バキ7話感想・考察・解説！柳の奥義『空道』について補足説明

主人公がようやっと主人公的なことをした。

はいどうもっ！　バキ担当ロシアスキーでございます。

前回までの花山ＶＳスペックも終わり、今回はバキメイン回となりました～。

バキ6話感想・考察・解説！スペックが奪った装備について

ある意味一番期待していた回がやってきたー！どうも、バキ担当のロシアスキーでございます！前回始まった花山ＶＳスペッ...

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↑前回の記事はこちらッッ！　

とはいえ、原作未読の人にしてみればビックリな展開だったでしょうけどねｗ

ではでは今回のキーポイントとか板垣理論とかについて語りましょうか～。

以下、いつもの注意事項をっ！

こちらの記事は、原作コミックを『最強の親子喧嘩編』まで読破済みの筆者が、ネタバレなどに配慮しつつ記事を書いていく予定となっております。

原作既読者の方にも楽しんでいただけるような記事を作成していく予定ではありますが、コメントでのネタバレなどはご遠慮願います。押忍ッ！

1 7話　あらすじ
2 『猛毒』柳の奥義炸裂
3 バグ・ナク
4 バキの見せた回避方法
5 柳の鎖鎌術
6 バキ7話　感想

7話　あらすじ

前回一区切りがついて今回はガラッとシーンも変わっております。

というか、今回を見てバキが現役高校生であることを再認識した人も多いのではｗ　そう、彼まだ高校通ってますｗ

以下、あらすじにございまする～。

授業を受けていた所をドイルに襲撃されるバキ。しかし、咄嗟の機転と予想外の行動によりバキはその場から逃走をする。

教室に戻れず、どうしたものかと思っているバキを、学校へと潜入していた柳が襲う。

絶体絶命のピンチ。しかしそこに更に渋川も現れ、戦況は一変。『最強タッグ』ＶＳ柳の激闘が始まる！

ということで、個人的に大好き、渋川・達人・剛気先生登場でございます！

見てて楽しかった……でも、だからって語ることが少ないわけでもなかったのでね……。

さくさくっ、と語っていきましょうね～。

『猛毒』柳の奥義炸裂

今回見事にバキをノックダウンした柳の奥義。それは手の中に真空を作り出すことができるというトンデモスキルッッ！

曰く、『酸素濃度6%の空気を吸うと人間は昏倒する』という原理と説明の元バキを倒したその技ッッ！

当然だが原理的には納得できても実際どうなのかは不明でございますが。

これについては科学的な観点からの説明を。

空気中の酸素濃度は柳も言っていた通りおおよそ21%。しかして人間は酸素濃度6%の空気を吸い込むと酸欠で倒れる……。

わけじゃありませんｗ

正確に言うと、人間はおおよそ酸素濃度16%未満の空気を吸うことにより、酸欠が発動するということで。

まぁその定義なら確かに酸素濃度6%の空気を吸えば昏倒はするんだろうけどさ……板垣先生はたまに言葉を削りすぎることがあるんですよね。

なので板垣理論的なセリフ回しになっちゃうｗ

で、それってどういうことなのかといいますと。肺の仕組みが問題になってきます。

肺は、単純に空気中の酸素を取り込んでいるのではなく、大気中の酸素と肺の中の酸素の交換を行っているわけですね。

その酸素濃度が一定だからこそ、肺呼吸が成り立っているのです。その肺の中の酸素濃度こそおおよそ16%。

この16%を下回った濃度の酸素を吸った場合、そのマイナス分、酸素が奪われることになるのです。

それにより肉体は反射的に呼吸をしてしまう。そうすると更に酸素が奪われ、終いには昏倒、というわけですね。

と、ここまで酸欠の理屈を説明させていただきましたが。まぁ要するにですね。

柳の手の中は真空にすることが出来るほどの……なんか……そういう、スキルがあるんですｗ

それにより相手の体内の酸素を強制的に奪い、あっというまに倒すという技なのでございます。

と、こう説明しないと、仕組みがトンデモなまま理解されてしまうのではないかと思い、説明させていただきました～。

バグ・ナク

柳の持っていた暗器、『バグ・ナク』。本人曰く直訳すると『虎の爪』というらしい、インドの武器だそうです。

このバグ・ナクですが、金属製の鉤爪が４、もしくは５本付属した棒、という様な形の武器です。

