悪意の襲撃
どうも、ロシアスキーでございます!
今回、呪術廻戦は18話目となりますね。
前回は女の戦い、という感じでエピソードを通して女性キャラが大活躍しておりましたが。
今回は、これまで結構地味な位置に置かれていた伏黒と加茂。そして狗巻にスポットが当たった回でございましたね。
正直、伏黒と狗巻のファンにはたまらない回だったのではないでしょうかね。
ではでは、色々と語ってまいりましょう!
呪術廻戦 第18話 あらすじ
お互いに決定的な一打を与えられぬまま戦う二人。戦闘の最中、加茂は伏黒に言葉を投げかける。
しかし、伏黒はあくまでも虎杖に危害を加えようとする加茂とは対立の姿勢を崩さない。
互いの主張交わらず、とことんまで戦おうとする二人。
しかし、渾身の一撃が交錯する直前。事態は急変する。
突如出現した巨大な植物、そしてそれから逃げる狗巻。
戦闘を中断し、事態へと向き直る伏黒と加茂。
そこに現れたのは、他でもない。以前五条が遭遇した特級呪霊、花御であった……!
といった感じで……。
伏黒と加茂のバトルを主軸に置きつつ、そこにいよいよ乱入者が現れる、という。
この交流戦編についに真人たちの介入が行われたー! っていう回でございましたね。
結構ここまで、交流戦を楽しんでいたので。
ここでのこの急展開は、驚き半分、嬉しさ半分ってところでしょうか……!
ではでは、今回の内容について、個別に語ってまいりましょう。
伏黒VS加茂
まず語りますはこちら。
『伏黒対加茂の戦いから分かったこと』に関して、ということで……。
今回の伏黒と加茂の戦いは、バトル描写が見所がある、というだけでなく。
いろいろな情報が開示されてもいましたね。
ここでは気になったことに関して、語っていきたいと思います。
伏黒の呪術について
まず語りますはこちら。
伏黒の呪術についてなのですが……。
これまでも、伏黒は戦闘を数多くこなしており、その術式はいわゆる『式神使い』のスタイルと言えるそれでしたが。
今回、それに補足の説明が入りましたね。
その名も『十種影法術』(とくさのかげぼうじゅつ)……。
禪院家相伝の術の一つであり、影を媒介とした十種類の式神術、というのが伏黒の術の正体でありました。
と、ここで考えますと。コレまでに伏黒が使った式神は……。
玉犬、鵺、蝦蟇、大蛇、そして今回の『万象』……。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
玉犬は、白と黒両方で1種とすれば、まだ登場した式神は5種……。
伏黒曰く、万象は最近調伏したばかり、ということですが……。
気になるのは伏黒の術式のその中身、というか状態。
この十種影法術というのが、『既に十種の内容は決まっており、それぞれの式神を調伏すると使えるようになる』のか……。
あるいは『全部で十種登録することができ、調伏した式神を好きに登録できる』という形式なのか。
そのどちらなのかでまた汎用性が変わってきますが。
まぁどちらにせよ、全十種の式神を使用可能とか。ちょっと凄すぎないですかね、って感じなんですが……。
ただ、この伏黒の術もどこまでも万能、ということもなく。
伏黒自身が言っていましたが、例えば今の伏黒では万象は消耗が大きい、という話でした。
このことから考えるに、『伏黒は式神を無制限に自由自在に使うことはできない』というのは間違いないでしょう。
以前、玉犬や大蛇が破壊された描写もあったことから、『破壊された式神の連続使用も不可能』という制限もあるでしょうから……。
伏黒は『様々な状況に対応できる応用力こそあるものの、その分常に頭を使って戦わなくてはいけない』という立ち位置のキャラということが言えそうです。
ある意味では、虎杖と野薔薇が結構突撃役(な性格)なので、伏黒は能力的にも性格的にもサポートできる位置っていうのは。
チーム編成としては正しいともいえるんですよね~……。
そして、今回気になったのは伏黒がどこかから剣を取り出した、という部分。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
これは恐らく、以前真希が会話に出していた、近接戦の補助としての武器の運用についての回答編だと思うのですが。
この伏黒の術のあり方から考えるに……。
もしかして、伏黒は『武器を式神として扱っている』っていうことなのではないでしょうか。
