一つの所に命を懸けよ。
はいど~も! アンゴルモア元寇合戦記担当のロシアスキーでございますっ!
きましたよきましたよ! ついにアンゴルモアの第1話がやってきましたよー!
事前記事でも書きましたが私は歴史とか合戦とか大好きなので! すっげぇ楽しみにしてましたよー!
今年の夏アニメは個人的に大豊作なのですが、その中でも1、2を争う期待度でしたから。えぇ。
↑夏アニメで記事が作成される作品はこちらをチェック!
記事を書くのも気合が入ろうってもんです。
ではでは、さっそく語っていくといたしましょう!
スポンサーリンクアンゴルモア元寇合戦記1話 あらすじ
PVの時から徹底して純和風の世界をばっちりと仕上げてきた本作。
第1話冒頭からがっつり視聴者の心を惹き付けてきてますねぇ。
以下、あらすじです!
嵐を乗り越え着いた島で迅三郎たちは輝日という女性に『この島を守るための捨石になれ』と言われる。
襲来するという蒙古軍との戦いに対し流人たちは当然乗り気ではなく……。
という感じでこの第1話はバトルシーンとかないかなー、なんて思っていたのですが。
そんなことなかったですねぇ……。いや、むしろありがとう。
結構サクサク進んでる感じなのかな? 何はともあれ展開が速いのはいいことですな。
さて、早速解説などに移りましょう!
スポンサーリンク迅三郎はなぜ火を点けたのか?
多分ここ、分かりづらいポイントだったのではないかなー、という点の一つですが。
牢を出た迅三郎はなぜ火を点けて火事を起こしたのか、という点ですが。
これは恐らく他でもないさらわれた輝日を見つけるため、ですね~。
というのも、電気など無い時代の森の中というのは本当に真っ暗で松明程度では闇を照らすのには不十分です。
なので恐らく迅三郎は火事を起こし、大きな火の明かりでもって森を照らしたのではないかと思われます。
とはいえそのやり方はどうかとも思いますが……結果として輝日を速やかに助けられたのですから、迅三郎の判断能力の高さがうかがえますね。
↑主人公がしていい顔ではないけどな!w迅三郎の犯した罪とは?
主人公たる迅三郎は鎌倉武士でありながら何らかの罪によって流人となり対馬に送られました。
これ、なかなか大変なことだと思うんですよね。ただの罪人ではなく元鎌倉武士でありながら対馬に送られてしまうっていう。
現代風に分かりやすく言うなら『警察官が裁かれて刑務所に送られる』くらいの感覚でしょうか(ちょっと違うかな?)。
そう考えると結構重大なことのように思えますよね。滅多にあることではない、といいますか。
さてここで疑問なのですが。迅三郎はどんな罪で流人になることになったのでしょうか?
今回の話の中で迅三郎は自分の罪を『流罪で済む罪状ではない』と言っています。つまりかなりのことをしでかしてしまったということが考えられます。
ここでは色々なことが考えられますが……あくまでも推理の段階ではありますが私は一つの答えに辿り着きました。
それはズバリ。『自分の主君(あるいはそれに近しい人物)を手にかけてしまった』のではないでしょうか。
鎌倉時代といえばいわゆる「御恩と奉公」という思想・概念が浸透した時代であります。
御恩だの奉公だのと字面にしてしまうと堅苦しい印象ですが、雑に言うなら今の日本社会も似た様な物といえますね。
『雇用主』に対して『従業員』は職務をこなし、会社の発展に尽力する。これがいわゆる奉公です。
そして『雇用主』はその『従業員』の働きに対して給料などを払う。つまりこれが御恩です。
雑に言ってしまえば鎌倉時代にはビジネス関係を明確にした主従が成り立っていたわけですねー。
まぁ現代社会における雇用と労働の関係以上に、凄まじく責任の重い物であったとは思いますが……。
何が言いたいのかと言いますと。鎌倉時代という時代を考えるにあたりその御恩と奉公というものは切っても切れないものである、ということです。
ましてや迅三郎は元鎌倉武士。まさにその御恩と奉公の只中にいた人物と言えます。
鬼剛丸の言葉や迅三郎の口調から察するに迅三郎はかなり海賊討伐で名を上げていたと推測できます。
そんな武将が流罪ですら足りないというほどの罪を背負うとなると……武士にとって最大の過ちでもあろう、主君への裏切りなのではないか。
私はそう考えました。と言っても現状まったく情報が足りていないので時代背景から考えただけの推理ですけどね。
この迅三郎の罪に関しては本編中で明らかになるであろうと思いますので。今はもやもやしながら色々考えるのが楽しいかもしれませんね。
スポンサーリンク迅三郎の記憶の中の女性の正体は?