使用方法はいたってシンプル。拳を握ると、指と指の間から爪が飛び出し、その飛び出した鉤爪で相手に斬撃を付随した打撃を与える武器でございます。

脅威なのはその取り回しの良さ。暗器だけあって持ち運びもしやすく、その鋭い爪の一撃は小柄だと侮ることはできません。

何よりも、武器の扱いの心得がない格闘家であっても、拳による攻撃にプラスアルファができるのはとても恐ろしいです。

ただし、あくまでも暗器ですので、射程に関しては期待できませんが。小柄な見た目の割には決して可愛らしい武器ではありません。

その鋭さ、攻撃力は本編を見ていただければ分かるかと思いますが。卓越した格闘家が使えば十分以上の効果を発揮します。

バキの見せた回避方法

今回バキが柳相手に披露した、鎌の回避方法。初見だとどういうことなのかちょっと分かりづらいのではないかと思います。

なのでここでちょっと解説を。

まずバキはシャツのボタンを外し、シャツが脱げ易い状況を作り上げました。

こうすることが重要なのですが、なぜシャツが脱げ易い状態というのが回避に役立つのか、という部分ですが。

バキはこの状態で、横からの鎌の一撃を脇腹に受けますが、その瞬間、目にも留まらぬ速さで屈み込みます。

その際、シャツから腕をしっかりと抜き、完全にシャツを脱衣します。そうすることにより、バキは無傷で鎌の一撃を回避したわけですが。

そこ。その回避行動そのものを行うにあたり、シャツが脱げ易いというのが重要なのです。

横からの鎌の一撃がシャツに刺さったその一瞬。バキはその鎌の刃が僅かに、服に引っかかりバキの体に到達するまでのタイムラグを使い……。

そのタイムラグの間に服を脱ぎ、体に傷を作ることなく回避することに成功した、というわけです。

と、こう淡々と解説いたしましたが。これもまたとんでもない話ですねｗ

当然ですけど、マネしようと思ってもマネなんざできないと思いますが、一応言っておきます。

マネすんなよ！ｗ　バキくんレベルの身体能力があって初めてできる技なのでねｗ

ただ弱点と言いますか欠点としまして、一回やっちゃいますとシャツがなくなるので再度の発動は難しいですね。

柳の鎖鎌術

こちらは補足のようなものになりますが。柳の見せた鎖鎌術……って言っていいのかな。実際は鎌をつないだのはロープな訳ですが。

まぁいいやｗ　えー、鎖鎌術に関しての説明ですが。なんか『風神鎌』と呼ばれているらしいですが。

ちょっと調べたんですけど、それそのものピッタリという武器についての情報はないので、恐らく通称という感じでしょうか。

まぁ該当情報が無いので、ここでは鎖鎌術ということで解説をしていきます。

まず鎌の回転速度。これにつきましては達人のその技術にかかりますとその先端は本当に目で捉えられないほどになります。

何せ遠心力がかかりますので、その速度たるや人間の反応速度の外。そんなものが襲い掛かってくるのですから恐ろしいですね。

柳も解説は行っていましたが、鎖鎌のような武器は、先端速度こそ速いもののその動きは手元により制御されております。

バキクラスの人間ならばその動きから軌道を予測し、回避することも出来るのですが。それだって並大抵の闘士には難しいでしょう。

更に、柳の見せた技巧ですが、二本の鎌から一本の鎌にし、両手で制御をすることにより軌道を複雑にすることも出来ます。

腕に巻きつけ、射程を短くしてその代わりに速度を上げる。かと思えばその巻きついた分を伸ばし、いきなり射程を延ばすことも出来る。

バキだからこそ回避もできましたが、ここまでのことをされてしまえばそこらの格闘士だったらさっくりやられていたことでしょうね。

高速で変化に飛んだ軌道での攻撃。更に柳の操る鎌は通信販売の物ではありませんッッ！　多分ッ！ｗ

この攻撃にはバキもさすがにかなり追い詰められておりました。いやぁ、渋川先生がきてくれてよかったね。

バキ7話　感想

さてさてようやっと主人公が主人公らしいことをした今回ですが。

バキ者の皆様の反応は……。

バキ7話観た。Netflix版。
酸素濃度6%以下が現実的かどうかというのはまぁ置こう。そもそも漫画やで。現実なんて脇に置け。リアリティメーターの位置付けの問題だ。だからそこはまぁ置く。それはそれとしていわゆる武道武術とは概念の違う技の持ち主が出てきたこと、完全に刃牙が敗れ去った事が衝撃

— むさし (@musasi_kudubosi) August 5, 2018