殺戮の天使、第7話「Who are you?」の放送が終わりました!
担当のグリーンウッドです。
今回の第7話、レイチェルの過去や罪、自身は何者かといった放送開始したときから気になっていた”レイチェル自身の謎”に対して解き明かしていくような話になっていましたね!
これまで毎話考察してきましたが、それの答え合わせになるかなーとか思いました。
B3フロアでザックについて深堀りされていたので、B2フロアではザックはお休み(気絶)でレイチェルに焦点が当てられるようです!
(ザック、あの出血量は普通に致タヒ量じゃないか・・・?笑)
B2フロア主のグレイさん、今までと違って人格的には(今の所は)まともでしたね〜(笑)
よかった。
では、考察点をまとめていきます。
目次
B2フロア主、グレイについて
今回ザックとレイチェルがたどり着いたB2フロアのマスターは、教会の神父を名乗るグレイでした。
「私は君がどのような者かまだ判断しておらん。君がどういった人間かわからないのだから、闇雲に裁きを下すような真似はせんよ」
とレイチェルに言っていたように、あくまで相手を理解し、その上で裁きを下すようです。
今までのフロア主はレイチェル、ザックの過去を知った上で問答無用でコ口しにかかっています。
きっとレイチェルのことも履歴書的なもので知っていそうですが、まだ判断しかねるということは履歴書を鵜呑みにはできないと思ったのかもしれません。
例えば、サツ人を犯したという記述があっても、それは正当防衛かもしれないみたいな。
そう考えると、このおじさん良い人なのでは・・・?(笑)
グレイの煙と本の関係性
ピンク色の煙、甘い匂い。
このおじさんの特殊能力か?みたいに思いました。
公式HPのグレイの紹介文に、「彼に近づくと、不可思議な出来事が起こるようになる。」とあります。
実際レイチェルの意識が朦朧としていたり、場所が転移?していたり、幻覚(血文字や絵画)を見ていたりしました。
これはきっと煙が原因でしょう。
仕組みとしては意識を奪った上で見せたいものを見せる薬のようなものかとは思いましたが、どうなんですかね。
視点を変えていつこの煙が出ているのかに注目すると、それはグレイの持っている赤い本(教本)が開いている時だと確認できました。
実際、エレベーターでレイチェルが意識を失う瞬間は本が開いていますが、
レイチェルと初めて対面した時やエレベーター内でどうしてザックを助けるのかと聞いていた時は本が閉ざされていました。
となるとグレイ自身の能力というよりも、その常に手に持つ教本の効果なのかもしれません!
その場合、グレイを倒すことになったらまず本をどうにかしないといけないんですかね。。。
グレイは各フロアマスターの雇い主?
グ「止血剤かね?それはザックが必要としているのだな?」
レ「どうしてザックを知っているの?」
グ「当然だ。私は彼らのことを誰よりも知っているのだから」
これはレイチェルがグレイに止血剤を求める際の会話の内容です。
このグレイの最後の”彼ら”と”誰よりも”に着目すると、
→今までのフロア主
・誰よりも
→グレイがサツ人鬼たちをスカウトしてこのビルのフロア主として雇ったから誰よりも知っていると言えるのではないか
と考えられます。
おそらくビルのボス(神様?)はB1にいるでしょうから、グレイはそのボスを補佐する立ち位置の人間で、ビルの運営にも関わっている人間である可能性があります。
今後グレイとの会話の中で、彼がこのビルについて詳しく話してくれることを期待します。
レイチェルに対して記された問い
神が望むのは穢れも無く偽りも無い者。己に問え。己が何者か。
望まれる生贄か。それとも天使か。はたまたそれ以外の神の救いを求める者ならばーー
すべてを晒し、懺悔せよ。
レイチェルがピンク色の煙で意識を失い、目が覚めた先にあった本に記された問いがこれになります。
今までの話でも少しづつ触れられてきましたが、今まではスルーされてたような気がします。
やっと焦点が当てられた…!
パッと見た感じ何を言っているんやって感じなのですが、
・レイチェルの罪とは
・レイチェルの懺悔とは
に分けて考察していきたいと思います。
レイチェルは何者か
まずこの質問で投げかけられているのは「生贄か、迷えるものか、悪魔か」です。
それに上での質問での「天使」を加えると、
・迷えるもの→罪の所在が不確定で、フロア主による裁きを待っている者
・悪魔→罪を犯した上でこのビルに囚われたが、裁きを下すフロア主にも危害を加える者
・天使→タイトルの殺戮の天使のことを指し、裁きを下す側の人間(罪を犯した者をコ口す?)