この第1話の中で、迅三郎は何か記憶の中……女性の姿を思い返しているような描写がありました。
特に1話ラストでは気丈に振舞う輝日の姿にその女性の姿を重ねて見てしまう様なシーンもありましたね。
この記憶の中の女性……というか、女の子ですかねー。その女の子の正体とは一体どんな物なのか。
気になったので色々と考えてみました~。
1:迅三郎の妹である
思い出していた女性はかなり幼く見えました。まさに子供という年齢かと。
迅三郎が鮮明に思い出せるほどに深い関係の人物。そして幼い女の子。
とくれば、まぁ真っ直ぐ考えれば妹かなーという感じですよね?
武士にとって妹とは複雑な存在です。この時代ですと、政略結婚という形で他の家に嫁がされるのも珍しくはないでしょうし……。
自身が対馬に送られてしまい故郷に残した妹を想っている、なんていうのは実に自然なことだと思いますね。
これ、とりあえず一番確率高いんじゃあないかと思います。
2:迅三郎の娘である
いやいやこれはないでしょ!? なんて思う人もいるかもしれませんが。
鎌倉時代にはもう元服の仕組みはありました。いわゆる14~15歳で大人とみなされるという仕組みですね。
迅三郎は見た目14~15は余裕で超えてそうです(かといって30過ぎってことも無さそうですが)。
なので時代背景的に考えて、結婚してて子供いてもおかしくはないのかな~、という感じですね。
ただその場合、まずは子供よりも奥さんを思い出すのが先というか……。
奥さんと子供の両方を同時に思い出すほうが自然だと思うんですよね。
なので、ちょっとこれは可能性は低めかな~、なんて思います。
3:迅三郎の奥さんである
もっとないでしょ!? とお思いのアナタ、そうそこのアナタですよ。
現代日本と違い、大昔なら幼子といわゆる形式上の結婚をしていても何ら不思議はありません。
ま~……悪い言い方をするなら政略結婚と言う名の人質ですな……。
なので、この子が迅三郎の奥さんという可能性は十分あります。あるいは、奥さんとは幼馴染でその若いころの姿が輝日に似ている、とか。
ただ……だとするのなら、もう少しなんといいますか……。
綺麗な思い出の映像で思い出してもいいと思うんですよね。
最後に思い出したのは、どこか怒っているような姿でしたし……この仮定は無理があるかなぁ~……。
4:結論として
まぁ普通に考えて、妹さんっていうのが一番しっくり来るかな~って思います。
兄として、武士として。妹と離れなくてはならなかった悔恨。その気持ちがあるからこそ、どこか思い出すときも懐かしんだり、嬉しいという感じではなく。
むしろ「すまぬ……」って雰囲気なのかなぁ、と。ましてや兄が流罪に処されたとあれば妹さんもかなり立場は危ういでしょうし……。
まぁこの辺りも話が進むにつれておいおい明らかになるでしょうし! 楽しみにしておきましょう!
謎の男の言葉の意味
今回輝日をさらおうとしていた男たちのリーダーっぽい男は、迅三郎と斬り結ぶ前に『お前も義経流か』と呟いていました。
そもそもこの作品において語られる義経流ですが、いわゆる史実における『京八流』がそれに当たるのかな、と私は考えております。
この京八流こそ、多くの剣術の源流たる流派。鞍馬山に伝わったとされる物で、源義経が教わったものである(あるいはその一派ではないか)、とされております。
(ただし詳しい文献などは消失しており、その実態を把握するのは大変難しいとか……)
義経の剣術は『敏捷性重視。短い刀で敵の懐へ飛び込む』というものだったそうで。
なるほど確かに。迅三郎もかなりの接近戦を行っておりますね。
作中では剣術ではなく『源義経が源流の兵法である』ということになっていますが……。
ここでの問題点は、何故謎の男が義経流を知っていたのかという点と、『お前も』という言葉の意味ですね。
さて皆様、一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
源義経=チンギスハン説なんてぇ物を。
この説はまぁ、有名ではあるんですが現実的には荒唐無稽、伝説伝承の域を出ないっていうか俗説であるというのが定評でございますが。
さてさて、義経流の始祖たる源義経がもしもモンゴルに本当に渡っていたのだとしたら……?
謎の男が義経(チンギスハン)から義経流を教わっていても不思議ではないですね~。
もしかしたら、このアンゴルモアの世界では義経は本当にモンゴルに渡っているのかもしれませんね!
