殺戮の天使9話考察・感想！レイチェルの自己愛＆ザックは化け物？

投稿が遅くなり申し訳ありません(´･_･`)

殺戮の天使9話「There is no God in this world.」の放送が終わりました！

もう9月に入り、夏アニメもいよいよ終盤に入ってきましたね。

それぞれの作品がどのような結末をどのように迎えるか、それによってアニメの印象も変わってくるのでこの時期は何気に好きだったりします。

前回、レイチェルはグレイの試練を受け、そして瀕ﾀﾋのザックはﾀﾋんだはずのダニーの再登場でコ口されてしまうのか・・・？という終わりでした。

そこからの今回、ダニーはザックに対して敵対する様子でしたね。

そしてグレイからレイチェルの行動は神への誓いを言い訳にしたただの自己愛だと言いつけられ動揺するレイチェル。

ザックの瀕ﾀﾋや神の不在を言われたことが重なり、いつになく狼狽えているレイチェルが今後どのような打開を試みるのかが楽しみだなと思いました。

ダニーの今後の果たす役割

前の考察でダニーはザックを助けるか、コ口してしまうか。と予想していました。

どうやらザックはダニーと敵対し、レイチェルの眼を手に入れるためなら助けもするしコ口しもするようです。

そんなダニーでしたが今後どういう活躍をするのか予想したいです。

まず一つ、ダニーのセリフでこんなものがありました。

ダ「お前なんかに彼女の瞳をやるものか！彼女の瞳は僕のものだ！ずっと見てきたんだ…！」

ずっと見てきた、とあるように、レイチェルが生贄となる以前からダニーはレイチェルと関わりがあるようなので（カウンセリングの時？）その時の様子を告白するシーンはあると思われます。

演出的に、レイチェルに言って、あの時のように戻ろう的なことを言うのかな？

そして二つ目です。

活躍、という訳ではないのですがダニー先生の末路としてレイチェルにコ口されてしまうのではないのかなと思いました。

おそらく次の話でレイチェルとザックが遭遇する展開になると思うのですが、この状態で二人が出会うと、まあダニー先生危ないかなあと思います（笑）

ダニーをコ口してしまうことで、グレイのレイチェルに対する審議も黒と結論づけられたりするかもしれません。

レイチェルの行動は自己愛に満ちたものなのか

グレイはレイチェルの行動に対してそれは自己愛に違いないと主張しました。

論理はこうです。

レイチェルがザックを助ける理由はザックがﾀﾋぬと困るからで、困るのはザックが自分をコ口してくれると神に誓ってくれたから。

そしてその誓いが神の御心に背いていた時、これまでのレイチェルの行動は神のためと言えなくなる。

うーん、確かにこうして考えるとレイチェルの行動は自分のためっぽいですよね。（笑）

基本僕は主人公は正義と思っているし、この世界において神への誓いがどういった意味を持っているのか正確に把握できていないのですが、グレイに言われるとそんな気がします。

正義の名のもとに戦争を仕掛けるてきな？感じでしょうか。

神への誓いを立てそれを守るためならどんなことをしてもいいかと言われるとそれは違うと思いますし暴力的だなとも感じます。。。

ただ、冷静に考えると。

レイチェルが暴力を振るっているのは自分をコ口そうとしている者に対してのみです。（笑）

しかも訳も分からず生贄になってしまった状況において。

なのでレイチェルの行動は自己愛によるものではないと思いますが、これは物語の外からの主観的な判断な気もします。

あくまで展開予想なのですが、レイチェルのこの悩みはザックが格好よく解決してくれそうな気がします。

神はいないとザックは言っていましたし、自己愛ではあるが、それの何が悪い？的なことを言いそう。

ザックは化け物？

「俺は化け物なんだよ。化け物はそう簡単にくたばらねぇ。そうだろ？」

と言うザック。

最初は傷が大きく心配するレイチェルを安心させるためにそう言っているのかと思いました。

また、8話で子供ザックが幸せそうな連中を絶望させたいという自分の気持ちを悟った時に自分を化け物だと言っていたのでそういう感性的な問題なのかとも思いましたが、その後レイチェルがザックは人間じゃないの？とわざわざ聞いています。

ザックは自分はまともで普通だと（よく分からないことを）言っていましたが、人間だとは決して言いませんでした。

となると本当に人間じゃないのか・・・？

第5話のザックの回想シーンです。

「生かしておきゃ、あんなバケモンでも使いようでいい道具になるんだ」

「なるほど、便利なものね」

これは孤児院の両親がザックにﾀﾋ体を埋めさせている時の会話です。

この時から化け物と呼ばれている・・・？

と考えると、ザックが自分を化け物だと言う理由は別にあるのかもしれません。

ザックの包帯

予想をする時に難しいのが、世界観としてどこまで許されるのかといったことで、「ザックは実は人間でなくアンデットでした！」とか言われたらほえーとはなりますが、もう世界観ごと揺らいでしまいます。

あくまで現実をベースに、化け物が何かの比喩だと考えた時に一番怪しいのは子供の時から付けてる包帯ではないかなと思います。

レイチェルが包帯を取り替えようとした時に、怯えたようにそれを拒みました。

怪しい。。。

予想です。

といった場合、化け物と呼ばれるに値するかとは思います。

だから、ザックは子供の時から化け物と呼ばれていたし、自分を化け物だと言っている。

今の所一番妥当かなと思います。

ザックが神はいないと言った訳

ザックの生きﾀﾋにで必死になるレイチェルに対して、それはなぜかと問い、神に誓ってくれたからとレイチェルは答えます。

それに対して、「嘘ではないが、神はこの世にいない」とザックは言いました。

自分なりに考えたのですが、

ザックのレイチェルをコ口すという神への誓いが、レイチェルを苦しめているように感じたから、この世に神はいないといったのではないでしょうか。

また、何に対しても神を基準に考えるレイチェルに、自分の意思を持ってほしいと思ったのかもしれません。

そういった理由から、神はいないと言ったと考えるのが妥当かなと思いました。

また、もう一つ気になったのが、レイチェルが「なぜだか分からないけどザックは神に誓ってくれたからだけじゃない、他の誰かに誓われても駄目。」と言っていた点です。

なぜザックは特別なのでしょうか。

ビルを上がる過程で思い入れができたから、というなら分かりますが、もしかしたら1話で出会う以前に何か関わりがあったのかもしれません。

例えば、レイチェルもザックと同じ孤児院の子供だったとか・・・？

それともザックの過去、生い立ちに自分と似通ったものを感じたから？

そう考えると、まだ明らかになっていないレイチェルの過去回想がより気になります。。。

殺戮の天使9話感想

ということで9話が終わりました！

テレビ放送は残り3話となります。

いよいよ終盤に入り、論理的、倫理的にレイチェルを追い詰めるグレイとどう決着をつけていくのかが楽しみだなと思っています。

今回今まで以上にザックを気にかけているレイチェルが（ザックのことを何も知らないと言ったり、部屋を綺麗にした方が良いと言ったり）、今後ザックに対してどういう感情を抱いていくのかも見所です。

恋愛的な感情は・・・さすがにないかな、あったら嬉しいけど（笑）

次回の10話、「The witch trial shall start.」（魔女裁判が始まる）もお楽しみに！

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