ごきげんよう。模造紙です。
前回記事で、皆月意味不明・二転三転しそうな気配…とか書いてたら
トンデモナイ展開になって参りました…!1
マーケットメイカー首領である皆月が全てを操っているのかと思っていたら、どうやら彼も黒幕に踊らされている駒のひとつに過ぎなかった様子…。
今回は、皆月を裏で操る人物について考察を進めていきたいと思います。
注意!
この記事では、B: The Beginning7話までを視聴した感想、およびストーリー展開の予想を始めとした考察を記しています。
最終話まで一度視聴した末に、振り返って内容を考察しているわけではありません。
あくまでも初見の立場からの.見解になりますので、ご了承いただければ幸いです。
王立警察署長室にいた人物とは?
サツ人容疑をかけられたキースを検挙するため、本部長と背を向けて窓辺に立っている人物に釘を刺されていたエリック。
どこの組織でも、上層部の人間というのは多かれ少なかれクセが強いですね。
この長髪の背を向けた人物、警察の偉いさんが敬語で話しかける…ということは、立場的には対等かそれ以上であることがわかりますね。
話の内容からマーケットメイカーの構成員だと推測でき、服装や立ち姿、髪型から皆月ではないかと思われます。
見覚えのあるサングラスがチラ見えしている…
あれ?これってライカがかけていた眼鏡に似ているような…下部分が少し見えているだけですが、特徴的な色合いが印象的で忘れられない…。
マーケットメイカー代表である皆月ではなく、どうしてライカが署長室に居たのか?
しかも外見の特徴を皆月のそれに寄せているのには理由がありそうですよね。
すぐ後の場面で、皆月は拘束されている
後述する内容と重複しますが、署長室のシーンのすぐ後に皆月は拘束されて、何者かに腕を切断されています。
恐らく時系列的には、同時刻か近い時間帯で進行していると考えるのが自然なので、署長室にいた人物は皆月であるとは考えにくいです。
ライカが皆月を装っているのは何故か
組織内で首領として命令を下すのは皆月だが、外部との接触や交渉部分はライカが請け負っているというケース。
もしくは、皆月がマーケットメイカーの首領であるという認識自体が間違っていたという可能性も。
「皆月率いる組織」がそもそもミスリードで、皆月本人も自分が首領であると暗示や洗脳されていたという考え方もできますね。
そうすると、ライカが一気に怪しい人物に見えて来てしまうわけですが…。
スポンサーリンク皆月の腕を切断したのは誰?目的は?
7話終盤、組織のトップ皆月がなぜか拘束されているという急展開。
対面している相手は不明ですが、意味深な台詞が数多く飛び出しました。
レグルス、と皆月が呼んだ人物
レグルスとはしし座で最も明るい恒星で、「王」の意味を持っています。
というか、カノープスに引き続きまたもや星です(笑)
その相手に向かい、碑文をただひとり解読した預言者とか。過去を知り未来を見据える存在と、皆月は称えるのですが、7話まで物語を見た感じだと、これを為した人物ってカノープスではないのかと疑問が生じます。
黒羽の幼少期の回想では、キースではないある人物がカノープスと呼ばれていました。
道を示す年長者で碑文の解読者(実際はキースが解読したが、対外的には父が読み解いたことにしていたのではないか)と言えば、キースの父親のヒース・風間・フリック。
実は、ヒースが生きていてマーケットメイカーを裏で操っていたパターン?
カノープスは世代交代で息子に譲って、さらに上位階級としてレグルスと名乗った…というのも流れとしてはあり得るかもしれません。
しかし黒羽視点の過去回想では、ヒースはマーケットメイカーを快く思っておらず、しかも絶命したと感じさせる描写もあったので、実は組織の中枢にいたっていうのは若干無理やり感がありますね。
腕に残った銃弾を回収するのが目的だった?
