リゾートとかいいじゃあない……。
最近本当に旅に出たくてしかたない。ISLAND(アイランド)担当ロシアスキーです!
ということでISLANDももう4話。毎回毎回そうなのですが……。
次回への引きが上手いから一週間が待ち遠しくてツラいですな~w
ということで、今回もガンガン語っていきましょう!
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ISLAND第4話 あらすじ
前回の終わり方がまぁ大問題だったので、ホントこの一週間は身悶えしっぱなしでしたw
ということで早速4話のあらすじを。
その計画に乗った切那。紗羅もまた協力を申し出る。
結婚式当日、切那の取った行動とは……。そして、本土で夏蓮は何を目にするのか……。
ということで、今回一気に夏蓮絡みの出来事が進んだ感じですね。ちょっと意外。
もうちょっと引っ張るかと思ったんですけどね~。まぁサクサク進むのはいいことです。
ではでは、解説・考察などやっていきましょうか!
スポンサーリンク夏蓮の母
今回見事に島を出て母に会いに行った夏蓮ですが……残念なことに、母には会えませんでした。
実はすでに夏蓮の母は交通事故で……1年前に帰らぬ人になっていたのです。なんと残酷な運命……!
しかし、夏蓮は母の研究仲間である山吹桃香ちゃんから母のことなどを聞き、満足したように笑っていました。
捜し求めた母にこそ会えなかったものの。夏蓮はこの出来事を経て大きく精神的に成長したようです。
こんなことになっても腐らず、前へと進む。いやぁ、夏蓮ちゃん良い子……。
……で。ここで気になるのは、夏蓮ちゃんのお母さんは何を研究していたのか、ということでございます。
桃香ちゃんが僅かに語ったことによると、『世界の古文書に残っている』……という何か。そしてお母さんが書き記した『世界には秘密がある』ということ。『それを解き明かせば革命が起きる』ということ……。
これらの情報を整理すると。『世界の古文書に残っているヒントから秘密を解き明かし、革命を起こそうとしていた』という所でしょうか。
問題はその秘密が何か。そして革命とはどんなことが起こるのか。という点ですが……。
現状ではちょっと判断しづらいってのが正直なところですね~。ただ、突拍子も無い推測をするのであれば。
『世界とは浦島のこと。その外の世界は舞台装置でしかない』というのはどうでしょうか?
いきなりすぎる予想ではあるのですが、作中どこか、浦島以外の世界ってのは情報がほとんど出てきてないんですよね。
今回夏蓮のお兄ちゃんも言っていましたが、浦島は変わっていかなければいけないということでした。
余所者に対して排他的な浦島という世界。それをどうにか変えようとお母さんは動いていたのではないでしょうか……。
う~ん……。あまりにも情報が少なすぎる……。多分ですけどね、すっごいヒントになるっぽいのがこちらの映像なんですよ。
研究内容を桃香ちゃんが漏らしそうになった時にわざわざ映ったこの映像。玖音お母さんですよね~……。
玖音さんをキーとして考えるなら、引きこもりなうな玖音さんだからこそ、『浦島』という世界、こそが大事な舞台だと思うんですよね……。
スポンサーリンク結婚式についてのあれこれ
今回夏蓮の結婚式ぶち壊し大作戦を行った切那ですが。ここではこの大作戦についてちょっと細かく説明を。
切那の演じた『スケキヨ』って?
これねー……w 多分だけど今の若い子知らないんじゃあねぇか……?w
↑どっちかっていうとグレイだろそのマスクwはい、これ実は有名な元ネタがございます。それは横溝正史先生の作品「犬神家の一族」に出てくるキャラクターでございますね。
簡単に説明すると犬神家の人間で、顔のやけどを隠すために白いマスクを装着しているというまぁ奇抜な設定の持ち主でございます。
詳しくは原作小説、もしくは同名の映画を見ていただければ分かるかと。
まぁ、あれですな。夏蓮ちゃんの家が由緒正しき家系だからこそのかぶせギャグという所でしょうか。
……いやぁ、やっぱ若い子はわからないと思うんだよこのネタw
法的問題
結婚式当日、花嫁を(あるいは花婿を)連れ去る……な~んて、往年の映画ではよくあるワンシーンですよね。
結構、男女問わずこのシチュエーション好きな人って多いんじゃあないでしょうか。私もその一人です。
で、す、が……これって法律的に大丈夫なの!? っていうことが気になったので調べてみました。
結論から言いましょう。割と重い罪に当たるそうですw
具体的には『略取、誘拐の罪』及び『逮捕監禁罪』に問われる可能性があります。
もしも訴えられて有罪になったら? 『1年以上10年以下の懲役』が科される可能性がある、とのこと。
更に、相手を奪われてしまった新郎もしくは新婦は、慰謝料の請求も出来るということで(当たり前ですよね~)。
まぁ……なんですね。やっぱりそういう突飛なことはやっちゃあいけないってことですよねぇw
確かにね、ドラマチックかもしれませんよ。ロマンもあるかもしれませんよ。
でもね……ドラマ性とかロマンだけで生きていけるほど世界は優しくないんです……w
ということで、今回切那くんは訴えられたら普通に負けてましたねw うん、そうならんでよかったね……w
三々九度
いや、これ感心したんですけどね。結婚式の三々九度の杯? 描写すっごく細かくないですか?
