バキ9話感想・考察・解説！ドリアンの催眠術と歌について説明

神心会激震ッッ！　加藤ォォォッ！

はいどうも、全国１００万人の神心会会員のみなさんこんにちは。

バキ担当のロシアスキーでございます。

前回ドリアンと対峙した加藤ですが、その実力差は如何ともしがたく……。

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↑前回の記事は……こちらからッッッ！

今回はそのドリアン対加藤から、更に物語は大きくなり、まさしく文字通りの神心会ＶＳドリアンの様相。

激闘の香りが漂っていますが、次回からのビッグバトルを楽しむためにも、今回のキーポイントを語ってまいりましょう！

ということで、恒例の文章でよろしくおねがいいたします。

こちらの記事は、原作コミックを『最強の親子喧嘩編』まで読破済みの筆者が、ネタバレなどに配慮しつつ記事を書いていく予定となっております。

原作既読者の方にも楽しんでいただけるような記事を作成していく予定ではありますが、コメントでのネタバレなどはご遠慮願います。押忍ッ！

1 9話　あらすじ
2 ドリアンの催眠術
3 ドリアンの歌った歌
4 ドリアンの状況コントロール術
5 バキ9話　感想

9話　あらすじ

前回の記事でも書きましたが、加藤とドリアンの戦いは結構ショッキングなものでございました……。

原作読んでても『あ痛痛痛痛痛……』ってなりましたものね～。

では、以下あらすじでございます～。

単身、ドリアンと戦う加藤。ドリアンのペースには乗らず、あくまでも自分のやり方で戦おうとする加藤。

しかし、力及ばず加藤は敗北を喫してしまう。

重体となってしまった加藤。その敗北を知り、神心会は総力を挙げてドリアンを追い詰めることを決意する。

ということで、加藤の懸命のファイト、そして加藤を想う神心会メンバーの熱き想いが炸裂したお話でございましたね～。

ではでは、今回の重要なポイントにまいりましょうか。

ドリアンの催眠術

今回見ていた方が『そ、それはなくね！？』と思うであろうポイントの一つ。ドリアンの披露した『催眠術』でございますが。

まぁ、なんです。詳しい原理については聞くな、と言わざるを得ないのですが。

なんたって軽く手を叩くだけで催眠術にかけることができるとか、私も聞いたことないのでねｗ

さてそんな原理の話については一旦置いておきまして。ドリアンの催眠術がどのようなものか、について解説したいと思います。

基本的な部分なのですが、ドリアンは加藤に対し、『この戦いに勝てる』という勘違い、錯覚の様な催眠をかけました。

それにより、加藤は錯覚の中のドリアンを圧倒こそするものの、現実のドリアンはそんな虚構とは違い、明らかに格上。

最後の奇襲も防がれてしまい、加藤は敗北してしまいました……。

この催眠自体に何の意味があるのかは、またこの後明らかになるので割愛いたしますが。

ドリアンは実はこの催眠術をかける際、周到な準備をしておりました。

というのは、加藤の反撃をあえて受けることにより、『勝機をつかんだ』と加藤に勘違いさせたわけです。

どうしても勝ちたかった加藤が掴んだ好機。瞬間、加藤の心は勝利への欲求が強く支配したことでしょう。

そこでこの催眠をかけることにより、ナレーションも言っていたように加藤は見事に催眠に落ちてしまった、というわけです。

正しく心の隙をついた技。いや、技と言っていいのかは疑問が残りますが……。

まさにドリアンは、加藤の一枚も二枚も上手だった、ということですね～。

ツッコミ所：なんでグリス塗ってるのに手を叩いた音がするんですか？

回答：考えるな、感じろ！ｗ

ドリアンの歌った歌

加藤との戦闘中、いきなり歌いだしたドリアン。これもまたちょっと不気味でございますねぇ。

さてさて、このドリアンの歌ですが、原作とはちょっと違っています。

原作では「O Toi La Vie」。邦題『おお我が人生』という曲でしたが、アニメではそれに似た別の曲になっておりました。

この原因はちょっと分からないんですけれども、ま～、著作権的な問題でしょうかね？

原作ファンの方は『La Vieeeeeeeeeeeee！』の熱唱を期待していただけに、ちょっとガッカリ、という所でしょうか。

ちなみにこのO Toi La Vieですが、なんと作曲はかのシャルル・アズナブール氏。

かなりの名曲なので、興味ある方はぜひ検索をかけて聞いてみて下さい。

今なら色んなサイトで購入もできるのではないでしょうか。

ちなみにドリアンがいきなり歌いだした理由に関しましては、明確な説明はなかったかと思われます。

考えられるのは、この歌も催眠の準備の一つ。あるいは、単純に気分が良くなって歌ったのか……。

どちらかといえば後者の様な気がしますね。ドリアンにしてみれば、邪魔が入らず戦えたわけですし。

思い返せばドリアンはこの加藤戦まで、完全に戦いきってはいないので。

フラストレーションも溜まっていたのではないでしょうか？

……残念だったなぁ。オレも楽しみにしてたのにｗ

ドリアンの状況コントロール術

今回ドリアンについてばっか語ってるなぁｗ

ドリアンは加藤を倒しこそしたものの、そのせいで神心会のメンバーに動向を監視されることになってしまいました。

凄まじい数の神心会会員に囲まれながら、遊園地へとたどり着いたドリアン。

その包囲に対し、ドリアンはまるで挑発するかのように『組み手をしよう』と言い放ちます。

このドリアンの行為ですが、実にしたたかなドリアンの性格が現れているポイントですねー。

というのも、ドリアンは神心会の面々に対して『まさかこの人数でかかってくるつもりか？』というような事をいい、それから組み手を提案します。

この言葉によって、数の優位をキープしていた神心会の面々は一気に不利になってしまったのです。

どういうことかといいますと、空手家が一対一の組み手を申し込まれ、それに対して数の暴力で挑むなどできるはずがないのです。

いや、それでもこの面々はそうすべきだったのですが、空手家としての意地、矜持がそれを選ばせなかった。

故に、ドリアンに挑んだタクシーの運転手は見事一蹴されてしまいました。あ～ぁ。

もしもこの時全員で襲い掛かったのならば、勝つまではいかなくともドリアンを負傷させることもできたでしょう。

しかしそれを見越したドリアンは、わざわざ相手の土俵に乗ることにより一対一にならざるを得ない状況を作り上げました。

そう、この場において主導権を握っていたのは神心会ではなくドリアンだったのです！

なんともクレバー、なんともやり手な男ドリアン！

そうして一人目を圧倒的実力差を見せ付けて倒すことにより、後続の意思もあらかじめ叩き折る！

いやぁ、本当にドリアンは油断ならない相手です。何よりも単純に実力が高い！

そんなドリアンを遊園地にて待っているのは誰なのか、という点ですが。

その辺りはご期待あれ、と言っておきましょう！ｗ

バキ9話　感想

さてさて、今週のバキ者の皆様の反応は？

バキ9話。Netflix版観た。
良いなぁこの辺のバキは本当に良いなぁ。ドリアンの催眠術も神心会の人海戦術も地下闘技場の外でこそ映えるものであり、確実にグラップラー時代の先の展開をやっているのが連載時も今も大好き。で、ドリアンがそれを即でも一対一ならお前らが何万いてもってやるのも良い

— むさし (@musasi_kudubosi) August 19, 2018