激闘、決着。
どうも、ロシアスキーでございます!
今回、呪術廻戦は20話目となりますね。
いよいよ虎杖・東堂コンビと花御の戦いも激しさをましていく、という中……。
いやぁ……『やってくれやがったなこの野郎』っていう感じですかね……!
本当に一筋縄ではいかない回でございましたが。
今回も語っていくと致しましょう!
呪術廻戦 第20話 あらすじ
対象の位置を置換する、というその術式を使い花御を翻弄する東堂。
虎杖もまた、その東堂の思惑を汲み、見事な連携を見せる。
まさに阿吽の呼吸とでも言うべき連携により、花御を追い詰めていく二人。
しかし、花御もまた意地を見せる。
逆転の秘策を放とうとする花御、二人はそれに対抗できるのか……。
ということで。
今回はVS花御戦のクライマックス、ということで。
東堂の術式について説明がなされたり、虎杖の成長が描かれたりしながら……。
最後の最後で五条が実力を見せ付けたりしましたねー!
いや、ホント。最後に持っていくもんなー!
ではでは、今回の内容について、個別に語ってまいりましょう。
東堂の術式について
まず語りますはこちら。
『東堂の使う術式について』ということで……。
今回、いよいよ東堂の術式についてハッキリと説明があったわけなのですが。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
やはり東堂の術式は『対象の位置の置換』という術であり、その発動には『拍手』が必要である。
……と、ここまではまぁ予想通りといいますか。
順序だてて考えていけば、ここまでは推理していける部分ではあるのですが。
東堂の術式は正確に言うのであれば。
「術式範囲内、ある一定以上の呪力を持っているものを対象として置換を行える」というもので。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
その対象は生物に限定されず、例えば呪具を対象とすることすら出来る、という……。
はっきり言って、すっげぇツエー能力ですね……。
いや、正確に言うのなら、『東堂の戦い方に合っている』とでもいいましょうか……。
今回見てて思ったのは、東堂はこと戦闘においてはとても頭が切れる……。
というよりは、計算と直感、判断力のトータルバランスが非常に高いタイプという風に感じました。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
例えば、花御の呪いの種子が呪力を糧とするということへの気付き。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
例えば、花御の各種攻撃を振り返り、それぞれに対しての注意すべき点を洗いだすということ。
そもそもの東堂の実力もさることながら、戦闘中に必要な情報を収集し、次の行動を即座に選択できる。
そんな東堂の強さに対して、東堂の術式は『見事にハマっている』といいますか……。
花御自身も言っていたことですし、これは他の作品でも時に言及される部分ではあるのですが。
『シンプルな能力はシンプル故強い』というのはバトル物の一つのお約束であり。
シンプルな能力というものは、応用も利きやすく。さらに複雑な能力でないからこそ。
弱点を突かれにくい、という部分があります。
例えば東堂の術式に関して言えば、東堂が手を打てる状況であれば術式はいつでも発動可能であり。
それをジャマしようにも、東堂の基礎の戦闘能力が高いためなかなか妨害もできないでしょう。
つまるところ、『単純に妨害しづらい上に、発動すれば極めてやり辛いことになる』という能力。
それにプラスして、基礎の部分に計算力・判断力もしっかりと持ち合わせた東堂は、様々な戦術を繰り出せるわけで。
まぁ要するに『東堂は地力がある上にシンプルな術式に合わせた戦い方をしっかりと体得している』ということで。
だからこそ、『噛み合ってる』と私は思うんですよね。
逆に、ありがちなパターンとして東堂みたいな強キャラが凄く複雑な能力をもっていた場合。
策や能力に溺れて、っていうのって多いと思うんですよね~。
今のところ、東堂に関してはそういった気配がなさそうなのも強さへの印象に直結してるのかなぁ、と。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
(まぁ、今回冒頭でちょっとした慢心こそありましたがw)
そう考えると、東堂の術式というのは。東堂の強さを確固たるものにする。
まさにその支えとなっているのではないか、というところでしょうかね。
今後、東堂の更なる術式の応用利用などについても期待がもてるのではないでしょうか!
謎の女性に関して
続いて語りますはこちら。
『東堂の回想に出てきた謎の女性について』ということで。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
これもまた回想に出てきたキャラですので、『新キャラ』と言っていいのかというと微妙ですが……。
この女性ですが。まず呪術師であるのは間違いないでしょう。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
なにせ、式神なのか何なのかは不明ですが、傍に謎の存在がいますから。
恐らくはこの女性はいわば東堂の師匠筋のような存在である、というのも。
素直に考えればそういうことでしょう。
パッと見た感じ、結構気持ちのいい女性というか。
ちょっと、豪快さを感じる女性でしたね。
見てて思ったのは、正確な数字とかはわからないんですが。
結構体格も良さそうなのかな? という印象。
もしかすると、東堂の『背の高い女性が好き』という女性の好みは。
この女性との出会いによって作り上げられたものなのかな~? なんて思うのですが。
もしそうなんだとしたら。東堂にとってこの女性は大切な存在である、という予想もできますが。
気になるのは、この女性。今はどこにいるのか?
そして、生存しているのか、ということ。
まぁただこうやって印象的に登場しておいて、今後出番ありません、ってのはちょっと考えにくい部分ではあるので。
恐らくは今後、どこかでは登場してくると思うんですけど……。
それがどんなタイミング、どんなシチュエーションになるか……。
そして、この女性がどれだけの実力の持ち主なのか。
やはり、東堂の関係者ということもありますから。そのあたりについても期待してしまいますね!