もしも伏黒の術が、式神は自由に登録できるものだとすれば……。
そういう運用も可能なのではないかな、とは思えるのですが。
……まぁ、そのあたりは今後の描写次第ですかね~。
たまには素直に予想が当たってるといいんですけどw
加茂の呪術について
続いて、加茂の使う呪術についてなのですが……。
『自身の血が付着した物を操作できる』とか。『血流を操作し、身体能力を強化したり』などなど。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
加茂の術式『赤血操術』は、そういった特徴の術ということで……。
この術、かなり強い術って私は感じましたね。
今回放っていた矢のように、事前に準備をしておけば貧血などのリスクも軽減できるわけですし。
矢以外にも、様々な武器、アイテムを利用することも可能でしょう。
更に、単純に身体能力を向上させたときの戦闘能力はかなりのものでした。
さすがに加茂はランク評価に見合った実力の持ち主であった、ということでしょうか。
なんというか、見た目イケメン、能力応用効く、近接戦もできる。
なんだお前、万能選手かよぉ……妬ましい。
ただ、加茂は確かに実力、知識量。どこをとっても一流ではあるのでしょうが……。
加茂の術に関しては、強い能力ではあるのでしょうが、無敵の能力ではない、とも言える気がしましたね。
というのも、一番の弱点としてはやはり伏黒も言っていた『貧血』……。
例えば戦闘中に血を流しすぎると、術の使用が不可能になるのでは、という部分はありますね。
それと、いくら加茂が実力者だと言っても、まだまだ若いのは事実。
今回の伏黒戦のように、『自身の予想の外』の出来事などには、どうしても対応が遅れる部分があるのは……。
まぁ、あえて欠点とするのなら、ってレベルではあるんですけれどもねw
なんにせよ、今回花御の乱入もあり、形の上で伏黒と共闘モードになった加茂。
どのような戦い方を魅せてくれるのかは、引き続き注目ですね!
ということで、二人の術式について色々と語ってきたのですが。
この二人はかなりの実力なのが間違いないですから。
共闘でどのような戦い方をするか。そこは次回以降注目点でしょうね!
狗巻の能力の『凄さ』
続いて語りますはこちら。
今回の狗巻の術の発動から見えた『狗巻の凄さ』ということで。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
ここまで地味だった狗巻ですが。今回はバリバリ目立っておりましたねー。
これには狗巻ファンも盛大にニッコリ、というところでしょうが。
まず第一に、メカ丸の携帯を利用することにより三輪ちゃんを無力化したことですが。
まぁ~……呪言の強さについては前々から分かっていたのですが。
今回のように、相手が警戒していない場合。
不意打ちで一発無力化とかが出来るっていうのはやっぱり強烈ですよねー。
なにせ、『眠れ』と言えば相手は抗えずに眠ってしまうわけですから。
本当に、狗巻の能力は使いどころと使う内容次第では、チートといわざるを得ないですね。
で、三輪ちゃんをダウンさせたっていうのも確かに凄いんですが。
個人的には、こちらのシーンこそ狗巻の能力の凄さを感じたというか。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
一瞬遅れて理解して、久々の『ゾクッ』に襲われたといいましょうか。
このシーンで、狗巻は状況の把握できていない二人に対して『逃げろ』と言い。
二人はそれに従って戦闘を中断、逃走をすることになったのですが。
ここの何が凄いって、もしも狗巻でなく、他の人物が二人に声をかけていた場合。
『逃げろ』と言っても、『何が?』とか『何で?』という疑問が出て、一瞬行動が遅れる可能性があるんですよね。
ただし狗巻が呪言を使った場合、それを聞いた人間はそれに従うわけなので。
このシーンであればタイムロスなく二人が逃走に移れたんですよね。
コレってつまり、似たような状況。
狗巻が危険から逃げている時に仲間に遭遇した場合、呪言で仲間を助けることができるんですよね。
それが理解できた瞬間、ゾクゾクしちゃいましたよね~。
わずか一瞬で、狗巻の能力の有用性を表現するワンシーン……。
今後も、狗巻の能力については様々な応用が見られるかもしれませんし。
狗巻ファンの方は、要注目でしょうね!