キースがぶっ放した銃弾。
皆月やその周辺のメンバーは人間の放つ攻撃で傷を負う訳がないとの如く、キースの攻撃を軽く見ていたようですが…。
どうやら、対マーケットメイカー用の特殊な銃弾だったようですね。
これもキースの父親が開発したものなのかな?
神の子や守護者に使いはしないものの、廃人同然の失敗作…と揶揄された兆しの子に対しては、騒動が発生した時に事態を鎮静化する場合にこういった武器が必要だったというわけなのでしょう。
負傷した皆月の腕を切り落とし、傷を負わせた原因である銃弾を回収&調査していると見るのが自然ですね。
口元しか見えていないが…ギルバートじゃないの?
▲CV森川さんだから主人公の友達では終わらないだろう説(笑)
なんとなーくですが…一瞬映った口元がギルバートっぽく見えるような…。
まぁ、結局はシワがそれっぽいってだけなので、口元でと言うならばヒースでも当てはまるんですけどね。
今の時点では、マーケットメイカーを裏で操る人物は、ヒースかギルバートではないかと考えています。
スポンサーリンクB: The Beginning7話の感想
完全無欠の悪役に思えた皆月でしたが、ここに来て、裏で暗躍する別の存在が見え始めました。
前回、重要な根っこの設定部分が明らかになりましたが、黒羽の過去回想でもサラッと大事なことが明かされていたりと、状況を整理するのが困難になりつつありますね。
とりあえず、黒羽は神の復興計画から生まれた「王」で、他の子ども達はスペア(王の体のパーツの替え)という認識でいいのかな?
研究所を燃やしたマーケットメイカー達は、王の身代わりやスペアとして生きることを拒んだ故に、黒羽を消滅させるor力を削ぐための行動を起こしたってことになるのだろうか。
「俺の目には記憶を操作する力がある」なんて超重要な秘密をサラッと話し始めるし(そういう伏線はもっと序盤から分かり易く導入しておいてほしい!)、これからも拾いずらい伏線が所々散らばっていそうな予感。
あ、あと、エリカはキースの妹みたいですね。
ヒースの手帳に、キース/エリカって記述があったので。父親に向けて子ども達がプレゼントしたってことですよね。
次回は、黒羽のすべてが書かれているメモの内容が明らかになりそうですし、また一気にストーリーが進行しそうな気配で楽しみです。
それでは8話の記事でまたお会いできますように!
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コメント
いつも楽しみにしてます!
飛行船から降ってきた槍ってアメリカの宇宙兵器の神の杖が元ネタですかね?
一緒に攻撃受けて、よりダメージが多かったのが、カムイ(神威)なのが皮肉ですね(笑)
>morukotetuさん
いつもコメントありがとうございます!
「神の槍」恥ずかしながら存じ上げなかったので、グーグル先生に教えてもらいました(笑)
これはヤヴァイ兵器ですね…!!確かにここからヒントをを得た攻撃かもしれません。
さすが着眼点が素晴らしいです。
元ネタについて教えて頂きありがとうございました(^^)
イタリアなのになんか和風の家出てきたり…雰囲気重視なんだろうけど
アメリカの刑事モノドラマ見すぎてるせいか、こういうオサレ雰囲気にどうも馴染めない。
昔どっかの漫画家が、「ファンタジーにする、ぶっちゃけとどうにでもできちゃうから反則だよな」って言ってたけどなんか今は分かる気がする。
>名無しさん
コメントありがとうございます。
確かに、いろんなテイストが混在していた不思議な感覚に陥りますね。
海外アニメファンに受けるように作られたという話もありますし、
日本発ならではの要素を入れたかったからなのでしょうか?
キースパートがリアリティ重視していただけに、黒羽関係の何であり感のギャップが凄まじく賛否が割れそうな感じです。
オサレ雰囲気を楽しむアニメと言えばそれまでですが、下地が良いだけに惜しいですね。
面白いお話ありがとうございました!