少年たちは歩む。
どうも、ロシアスキーでございます!
今回、呪術廻戦はついに最終話。24話目となりますね。
これまで、長く楽しませてもらった呪術も終わりってなると……。
まぁ~……すっごい喪失感ですわなぁ……。
と、しんみりしてばかりもいられませんので。
今回もじっくり語っていくと致しましょう!
呪術廻戦 第24話 あらすじ
虎杖と釘崎もまた、謎の呪霊的存在2体と戦闘を繰り広げていた。
相手の仕掛けた術式により、窮地へと追い詰められる二人。
だが、それに対し釘崎は自らの身を傷つけつつも反撃を行う。
虎杖と釘崎、二人は連携により敵を追い込んでいく。
しかし、さすがに特級相当の強さの敵は一筋縄ではいかず……。
ということで……。
今回は珍しい虎杖と釘崎のコンビのバトルでございましたね!
しかも今回もバトル描写はマジで凄まじい出来……!
最終回ということを抜きにしても、本当に滾る回でございましたねー!
ではでは、今回の内容について、個別に語ってまいりましょう。
三兄弟の目的について
まず語りますはこちら。
『敵の三兄弟の目的について』ということで……。
起首雷同編に入ってから登場してきた謎の敵。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
今回は三人目の姿も新たに見えたわけなのですが……。
この三兄弟の正体についても今回明らかになりましたねー。
まずこの三兄弟の名前はそれぞれ『脹相・壊相・血塗』という名前であり……。
その名前は以前の記事で触れた『九相図』の九つの段階の名前の中、1番から3番の名前なんですよね。
それもそのはず。この三兄弟はやはり受胎九相図に関係しており……。
その正体は『呪霊と人間の間に生まれた子』。それが呪物として封じられたものであり。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
その呪物たる受胎九相図によって受肉して現世に蘇った存在こそ、この三兄弟の正体でした。
……そう考えると、あと6体ほど、受胎九相図絡みの敵がいそうなのが恐ろしいところですが。
そんな出自の三兄弟ですが。真人たちの側に付くことを決めてはいても……。
真人たちのことを信頼していたり、仲間だと思っているわけではない様子ですね。
これに関しては長男(ってことでいいのか?)の脹相も言っていましたが。
『呪霊側が描く未来のほうが自分たちにとって都合がいい』から協力する、という。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
その理由だけで真人たちへの協力を決めているわけなのですが。
そうなってくると、『何が都合がいい』のかが気になりますよねー。
壊相は『母の記憶も無く、人間にも術師にも恨みは無い』と言っていました。
だとすれば『兄弟は人間に対し復讐をしようと思っている』ということではなさそうです。
ただ、そもそもとして考えるのであったら。
この兄弟っていうのはまぁ呪霊側の存在なわけですから……。
『思うがまま、あるがままに生きる』という意味であれば。
まぁ……人間側の常識や規則よりは、呪霊たちの思い描く常識や規則のほうが、しっくりくるんでしょうねぇ。
兄弟の会話を聞く分には、何かしらの『強い意思』のようなものはまだ感じることができなかったので。
この兄弟の目的としては『何か目的がある』というよりは……。
『自分たちが生きたいように生きる』ために真人たちに協力する、ということで。
その『自分たちの生きたいように生きる』っていうこと辺りが目的と言えば目的なのかなぁ、と。
私としては今のところ、そういう風に考えました。
まぁ、今後その辺りが描かれる可能性ってのもあるわけなんですけれどもね……。
加茂憲倫について
続いて語りますはこちら。
『加茂憲倫という人物について』ということで。
今回、受胎九相図についての語りの中で出てきた人物名。
それこそが受胎九相図を作ったであろう人物であり、御三家の汚点とまでされている人物。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
それが加茂憲倫という人物だそうです。
その評価は『史上最悪の術師』とまで言われており……。
まぁ。微かな情報ではありますが。
少なくとも受胎九相図を作った、ということから考えるに。
