして険しい道を切り開き、目的地へと漕ぎ着けようとした。
    今のところ、その思いは遂げられるだろうか?
    トーリと西園寺も関わっているのは、確かに明白。
    しかし、今回の解放の戦いに参加している理由は、
    恐らく信念ではなく、他の、もっとシンプルな動機。
    日本という島国の中だけで富の錬金術は限度がある。
    材料が足りないのです。
    足りないのならどうするか?
    無いなら有る所から持ってくればいい。
    その材料は、
    秩序があり統率された社会にあるモノよりも、
    規律が無く混沌として未熟な社会にあるモノの方が、
    安価で加工しやすく、そして簡単に利益を出せる。
    現実の世界でもかつてはイギリスやフランス、
    スペインなどが実際に行っていた植民地文化。
    その文化レベルでの搾取のお陰で、今日のヨーロッパ主要国の、
    繁栄と社会的幸福がある。
    それは紛れもない事実。
    西園寺とトーリはかつての貴族主義、あるいは開拓精神の持ち主。
    始めから解放の戦いを利用する気で参加していたんだろう。
    いや、トーリは違いそうかな?
    彼は母親とは違い、まだ良心的な部分を残していそうですね。
    良心的と言ってもそれは人間を人間として見ている、という意味ですが。
    でも色相への異常なこだわりと狂信的な教祖への愛情には、
    仰る通り、かなりの危なげを感じますw
    色相が悪化した入国者の受け皿としてヘブンズリープがある。
    これも同感です。
    自分としては、西園寺が入国者を利用する為、
    遠望としては、世界中の裏社会と繋がる巨大なブラックマーケットを作る、
    その野望の為に、そもそも最初からそれを計画して、
    入国者の受け皿となる宗教を作らせた、
    あるいは息子に入信させた。
    それはちょっと穿った意見ですかね?
    息子にヘブンズリープを仕切らせる為に狙って入信させた。
    うん、こっちの方が違和感無いですね。

    ビフロストとシビュラが対等、というのは、
    自分としてはちと安直というか、どうも突然な情報です。
    シビュラは完全無欠、とまで行かなくても、
    かなりの完成度を誇る社会統治システム、と思っていたのですが、
    自分の敵対勢力が育つまで放置していた、なんてことがあるんでしょうか?
    そんなもの、気配があっただけで潰しそうなもんですが。
    一応、思考の元はあのとっても頭の良い脳みその集まりなんですから。
    そこら辺はまた、後ほど解明されればいいですね。

    如月さんがとちったせいで捕まってしまい、
    ケイさんのとっても色っぽい姿を見る羽目になってしまいました(*´ω`*)
    潜入組の安否も気になりますが、自分は、
    ケイの奥さん、舞ちゃんが気になり過ぎます。
    どう考えても取り返しがつかない事態になりそう・・・・・。
    というか死にそう。
    そして如月が責任を感じてケイさんを支える。
    そんな未来がくっきり見える・・・・・。
    でもこの2人好きだからくっついたら、
    それはそれで嬉しい、というか、
    幸せになってくれ・・・・・。
    どこぞのバビロンでは如月さんと同じ枠の人がダルマにされたから、
    こっちではせめて幸福を掴んで欲しいのです(`・ω・´)

    それでは今回も長々と失礼しました。
    最後まで、読まさせて頂きますので、
    どうか、完走なさって下さい。
    それでは失礼します(`・ω・´)ゞ

    • gato より:

      苔むす。さんコメントありがとうございます!

      >その黒い錬金術のシステムを公にし、止めさせ、人々を救済しようとした、解放の戦いだった。

      久利須達の行動はそんな目的がしますね。

      今作から移民がピックアップされてましたが、今回の事件はその核心を示すものなんでしょうね。

      >日本という島国の中だけで富の錬金術は限度がある。

      裁園寺親子もそうですが、ビフロスト自体が更なる富の獲得に向けてより対外的に動いている印象がありますね。

      シビュラシステムは免罪体質者を通じて人間の精神の外部を開拓してきましたが、海外に自らを輸出することで自分達の秩序や思想の拡散を始めていました。

      そうすることが、彼らの進化に欠かせないプロセスだったのでしょう。

      そしてシビュラシステムがそのような方針を取ったからこそ、富を司るビフロストのような組織が拡大してきたのかもしれません。

      作中の日本は鎖国を通じて内向的かつ閉鎖的な雰囲気を漂わせていましたが、それでは本来的な進化は得られない。

      更なる進化を実現するには、いずれ対外的に開いていかなければならない。

      今作は移民やビフロストを通じてそんな転換点を描いているのかもしれません。

      >その野望の為に、そもそも最初からそれを計画して、入国者の受け皿となる宗教を作らせた、あるいは息子に入信させた。

      「穿った意見」とおっしゃっていましたが、結構的を射た推察だと思いますよ(笑)

      そもそもピースブレイカーにビフロストが絡んでいたのなら、彼らが隠れ蓑として宗教を選んだ可能性は高いですし。

      ただ陵駕達当事者は本気で移民を救いたいと望んでいたこと、本当に信仰で色相をクリアにしたトーリがヘブンズリープへの思い入れを強めてしまったことが、ビフロストの想定外だったかもしれませんね。

      >自分の敵対勢力が育つまで放置していた、なんてことがあるんでしょうか?

      確かにシビュラシステムがビフロストの存在にここまで気づかなかったのは違和感がありますね。

      免罪体質者だと分かればすぐに捉えようとしたり、自分達の欠陥を証明してしまう鹿矛囲を始末しようとしたり、かなりスピーディーに動いていたこれまでの姿を見ていると不思議な感じがしますね。

      それだけビフロストが巧みに水面下で動いていた、あるいはシビュラシステムの想定を超える組織だった、はたまたシビュラシステムがバックにいる組織だったか…なんてオチはありそうですけど。

      >如月さんがとちったせいで捕まってしまい、ケイさんのとっても色っぽい姿を見る羽目になってしまいました(*´ω`*)

      ちょっとあざとかったですけどね(笑)

      女性ファンは黄色い悲鳴をあげていそうですけど(笑)

      >でもこの2人好きだからくっついたら、それはそれで嬉しい、というか、幸せになってくれ・・・・・。

      推しますねぇ(笑)

      でも僕も如月と炯の行く末はちょっと気になるところです。

  3. 名無し より:

    その辺上手くやった、との事ですが、
    久利須は自身の腕の切断と併せて、
    ベッドに寝かせた部下を自爆させていたので十分誤魔化せるかと

    • gato より:

      名無しさんコメントありがとうございます!

      >ベッドに寝かせた部下を自爆させていたので十分誤魔化せるかと

      確かにそれっぽい描写がありましたね。

      うーん…でもDNAとかが明らかに違う遺体があることは作中の技術があることを考えるとすぐばれそうなんだよな(笑)

      まぁ久利須としては初めから時間稼ぎ程度の工作のつもりで腕を残したのかもしれませんね。