という風に考えられると思います。
とするとどれも違った人物像になると思うし。
今までの話から、レイチェルはどれに当たるのかと考えると、悪魔であり天使なのかなと思いました。
悪魔であるのは理由はどうあれ今までフロア主をコ口してきたからで、天使であるのは罪を犯した親をコ口した過去がある(まだ不確定ですが)からなのではないかと思います・・・。
(レイチェルが親をコ口したかどうかといった考察は6話の記事とこの記事の少し下を参照してください。)
実際にフロア主を手にかけているのはどれもザックなので、悪魔がザックで、天使がレイチェルを表しているのかもしれません。
そしたら天使と悪魔のコンビということになって面白いかなあとも思います。
また無知なるものか?己を偽っていないか?といった質問もありますが、これは自身の記憶が確かかとか、自分が犯した罪をありのまま受け止めているか問いったことを聞いているのかと思いました。
レイチェルの罪とは
「罪を吐き出せ、それが分からぬのなら…引き裂いて、引き摺り出せばよい」
ということで己は何者かという質問の一環ではありますが、レイチェルの罪をはっきりさせようぜ!と言ってきました。
「罪を消してしまったのか?それとも、罪と気付いていないのか。己を見失った罪ならば、再びそれを完遂させ、そこから流れ出た罪を受け止めろ。」
と言われ3枚の絵に囲まれた部屋に閉じ込められてしまいました。
そしてその後に現れた1枚の絵画。
いったい何を、そしてどういう罪を表しているのでしょうか。
3枚の絵画が表すもの
この3枚の絵画、題材は「蛇」「少年」「銃を持った狩人」です。
お察しの通り、声も聞こえてきましたし、蛇=B5フロア主ダニー、少年=B4フロア主エディ、銃の狩人=B3フロア主キャシーを表しているのかと思われます。
これを引き裂いて罪を吐き出すということは、向こうが先にコ口そうとしてきたとは言えコ口してしまったことが罪なのでしょう。
羊の家族が表すもの
その後に出てきた「3匹の羊の家族」の絵画。
なぜ羊なのか、旧約聖書によると羊は人類の罪を身代わりとして背負う象徴とされていたらしいです。
そこから出てくるレイチェルの両親…
間違いなくこれはレイチェルの家族を表します。
これを引き裂いて罪を吐き出すということは、やはりレイチェルは自らの手で両親をコ口したのではないかと思います。
「レイ…レイ…こっちにおいで」とも言っていますし。(こっち=地獄?)
レイチェルが両親をコ口したのかどうかの考察は、前の記事でもしているのでよかったら読んでみてください!
6話では、コ口したのは父親の方だけかと思ったんですけど、どうなんですかね。
前にレイチェルが銃を撃つ直前にフラッシュバックしていた映像、今回のと合わせて父親で間違いなさそうですね。
でもきっと、ザックと同じように意味もなくコ口したりは決してしないでしょうから、きっと相応の理由があるのでしょう。
親を手にかけた、という点で二人に共通点があるのも、コンビとして面白いなと感じました。
それに、1話ではあんなに大切そうに思っていた両親よりも即断でザックを想ったことがどこか嬉しく感じました。(記憶が戻った影響もあるでしょうが)
レイチェルの懺悔とは
お前の懺悔とは何だ?救われたいと懺悔する汝の心は真か?
罪を罪だと神に捧げることが出来るか?
だが、それ以前にお前には罪の心が見えぬ。救いを求めるのであれば、罪とは何かをここの場で示せ
というパイプオルガンの鳴る部屋に置かれた本の問い。
罪として天使を穢す(天使の絵画に血をぶちまける)ことを示したレイチェル。
すると部屋から解放されました。
ということは、天使=殺戮の天使=フロア主と考えて、フロア主をコ口したことが神に捧ぐべき罪で懺悔の対象なのでしょう。
それが見えないとは、まあ悪いと思ってはいないということでしょうか。
向こうからコ口そうとしてきたのでまあ当然かもしれません。(罪は罪ですが)
救いとはこのビルからの脱出かなと思います。
それがここの神に求める救いで、その後に自分をコ口すという救いはザックに求めるもの。
そんな風に解釈しました。
レイチェルの取りに行く止血剤
グレイからザックを守るレイチェルの表情可愛い・・・
ということでグレイと一緒にB5のダニーの部屋に戻って止血剤を取りに行くことになりました。
そのためにレイチェルは各B3、B4、B5で試練を受けないといけないようです。
次の2話分くらいはレイチェル単独でこの試練をクリアしていくという話になりそうですね〜。
一体どんな試練が、どんな意図を持って課せられるのでしょうか。
きっと意味があると思うので期待したいです。
それと、ザックからB6の自分の部屋に行ってナイフ取って来いって言われましたね。
このナイフ、OP映像でレイチェルが持ってるやつでしょうか。
鎌の代わりに自分が使うのでしょうか、レイチェルに使わせるのでしょうか。
また、ザックの部屋にザックの何かが隠されているかもしれません!
B4で課せられた試練の意味
グレイ「そんなキャシーがなくなり、後悔と救済を求める者はこのフロアを彷徨っているかも知れぬ」
B4の試練はエレベーターの電源入れて!ってことらしいですが本題はこっちなのかなと思いました。
キャシーがなくなった代わりに、レイチェルが後悔と救済を与える。
言わばなくなったフロア主の、殺戮の天使としての仕事を実行するというのがグレイの課す試練の正体ではないかと考えました。
「あぁ、邪魔だな」「消さなきゃ、お願い、私の邪魔をしないで」
と言ってゾンビたちを躊躇なく撃つその姿格好よかったし、冷静に物騒なこと呟くその姿に惹かれました。
この試練を通して、レイチェルは”殺戮の天使”になるのかもしれません。
殺戮の天使第7話感想
ということで殺戮の天使7話「Who are you?」の考察は以上です!
ザックを助けるために奮闘するレイチェルの姿や、明らかになるレイチェルの罪、また謎多きグレイの登場と、謎的な意味で言えばなかなか盛りだくさんな内容だったかなと思います。
レイチェルの罪を明らかにしていく過程の演出とかも凝っていて、見ていて引き込まれました。
次回の8話は「Yeah…,I’m a monster.」ということで、今回の質問のレイチェルの答えなのでしょう。
モンスター・・・
最後に現れていたレイチェルの残忍性とか冷酷さが加速していくのでしょうか・・・。
ザックがいない分、そしてザックを思う分より暴走してしまわないか不安です。。。
ですがB4、B5の試練がどんなもので、それをレイチェルはどう切り抜けるのか、楽しみです!
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