どうにもろくでもない人物だというのは間違いなさそうですよねぇ……。
そもそも受胎九相図を作ったのも『知的好奇心』からということ。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
その為に、一人の女性に対して行ったであろうことは……。
どう考えても、人道的だったであろう、とは考えにくいですよね。
そんなろくでもない人物像の加茂憲倫ですが。
気になるのは、やはり加茂という苗字。
御三家の中でも、加茂というと京都校の加茂憲紀。
憲紀なら当然憲倫のことも知っているでしょうが……。
憲紀自身は、どちらかと言うと規則を重んじ、規律を重んじるタイプに見えますし。
そもそも憲倫は御三家の汚点と呼ばれていることを考えると。
憲紀が易々と情報を開示してくれるとはちょっと思いにくいですなぁ。
ただこの後の展開として受胎九相図絡みの事件が発生した場合。
加茂憲倫についての情報はとても重要なものになるとおもうんですけどねぇ……。
……でも、実際それが描かれた場合、視聴者が凄い胸糞悪い気分になりそうな感じがw
あと気になるのは、憲紀も憲倫も名前に『憲』の字が入ってるんですよね。
加茂の家は名前に憲の字を入れる決まりなのかな……。
と、あまり明確な情報それ自体は出ていない加茂憲倫ですが。
その過去の行いや、呪術師としての能力。
そしてその人物像に対して憲紀はどんな思いを抱いているのか。
その辺りも含めて、加茂憲倫という人物については今後も注目していきたいところですね!
五条はお金持ち?
続いて語りますはこちら。
『五条はお金持ちなのか?』ということについてなのですが。
今回、五条は冥冥に何かを依頼し、その報酬としての金銭を振り込んでいたっぽいのですが……。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
その額、なんと一千万円……!
一瞬『お、百万かー』とか思ったのですが、桁が一つ違った……!
恐らく依頼の内容は、虎杖たちの一級への推薦をしてくれ、っていうことだと思うんですけれども。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
それにしたって、一千万とは凄まじい額。
いや、冥冥への依頼はそれくらい払うのがルールなのでしょうか?
まぁ冥冥さんは結構守銭奴気質なので、そうだったとしてもおかしくないとは思いますけれども……。
それはともかく、今回のラストで楽巌寺学長が言っていましたが……。
呪術師は一級からは任務への危険度も段違いになるものの。報酬もそれに伴い段違いになる、ということで。
そう考えるのであれば、特級である五条は金持ちだったとしてもおかしくはないんですよね。
具体的に給与体系がどうなっているのかという点については不明ですが。
五条はよくお土産を買ってたり、虎杖たちに食事を奢る描写もありましたし。
まぁ、一千万もの振込みもしているんですから、相当懐は潤っているんでしょう。
……ただなんというか、五条ってあんまり……。
『金に頓着・執着している』イメージがないんですよねー。
使わないときはまったく使わないで、使うときパーッと使うイメージというか……。
というか、他の呪術師たちもそうなんですけれども。
あんまり、金持ち金持ちしている見た目の呪術師もいないといいましょうか。
いや、わからないですけどね!? 実は小物とか目立たない部分に金かけてます~、みたいな感じかもしれないですし。
なんにせよ、楽巌寺学長の言葉と、振込みの金額を併せて考えるのであれば。
五条はとんでもないお金持ち、っていう可能性は高いでしょうね!
……実は豪邸に住んでたり、高級車転がしてたりしたら笑うw
残された謎・伏線について
続いて語りますはこちら。
『現状残った謎や伏線について』ということなのですが。
まぁ正直、まだまだ物語は盛り上がっていく途中! という感じなので。
ここでは個人的に気になったことについて考えていきたいと思います。
まず第一に、真人たちは対五条への作戦について、どう考えているのか、ですよねー。
現状では五条がいるってだけで、真人たちは思うようには動けないでしょうから。
なにはなくとも、五条を何とか排除しないといけない。
そこについて、何の作戦もないとは思えないので。何かしら悪巧みはしているんじゃあないか、と私は読んでおります!