だとすると、謎の男以外にも義経流の使い手が敵として出てくるかも……!?
スポンサーリンクアンゴルモア元寇合戦記 1話の感想
さてさてっ! 個人的期待の星、アンゴルモア1話の感想ですが……。
さっそくネット上にも上がっておりますねー!
アンゴルモアの1話面白かった!元々原作漫画大好きなんだけど、画面が和紙風のテクスチャになってるのが作品に合ってて良いし、戦闘シーンもぬるぬる動くし、迅三郎が5割増でカッコよく見える
— 鈴鹿 (@3310suzuka) July 11, 2018
アンゴルモア1話観た。美しい絵巻物を動く映像で観ているようだった。「舐められたら○す」中世武士感もバッチリ出ていて満足。主人公・迅三郎がおのゆーさんっていうのも物凄く適任な感じ。次回以降も楽しみ。#アンゴルモア元寇合戦記
— ピピポポ飼い主あきあ (@pipipopochinaki) July 11, 2018
↑そうなんですよ! 画面がフェードアウトすると特に分かるのですが!
下地が和紙の風味なんですよね! すっげぇ綺麗なの!
1話見たけど、よく出来てる。引き込まれましたわ…
漫画の内容を過不足無く描写してる感じ
2話以降も期待できそう
でも、やっぱり皇国の守護者を想起するんだよね…
元寇ってこと以外でオリジナリティが出せればいいね
#アンゴルモア— ミジンコ定食 (@radon222) July 11, 2018
↑これはねー……オレも思ったっす。どうしても迅三郎が直ちゃんに見えちゃうw
でもまぁ、中世武士の世界なんで、オリジナリティはどんどん出てくるんではないかと思います。
アンゴルモア1話。順当な滑り出し。あの鎧姿動かせるのかなあってのが気になる。
今のところ原作より主人公の豪胆さが薄いけど次回以降どうなるんだろ。 pic.twitter.com/iz6SIqbL6o— mochimochi もちもち (@GatheringTrival) July 11, 2018
アンゴルモア1話おもしろかった ほぼお姫さまの話だった感じだけどいいキャラしてるのでは
— シシャーモ (@ssmuou) July 11, 2018
↑個人的には迅三郎のキャラは結構掴めた気がするので。第1話としてはとてもいい出来だったのではないかと思います。
ただ、確かに輝日へのスポットライトが多かった気も。原作もこんな感じなのかな?
ということで私の感想ですが。
面白ぇー! これは追うっすわー!
いやね、アクションシーンがまず上手い。動くわ、魅せ方分かってるわ!
そして迅三郎のキャラが格好いい! 斜に構えているようで熱い! 頭も切れるからついついその一挙手一投足に目がいってしまう!
↑個人的に1話で一番大好きな表情w1話で拾われただけでも流人チームの中に一癖も二癖もあるやつらが目立って、『お、コイツはこういう役目なんか?』って考えてしまう。
これから先いよいよ蒙古との戦いが始まるという訳で、否応無しに『どう戦うんだろう』とか『こいつはどんな武者働きをするんじゃろう』ってワクワクが止まらないんですよねー。
あとはもう画面全体から伝わる『和』の空気感! ここまで表現できるのか! と驚きっぱなしです!
これはね。面白いっすよ……もう早くも次回が楽しみで楽しみで仕方ないです……。
何はともあれ、次回以降流人チームは輝日の命に素直に従うのかどうか!
迫り来る蒙古の軍勢に対して迅三郎はどう立ち向かうのか!
早くも目が離せませんね! 次回も必見でしょう!
と、ここで宣伝を一つ……。
サイト管理人の小鳥遊さんがYoutubeにて設立なされましたこちらのチャンネル。
先日最終回を迎えました、『ダリフラ』の記事でも書かれておりましたが!
7月14日! ダリフラの記事を書いていたわせさんがゲストとして招かれてダリフラ特集的放送が行われるそうです!
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ではでは、また次回の記事でお会いいたしましょう! ロシアスキーでしたー!
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コメント
Wikipediaによれば、朽井迅三郎の罪は、●●●●で●●●●●●●●に●●●●。
現代で言えば、●●●●●で●●●●●に●●●●●●●●といったところかな?
ムーミン太郎さん
コメントありがとうございます!
そして、申し訳ありません。このコメントに関して、本編のネタバレになる可能性がちょっと。
あるかどうか、重要な情報かどうか判断がつきにくかったので、ちょっと隠させていただきました!
ご了承いただければ、と思います!
しかしその例えですとなんとも諸行無常とでもいいましょうか……。
いつの時代も、泣くのは下っ端ってこってすかね~……。