……ただ、能力に関しては強烈なんですが。
狗巻自身の戦闘能力ってどうなのかな、っていう部分が疑問なんですよねー。
狗巻は結構人気あるキャラだと思うので。ここでリタイア、なんてことにならないといいのですが……。
楽巌寺学長の強さ
続いて語りますはこちら。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
『楽巌寺学長の強さについて』ということで……。
今回、まさかの戦闘モードを披露した楽巌寺学長ですが……。
なんと、その姿はギターを構えるという姿!

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
OPでギターを弾いていたのは、どうやら楽巌寺学長だったようですね……。
さて、そんな楽巌寺学長ですが……。
今回の侵入者である……多分これはED見るぶんには、組屋ってのがそうなのかな?
その組屋の実力を「なかなかやるやつだ」と把握しておきながら、タイマンでの勝負を自ら引き受けていったわけですが。
そういった部分を考えると、まず楽巌寺学長は結構強いのかな、という予想ができますね。
……まぁそもそも長生きが難しそうな呪術師で、老人になるまで生きてる辺り。実力者じゃないと説明がつかないですしね。
ただ、気になるのはその戦闘方法というか、使う呪術なのですが……。
やはりここで取り出したからには、ギターが関係しているんでしょうねぇ。
普通に考えるのならば、ギターが呪術発動のキー、もしくは増幅装置か何か、ってことでしょうが。
わざわざ楽器なのだから、やっぱり、音波とかが鍵で。範囲攻撃型とか……?
それか、古来からのイメージで、幻術系だとか……?
なんにせよ、この状況で楽巌寺学長が負ける、とはちょっと考えづらいので。
ま~恐らく組屋は噛ませなんでしょうなw
一体どんな噛ませになるのか、を予想するほうが楽しいかもしれませんねーw
次回展開予想
さて、次に語りますはこちら。
『次回19話の展開について』予想していきたいと思いますが……。
次回予告の映像から考えるに、まず花御戦が引き続き描かれるのは間違いないでしょう。
ただカットチェンジが早すぎて、展開までは読めないんですよね……。
気になるのは、なにやら血がチラッと見えたという事。
後は、伏黒と並走しているのは真希で間違いなさそう、ということは。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
花御戦には真希が参戦する、と見ていいかもしれません。
後は虎杖が最後にピックアップされているところを見るに……。
虎杖対東堂も決着するのか? と私としては考えてしまいますね。
ぶっちゃけ、花御が乱入してきている時点で、虎杖対東堂を長々と引っ張るとはちょっと思えないので……。
後気になる点は、タイトルの『黒閃』っていう単語……。
これはちょっと聞き覚えが無いんですよね~……黒い、閃光? 黒い一閃?
なんにせよ、これらの情報を全て合わせるのであれば。
次回は『花御に追い詰められる伏黒・加茂・狗巻の元に真希が合流する』ということ。
『虎杖は東堂との戦いに決着をつける』ということ。
そして……これはもうノーヒントなので思いつきで『黒閃という花御との戦いを左右するキーアイテムが出てくる』って感じかなぁ……。
と、なんか無難に予想するに留まりましたが。こんな感じではないでしょうか!
呪術廻戦 第18話 感想
さて、ここまで呪術廻戦の18話について語ってまいりましたが。
その18話の個人的感想といたしましては……。
いや、ついにきたかぁぁぁぁ!
って感じですね!
ココまで学生同士の戦いが描かれる中で、乱入者の登場という突発イベント。
そして、その前段階として描かれた伏黒対加茂の戦いの丁寧さがまた光る!
静と動の緩急、そして気合の入った作画。
声優さんの演技もまた完璧で、時間の流れがめちゃくちゃ早く感じちゃいましたねー。
っていうか、伏黒っていっつも演出に気合が乗ってる気がするw

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
今回も、加茂の過去が描かれたりして、しんみりしちゃったりとか。
本当にこの作品はキャラ描写が上手い……! ドラマを、ドラマとしてしっかり感じとれる……!
そんでもってバトル描写も熱いから毎回毎回前のめりで見ていっちゃうんですよね~……。
ただ、ここで花御が参戦してきてるからなー! 絶望と悲劇の匂いがなー!w
まぁ、そういう意味での目の離せなさは次回から更に加速するでしょうね!
ということで、以上ロシアスキーでした! 次回もよろしくお願い致します!
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