三千界切那、奮闘す。
どうもっ! ISLAND(アイランド)担当のロシアスキーです!
前回、次回予告のタイトルに不穏なものを感じていたのですが……。
↑前回の記事はこちらでっす!
その不穏な気配、違和感が、いろいろとこの物語の結末へのヒントを教えてくれた感じですねぇ!
今回も夢中になって見ていたのですが、当然重要なポイントは押さえましたよー!
さてさて、語る前に一つ解説というか、注意書きというか。
この記事では、同名の人物について語ることがあるので。そのことについて。
セツナ表記→いわゆる本物のセツナ。暴龍島に流れ着き、そこで凜音を守ろうとしたセツナのこと
リンネ表記→未来世界にいる『リンネ・オハラ』。切那が愛し、指輪を渡したリンネのこと
以上、ここを覚えておいてもらえるといいかと思います。
ではでは、語っていくとしましょうか!
スポンサーリンクISLAND第11話 あらすじ
前半は切那をとにかく応援したり、「おっ、そう来たか!」と思いつつ。
後半は「ん? ん? ん~?」と思いつつも見守っていたら……。
ラストで「あ゛っ!」ってなってから一気に予想考察が頭の中でスパークした今回でした……。
以下、あらすじです。
過去の経験から、夏蓮、紗羅、そして凛音の抱える悩みや問題を解決する切那。
徐々にだが、前回とは違う未来へと進んでいく日々。そんな中、玖音は何かを思い……。
という感じでして……。
今回ですが、最終話直前ということで。重要度の高そうな点から語っていきたいと思います!
スポンサーリンクくおんの部屋にあった装置の秘密
今回ラストで映った玖音の部屋。そしてそこにあった装置……。
見間違いでないのならば。その装置は未来世界の『リンネ・オハラ』が作り上げたタイムトラベル装置に見えました。
これがタイムトラベル装置そのものだと仮定した場合、考えるべき点……。
『それが完成した装置なのか』。あるいは『建造中の装置なのか』という点がポイントの一つになります。
ただこれは、未来世界に装置自体が残っていなかった様子を見れば、装置は建造中のものであると思えます。
そう考えた場合、未来のリンネが持つCDとは玖音が残したものと考えることができますが……。
玖音はなぜタイムトラベル装置を作る、あるいはその作成方法を残しておけたのでしょうか。
今回のエピソードを通して見た時、私の直感が訴えたことが一つありました。そして、それが本当にドンピシャなら……。
色々と、この物語の謎が説明できるのではないかと思いました。
その直感が訴えた仮定、それは……。
御原玖音とは、『未来からやってきたリンネ・オハラ本人なのではないか』ということです。
どういう角度からの予想かといいますと。
未来のリンネは切那を見送ったものの、やはり切那への想いが捨て切れず、過去へと跳躍した。
凜音が生まれるよりも更に……もっともっと昔の浦島へと飛び、御原家を作り上げた。
そして凜音を娘として産んだ後、玖音として浦島で暮らし、本物のセツナ。……つまり、現代で凜音と仲良くなったセツナのことを知り。
そこから起こる凜音の悲劇、運命に気づき……未来世界の切那と出会えることに気づいた。狙い通り。
故に切那が自己紹介をしたときに……『けどスキ』と言った。だって想い人なのだから。
もしもリンネが玖音だと仮定すれば、タイムトラベル装置を作れることだけではなく。
暴龍島へとたどり着けたことも。凜音を助けたいと言った時の微妙な表情も。
切那への好意も。凜音とデートしたときの切那を見た時の怒りのような表情も。
全てが全て。説明できるのではないでしょうか。いや、こう並べると……。
本当に全てが、ぴたり、とはまっていってる気が……。
そして玖音が現代の浦島でタイムトラベルマシンを作っている理由はもしかしたら……。
過去を改変し、そもそも凜音が悲劇に見舞われないようにし。世界を救済し……。
未来世界で、リンネ・オハラたる自分と切那が幸せに暮らせるようにしようとしているのではないでしょうか?
証拠として玖音の指には、まるで切那がリンネに作ったもの、それそのものの様な指輪がありました。
これはもう、この予想こそ確定ではないかと思いますね!
そしてこの仮定をおいた場合……。主人公、三千界切那に対しても、一つの仮定が成り立つのです。
スポンサーリンク三千界切那の秘密 その正体
切那に対して成り立つ仮定。それは……。
未来世界から訪れた『三千界切那は現代で御原典正を名乗っていた』ということです。
これはこの物語において切那が周回をすでに複数回行っているという仮定に基づいての予想なのですが。
そのタイムトラベルループの何回目かにおいて、切那とリンネは一緒にタイムトラベルを行ったのではないでしょうか?