次に、虎杖たちが一級に推薦された理由とはなんなのか?
あえて東京校メンバーの大半を一級に推薦した、ということは。
これから、高専側が真人たちに対して大規模な反撃に打って出るということなのか。
あるいは、更なる成長を促すために、危険な任務に赴かせるつもりなのか……!?
そして、いまだに謎なままの京都校にいるかもしれない内通者の正体とは?
私はメカ丸が怪しいと睨んでおりますが、確証があるわけでもないですからねー。
っていうか、本当にいるんでしょうか? 内通者。
そしてある意味これが一番気になっている点!
虎杖はなぜ宿儺を押さえ込めるのか。なぜ宿儺の器足りえているのか……!
実際、虎杖って過去の話はまだ描かれていないので、その虎杖の過去に秘密がある気がするんですが……。
あるいは、出自そのもの? 出生に秘密が?
と、軽く列挙しただけでもこれだけ謎や伏線的なものが残っていますので。
これはもう、まだまだ山場があるぞ呪術廻戦! ってのは間違いないでしょうね!
……実際、これらがすべて解明されるのっていつになるのやらw
二期放送はあるのか
さて、続いて語りますはこちら。
『呪術廻戦のテレビシリーズ二期放送はあるのか』についてということで。
まぁこれに関しては最終回の記事では毎回私は語っているのですがw
まぁこの呪術廻戦についてはですねぇ。
ハッキリ言って、『二期は間違いなくやる』でしょう!

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
なんたって、最後にこんな画が表示されていますし。
呪術の現在の人気、話題性は頭一つ以上飛びぬけていますし。
原作漫画も相当売れているようですし。
物語のストックも充分にあるようですし。
円盤1巻も3万枚以上売れていますし。(続編のボーダーは5000枚ぐらいと言われています)
配信も好調のようでしたし。
正直言ってやらない理由が見当たらないんですよね~。
その上、既に公式から『今年の冬に呪術廻戦0巻の内容で劇場版やるよ~』なんて情報も出ている訳ですから。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=DF6VRxvolm0&w=560&h=315]ここまでお膳立てが整った上でテレビの二期やりません、ってのはありえないでしょう。
もちろん、冬に劇場版をやる以上二期の放映をするとしても、ずいぶん先の話にはなるでしょうけれども。
ただこれはあくまでも私の予想ではありますので。
それでも、二期の放送はかなり有力と見ていいのではないでしょうかね!
▼二期まで待ちきれない方は原作を読むのもいいかもしれませんね!
呪術廻戦 第24話 感想
さて、ここまで呪術廻戦の24話について語ってまいりましたが。
その24話の個人的感想といたしましては……。
いや、本当にすばらしかった……!
ていうかまず感想としては、釘崎こえぇぇぇ! ってのが来るんですけれども!w
正直、ここまでの話だと釘崎は戦闘力において一歩劣っている印象があったのですが。
今回その印象が払拭されましたねー。
後は、最後の終わり方がこぅ、さわやかで……。
あぁいい終わり方だなー、っていう思いと。
あぁ続き見たいなー、っていう思いが呼び起こされる。
本当にすばらしい最終回でした!
(余談ですが、私は呪術は26話構成だと完全に思い込んでいましたw)
でもなんていうんでしょうね。これだけすばらしい作品を最後まで見届けると。
……いわば『呪術ロス』がでかい……!
これはもう、私劇場版は絶対見に行きますよ!
そして、二期を楽しみに待つといたしましょうかね!
やるはず! 絶対やるはずだから!w
▼呪術廻戦の記事はこちらにまとめてあります
ということで、以上ロシアスキーでした! 次の作品の記事でもよろしくお願い致します!
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コメント
お疲れ様でした〜。機会があれば映画、2期の考察もお願いしま〜す。面白かったでーす。
デカ丸さん
コメント、ありがとうございます~。
二期、映画の考察記事。いいですね~。
自分以外の人が担当するかもしれないですけれども、書きたいですね!