ちゃんと三つの杯あったし。夏蓮ちゃんが飲むシーンもきっちり分けてるし。
ちなみにこの三々九度。深い意味がございます。三つの杯は小中大がそれぞれ『過去・現在・未来』を意味しています(あれ、これ意味深?)。
三度に分けて飲むのはそれぞれが『神・家族・参加者への感謝と誓い』が込められているんだとか(夏蓮ちゃんは二度で飲んでいるようでしたが、恐らくシーンの外で一度口をつけているのでしょう)。
さらに巫女さんが注ぐのもきっちり三回。今現在こういったエンタメ作品で三々九度をしっかり描くってのレアじゃないですかね~?
こういう神前式をかきっ、と描写してくるのはポイント高いですねー。自分なんかは結婚式場のイベントで一度ゲスト参加だけしたことありますが。
ど~も……神前式は、堅ッ苦しいというか。私には合わない感じでしたねw いやさ、そも結婚式に参加すること自体苦手なんですけどw
紗羅ちゃんの抱える謎
切那はここまで、凛音を外に連れ出し、夏蓮ちゃんの悩みを解決しました。と、なれば当然次は紗羅ちゃんとなるのが自然ですよね。
今回特別にメイド業をやっていた紗羅ちゃんですが、意味深なことを口にしていましたね。
しかもなんと、そんな迷える紗羅ちゃんに玖音さんが話しかけるという仰天の展開まで!
↑普通にシレッと喋ったからびっくりしたわ!wここではそんな紗羅ちゃんについて語っていきましょう。
失われた力?
紗羅ちゃんは玖音さんに対して「力が戻れば病気もなんとかできるのに」と語っていました。
なんとも重要そうな、そしていきなりの言葉でございますね……。
この言葉の意味については、私は2つほど考えてみました。
1つは『言葉通り。紗羅ちゃんには不思議な力があり、それが取り戻せれば島の病気は消滅する』というもの。
もう1つは『力と言っているがそれは能力ではなく、記憶であり。煤紋病への対処方法の記憶こそそれである』というものです。
この2つの考えにたどり着いてみて……どちらが当たってそうか、と考えたとき。私は後者こそ正解なのではないかと思います。
いくらこの作品がSF込み込みだといっても、さすがに超能力的な物は要素としてありえないんじゃあないかな~、と思いますし。
切那や凛音が記憶喪失ということを鑑みても、紗羅ちゃんも実は記憶喪失だった! って線はあるんじゃあないかと思いますし。
ただ、だとすると今度は「なんで紗羅ちゃんは煤紋病への対抗策を知っているの?」という疑問も湧きます。
これに関しては、紗羅ちゃんもまたタイムトラベラーであった、と仮定すれば解決するのですが……。
そうとんとん拍子に考えるのも危険な気がするんですよね……。うむむ……。
時間が無い、とは?
玖音さんに『頑張っている』と言われた紗羅ちゃんは涙を流しますが、その次のシーンでは『私には時間が無い』と口にしています。
これは一体どういう意味なのでしょうか?
時間が無い、という言葉は良く聞きますが。この作品の現在の情報から推測するに……。
この、意味ありげなカレンダーの映像。そして上の項目、『紗羅ちゃんがタイムトラベラーである』と仮定した場合。
この紗羅ちゃんの誕生日こそ運命の日。この日、紗羅ちゃんになにか大きな事件や事故が襲い掛かってくるのではないでしょうか?
部分的にそこの記憶だけを紗羅ちゃんが持っているんだとすれば、焦っているようなこの様子にも納得がいくのではないかと思います。
問題は紗羅ちゃんの身にどんな出来事が降りかかるのかは現状では不明ということですが。
きっと、きっと切那がなんとかしてくれると信じて……! なんだかんだ切那は島の問題とかを少しずつ解決していってる気もしますし!
スポンサーリンクISLAND4話 感想
さぁて今回4話の感想なのですが。
いやぁ……よかったね夏蓮ちゃん……。
今回の夏蓮ちゃんの立ち向かった出来事は、決して最良の結果を導けたとはいえませんでした。
ですが、切那が言った様に、『自分の目で結末を確かめに行った』ということは非常に重要だと思います。
それまでその事実から逃げていた夏蓮が乗り越え、立ち向かい、そして結末へとたどり着いた。
これを成長と言わずしてなんと言いましょうか! あぁ、よかった……よく頑張った夏蓮ちゃん……。
今回のエピソードを考えると、夏蓮パパが頑なに島を出ることを許さなかったのも、夏蓮ちゃんを想ってのことだとそう思えますね……。
夏蓮ちゃんが傷つくんじゃあないか、と。その悲しみに耐えられないのではないか、と。
そう心配してのことだったのかな、と……。それでもちょっとやり方がアレだったとは思いますけど、男親なんてのはそんなもんかもしれませんね。
あとはね。やっぱり色気のある展開でなくてまず一安心、って所でしたw いや、もしもそんなことになったらどうしたものかとw
そして、まさかの玖音さんがしゃべってびっくり&なにやら途端にきな臭さが増していくというムーブ……。
のみならず、ここまでマスコットの如くだった紗羅ちゃんがいきなり深刻な雰囲気を醸し出すという展開!