この時のタイムトラベルの目的は……仮に『未来世界を救うため』だったとしましょう。
その二人でのタイムトラベルの後、玖音はオーバーテクノロジーを現代で再現しようと。そして切那は煤紋病への対策を研究していた。
自分たちの生まれた時代とは違うものの、平穏な現代での生活を送っている二人。子供も生まれ、幸せだった。
そんな中で、娘の凜音が現代にいた『本物のセツナ』によって悲劇に見舞われてしまう。
その悲劇により、切那もまた命を落としてしまう。おそらくは浦島での生活で煤紋病を患っていたか……。
あるいは『そのループの切那は煤紋病を最初から身に宿していた』のだと。そう仮定しておきましょうか。
悲しみに暮れる日々の中……。『凜音が悲劇に見舞われてしまったため、現代に訪れた切那』が現れる。
今回紗羅ちゃんも言っていたように。タイムトラベルが可能なら同一時間軸に同一の人間が別の存在として存在することは可能だとは思われます。
その切那と出会った時、玖音は考えたのではないでしょうか。
もう一度、切那との幸せな日々を取り戻せるのではないか、と。
この仮定が通るのであれば、切那が口にしていた、『セツナをコ口す』という使命感にも納得できる理由が生まれます。
それは何度目かのループ時に、玖音に仕込まれたか、あるいは切那自身が記憶したことなのではないでしょうか。
凜音を救うためには、本物のセツナと出会わせない。もしくは、出会ったとしても悲劇が起こる前に排除してしまえばいいという記憶。
あるいは御原典正となった切那は、その時点でセツナを排除することをあきらめていたのかもしれません。
しかし凜音と急速に仲を深めるセツナを見た時、悲劇が迫っているという事実に恐れてしまい、セツナを突き落としてしまった。
だからこその、『生かしておくべきではなかった』という言葉だったのでは?
……ただ、この切那=典正という予想は、実は早い段階で思いついていたのですが。
あまりにも素っ頓狂だし、あまりにも複雑すぎる状況に陥りそうだったので、ここまで口にはしていませんでした。
しかし、その投げ捨てた理屈が、情報と状況によって補強されてしまった以上。
そう、証拠がそれを示す以上、その理論を推さなくてはいけないと思い、ここで口にしました。
切那はどうすべきなのか
そして大きな問題点がもう一つ。それはこの物語が終焉を迎えるにあたり。
『三千界切那という男はどんな選択をすべきなのか』という点です。
切那はあくまでも未来を変えるため、未来を救うため凜音を救わなくてはいけません。
ですが切那自身が愛しているのは凜音ではなく、未来世界の『リンネ』です。
しかし切那の優しさや頼もしさに凜音が心惹かれているのは事実でしょう。
現状未来に戻れないとすれば、切那が凜音と良い仲になるのもまぁいいんでしょうけど。
そこで玖音が問題になってくるかと思われます。仮定通り玖音=リンネ本人だとすれば。
娘の凜音が切那とくっつくなって到底容認できるはずも無い。
というか、むしろ切那を自分の方へと意識を向けようとさえするでしょうね。
でもそうなると凜音が傷ついてしまい、また悲劇が襲い掛かってくるかもしれない。
そう、現状ですと全ての仮定が通った場合、切那がどう行動しても手詰まりな気がするんですよね~……。
まぁあくまでも私個人の考えなのですが。
切那は凜音の気持ちを拒絶したほうがいいと思います。実際タイムトラベラーなわけですから。
住まう時代の違う人間とは付き合えない、とさえ言ってしまえばいいと思うんですよね。
……ただまぁ、切那がその選択をするかどうか。
……次回。必見でございましょうね。
スポンサーリンクISLAND11話 感想
最終話直前。それまでの謎、伏線、疑問が全て絡み合い、一つのパズルを作り上げる感覚……。
あぁ、たまらねぇ……。これだからアニメってやつは見るのをやめられねぇんだよなぁ……。
そしてそれでありながら、最後の最後まで物語の幕の前に、最終最後の選択肢が残る。
あ~楽しい! ISLAND楽しい!w
いや、今回は本当に何度膝を叩いたかわかりませんよ!
それまでに私自身否定していた選択肢すらもよみがえってくるこの状況!
玖音、凜音、切那、セツナ、リンネ……。
それぞれのキャラの関係が絡み合い、物語を盛り上げていく!
もうね、ここは多くは語りません。次回、全てが明らかになるでしょうから!
あー、これは一週間待つのがつらい! 楽しみすぎて!
本当にね、次回は必見です! これまで浦島で切那や凜音たちと夏を共に過ごしてきた皆さん!
そのラストを見届けましょう!
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以上、ロシアスキーでした。次回もどうぞ、よろしくお願いいたします!
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コメント
ふぅ~~~~。
あと一話かぁ~。
ここまで来たら何も言うまい。
最終回は、「てをつないでアナタ」か…。
平仮名と片仮名混じりの題名。
現在と未来が交わる。
そんな感じかな。
てけり・りさん
コメントありがとうございます!
本当に。あと一話っすねぇ……。長かったような、短かったような。
ここまで紡がれてきた現在と未来。それが交わる感じはありますなぁ。
なんにせよ、次回。結末をじっくりと見て楽しみましょう!