もしも本当に登場してくれたのなら、東堂との関係についても語ってくれるかもですし……。
そういったドラマ面での盛り上げについても期待ですね!
五条の更なる強さについて
続いて語りますはこちら。
『今回見えた、五条の更なる実力』についてということで……。
……いや、本当に。最後の最後に持っていきましたなー。
ここ最近大人しかったから油断してましたが。

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本当に五条は『強すぎる』し『目立ちすぎる』んですよね。
それこそ、主人公である虎杖を喰っちゃうくらいに、なんですよね~……。
もちろん、それが悪いことである、とは言いませんが……。
……ホント、五条が出てくると緊張感が薄れる部分があるんですよねw
あまりにも強い……強すぎる……。
で、今回五条が見せたスキルですが……。
そもそも五条に関しては。
『無限』というものを利用しての戦闘が超強力無比というキャラクターでありました。
改めて整理しますと、五条は『五条への攻撃は無限に阻まれて届かない』という特性を持ち。
曰く『無限はどこにでもあり、自身はそれを引き出して戦っている』ということ。
そして、『収束』と『発散』というキーワードを口にしていたということ。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
それら全てを踏まえた上で、さらに五条の空中浮遊だの瞬間移動だのについて考えれば……。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
五条の使う術式の『順転・蒼』と『反転・赫』は……。
それぞれに『引力』と『斥力』の象徴であろうということまでは考えられます。
(これって、どっかで明言してたような気もするんですが……どうでしたっけね?)
これはそもそも科学的な考え方になってしまうのですが。
五条に漏瑚が説明を行っていた際、五条は。
『ボクに近づくほどに、止まる、というよりは遅くなる』と説明していました。
これはつまり、無限を引き出すのに蒼の術式を使い……。
いわゆる超重力。ブラックホールのような状態を作り上げているのではないか、と私は睨んでおります。
(さらにそれに対し、赫による反発も利用し、物体を引き込むことはしないようにしている、のかな?)
と、まぁ。これに関しては呪術らしからぬ、今までの描写から科学的な推論をしただけなのですがw
もしも私の予想が当たっているのだとしたら……。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
今回五条が使った『虚式・茈』という術式は……。
引力と斥力を掛け合わせていたことから推測するに。あの球体は。
『完全に空間的に固定されている状態』なのではないか、と思います。
(引っ張られもせず、弾き飛ばされもしない、という状態)
と、なると。それってどういうことかといいますと。
まぁ単純に。『とんでもない量の呪力が完全固定されている状態』なのではないか、と。
……ってことは、そのとんでもない量の呪力が。
『その質量のまま吹き飛んでくる』という……。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
いわゆる『ガード不能な超巨大呪力砲』って感じなのではないでしょうかねぇ……。
……ワー、スッゴイチート。
ただ、もちろん茈の凄まじさも目立つのではありますが。
五条は他にもさまざまなスキルを持っているようでもありますから。
やはり、最強の座は揺るがない強キャラ、ってことですかね~!
いやほんと、もうちっと立ち回りを考えて欲しいなぁw
今後も、五条がどのような技や戦い方を見せるのかは興味深いですが。
……強すぎるんだよなぁ、コイツw
次回展開予想
さて、次に語りますはこちら。
『次回21話の展開について』予想していきたいと思いますが……。
次回予告の映像を見るに……。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
次回はどうやらついに野球回の様子!?
古来より『野球回のあるアニメは名作である』という格言もございますが。
まず野球をやるのは間違いないとして……。
個人的には、この作品で野球をやる、なんてことになったら。
単なる野球ではなく、さながら『異能野球』みたいな感じになって盛り上がるのではないか、ということ。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
そして、最後の野薔薇の紹介情報を見るに、割とコメディな感じのエピソードになっていくのではないか、と思うんですよね。
そもそも、野球で命のやり取りとか(あんまり)聞いたことないですし。
(時々聞くことがあるのはご愛嬌ですけどw)
ただ、ある種の息抜き回であるところの野球回が1話で終わるとは思えないので。
恐らく、この野球回は前後編くらいで〆てくるのではないか、と私は読んでおります。
なので、次回の展開としては……。
『宿儺の指こそ真人に回収されたものの、教師陣はそれを生徒たちには伝えず』にいて……。
『対抗戦の次のプログラムである団体戦として、野球を開始する』ということではないですかね。
ただ、それにあわせて五条辺りは『内通者に関してさらに踏み込んで調べる』ってこともしそうかも……?
と、こんな感じの展開になるんではないでしょうかね!
呪術廻戦 第20話 感想
さて、ここまで呪術廻戦の20話について語ってまいりましたが。
その20話の個人的感想といたしましては……。
いや……ほんと空気読めよ五条……w
なんか、途中まではすっごい燃えてたんですけども!
五条が大暴れした瞬間、ちょっと乾いた笑み浮かんじゃいましたよねーw
いや、改めて痛感。コイツ強いんだわ……。
なにはともあれ、東京・京都両校にリタイアが出なくって一安心ではございましたが。
暗躍する真人の姿も見えたので、なんとも不穏な空気……。
ただ疑問なのは、なんで真人が直接指を奪いに来たのか、ってことなんですよねー。
内通者がいるのなら、内通者にやらせれば良いと思うんだけどなぁ。
内通者は動けない理由があったのか?
それとも、真人が動くべき理由があったのか?
なんにせよ、まずここで一息、ではございますが。
次回以降も、細かな部分で情報の開示が行われるかもしれません。
そういう意味では、まだまだ気が抜けませんね!
ということで、以上ロシアスキーでした! 次回もよろしくお願い致します!
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