いやぁ、退屈させないじゃないのぉぉ……。また一週間待つのがちょっと厳しくてもにゅもにゅするじゃあないのぉぉ……。
本当にね、ISLANDは謎の撒き方回収の仕方そのリズムが心地よくてですね。いやぁ、楽しい。
次回が5話ということで、次回で紗羅ちゃんの抱えている問題を切那が解決すると同時に、大きな謎が出てきて、中盤戦はその謎によって物語が混迷の最中に叩き込まれるのではないでしょうか。
と予想しつつ、宣伝でぇございます。
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以上、ロシアスキーでした。次回もまたよろしくお願いいたします!
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コメント
今回も記事を楽しく読ませて頂きました。
スケキヨの考察までなさるとは、好きですそういうの。
「ひと夏の過ち。」
そう、私の以前の考察、「煤紋病は小生病、紗羅の一族はイニシエーション ラブの使い手」の様な恥ずかしい思い出。(酷い考察だよね~)
そんな、「ひと夏の過ち。」を切那と夏蓮で…、あるわけないか…。(残念無念)
ええっと、夏蓮に兄ちゃん居たんですね。でも、御三家は女系だから兄ちゃん家を継げ無い。夏蓮が結婚して家を継がなければ為らない。
とすると、夏蓮の父ちゃんも外部からの入り婿で夏蓮の母ちゃんが枢都家を継いだのか、なんとなく勘違いしていたな。父ちゃんは枢都家の人間だと思っていた。(もしかすると余所者、本土の人かもね?。いや、それはないか。)
母ちゃんは枢都家当主を捨て本土で研究者か、とすると浦島での枢都家の存在価値はあまりない?。(権力者としてなら有りだけど。)
御原家の母ちゃん玖音、第四話まで来たけど、旦那さんがいる様子がないね。とすると、凛音は私生児?。
切那のフラッシュバックが、凛音、夏蓮、紗羅の母親達との記憶なら……。
紗羅が煤紋病を何とか出来ると言っていたけど、どうなんだろう?。彼女は伽藍堂家には特別な能力がある血筋と思っている様だが、実は何の能力も無い、普通の人々。紗羅も普通の女の子じゃないかな?。(イニシエーション ラブは忘れて、お願い!。)
結局、御三家は伝承の子孫なだけで普通の人々。
だと思うんだけど、切那の存在がな~。紗羅も言っていたけど、彼の存在だけが特異点、目的もセツナをコ口シテ世界を救うと。
その世界を夏蓮の兄ちゃん(スバルといったか。)は、変えると言っている。世界革命の母ちゃんの影響でしょうか?。スバルがセツナとも思えないし。
ロシアスキーさんの考察の通り、この世界は浦島であり、クローズドサークルなのかな?。
まあ、「まて!、次週。」言うところですか。
連日の酷暑です。お互い熱中症に気をつけて、健やかに過ごしましょう。
では、さようなら。
てけり・りさん
今回もコメントありがとうございます!
>スケキヨについて
いやぁ、絶対若い人知らないでしょw 犬神家w
一応そういう細かいところを書くのも自分の持ち味ってこってw
>夏蓮絡み
いきなりのお兄ちゃん登場でしたよね。ただ、疑問もあるんですよ。
夏蓮パパもそうですが、入り婿になる条件ってあるのかな、って。
太郎さんが島の人っぽいからパパも島の人だったんじゃあないかと自分は予想しているのですが。
あるいは条件なんてないのかもしれませんが……。
>御原家絡み
たしかに。旦那さんは噂も出てないっぽいですね。これは玖音さん絡みということもあり、恐らくキーになるかなと思います。
特にご指摘の、切那のフラッシュバックこそが先代の記憶、というのは十分ありえると思いますよ。
鋭い観察眼ですねぇ。
>紗羅ちゃん絡み
今のところ、この作品では『超常』というのは精々『煤紋病』そのものくらいしか出てきてないんですよね。
(タイムトラベルうんぬんは別として)
だとすれば、ご指摘の通り超能力は持っていないと考えるのが筋でしょうか。
となると、やっぱり紗羅ちゃんは煤紋病対策の記憶を失っている?
現状はまだまだ世界観を当たっているところという感じでしょうから。
これから先、もっと大きな謎が出てくるのではないかと思います。
目が離せないことになるのは間違いないでしょうね。
次回もきっと重要なヒントや思索ポイントが出ると思いますので。
ぜひぜひまたコメントにてご意見をお聞かせくださいね!
法的問題を指摘なさるとはwww
ムスカさん
コメントありがとうございます!
よくよく創作物で見るシチュエーションではございましたが。
一応、突っ込んで考察してみようかな、と思った次第でございますw
なお、もしかするとネタバレになる可能性がございましたので(ちょっと過敏かとも思いましたが)
コメントを編集させていただきました。ご了承いただければ、と思います。