ひええ……!
アッシュの故郷に行く=アッシュの過去に触れるというのは分かっていたことですが、結構壮絶でしたね……。
どうも、BANANA FISH担当の汐川です!
今回はアッシュの故郷でのシーンで気になったことを中心に、考察・解説していきたいと思います!
チャイナタウンの支配者的な李王龍(リーワンルン)のシーンについてもちょこっと触れていくので、ぜひチェックしてくださーいっ!
前回の記事はこちら▼
復習にもどうぞっ!
スポンサーリンクアマデウス症候群から考える伊部の英ちゃんの思い
マックスが伊部さんをからかうように言った「アマデウス症候群」ですが、これってな~~んだ?というわけで、考えてみました!
アマデウス症候群ってのは正式に存在している病気ではないようなので、私なりの解釈です。
まず『アマデウス』とは、イギリスの劇作家であるピーター・シェーファーの戯曲です。
これはどんなお話かっていうと、「作曲家・モーツァルトとサリエリの人生をめちゃくちゃ脚色してみた!」って感じらしいんですが、今回はタイトルの『アマデウス』に注目したいと思います。
タイトル『アマデウス』は、モーツァルトの名前からきているそうで、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの“アマデウス”らしい。
ほんとはヨハンネス・クリュソストムス・ウォルフガングス・テオフィルス・モザルトって名前があるんですが、この“テオフィルト”っていうのをラテン語の意訳である“アマデウス”として使っていたんだそうです。
ティオフィルスもアマデウスも、“神に愛された”っていうような意味がある。
モーツァルトがなぜ“アマデウス”にしたのかというと、当時はイタリアの作曲家が人気だったので、ギリシャ語の“テオフィルト”をラテン語の意訳の“アマデウス”にしたらしい。
どっちにしろ、神に愛された男っていうことですよね。
つまり、伊部さんからすると、奥村少年の棒高跳びの才能はまさしく神に愛されていて、彼から得たインスピレーションによって自分自身も評価されたことから、奥村少年に対して憧れや尊敬、もしかしたら嫉妬的なもの(モーツァルトとサリエリの関係からして)も感じているのかもしれないな~~という。
だから守ってあげたいというか、綺麗でピュアなままでいてほしいみたいな気持ちがあって過保護になってしまうのかな?と思いました!
スポンサーリンクアッシュの父親が金を受け取らせた理由
アッシュの身に起きたことを一番辛く思ったのは、もしかしたら父親のジムだったんじゃないかと思うんです。
もちろん被害者のアッシュだって、身体的にも精神的にもものすごい苦痛を味わったでしょう。
でも、アッシュはあまりにも幼くて、もしかしたら自分がどういう目に遭ってしまっているのか?っていうのを、よく理解してなかった可能性もあるんじゃないかと思ったんですね。
でも、父親であるジムは、アッシュを見てすぐに何があったのかを理解できたわけなので、どうして守ってやれなかったんだろうと思ったはずなんですよね。
ただ、犯人は町の名士だったわけですから、きっとまさか自分の息子がそんな目に遭うなんてことは考えもしなかったんじゃないかな?と。
町の他の住人たちの反応からしてそうかな?と思ったんですが、そういうわけなんで警察すら真面目に取り合ってくれないどころか、7歳の男の子に対して「おまえが悪い」的な言い草ってあります??っていう。
でも、あんな小さな町だから、それこそ町の権力者に逆らったら生きていけないのかもしれなかったし、どこかで「もしかして……」とか「きっと……」と思ったとしても、自分や家族を守るために知らんぷりした可能性は十分あると思います。
そうなった時、じゃあ誰がアッシュを守ってやれるのか?
ジムが殴り込みに行ったところで、状況は変わらないどころか、もしかしたら彼が牢屋に入れらてしまうかもしれないので、どれだけそうしてやりたくとも、これを選ぶことはできない。
ってことは、実際にアッシュの体を守ってあげることはできないんですよね。
まだ7歳の息子がいるのに相手をコ口してしまうっていうのも、(こちらも心情的にはそうでも)その後のアッシュのことを思えば最善策ではない。
じゃあどうすればいい?と思った時、アッシュの心を守ってやろうと思ったんじゃないかな?と。
金を受け取る=ギブアンドテイクであって、アッシュが一方的に好き勝手されてるわけじゃない。
そういうふうに、アッシュの心を守ろうとしたんじゃないかと思いました。
でも、それが正しい方法だったとも思えないし、結局助けてやれなかったという罪悪感があるから、ジムはアッシュに憎まれようと思っていたんじゃないでしょうか?
“月龍”ってなんだろう?
ワンルンがディノに貸すと言った“月龍(ユエルン)”ってなんですかね?
ディノとの会話からして、ロスアンジェルスにあるチャイナタウンにもワンルンの力が及ぶってことなので、ロスアンジェルスのチャイナタウンをワンルンの代わりに実質的に仕切ってる組織の名前とか、そのリーダーの名前なのかも?
スポンサーリンクBANANA FISH6話感想
暗い過去だけでなく、現在も十分暗いんだった……とジェニファがおなくなりになってうおおんってなりました……。
さて。
アッシュはしっかりお父さんの血を受け継いでるというか、「何をしてでもとにかく生き抜く」っていうのは、お父さんに教えられたことなんじゃないかと思ったんですよね。
7歳の時の事件で、アッシュは理不尽を味わわされた。
でもその後、アッシュって今のところ自分の体を使うことには躊躇いないんですよね。
それが生き抜くための手段の一つだってことも、そこで学ぶことになってしまったのかもしれないなと。
家を出てからも理不尽なことはたくさんあって、でもその度にどうにかしてきたんですよね、アッシュは。
そこには、こうだとは言われたわけでなくとも、お父さんから自然と学んだことが身についてたのかも……って思ったらしんどい!!!!
なので、「やるじゃねえか」ってお父さんがアッシュに言ったのも、もう自分で理不尽に立ち向かうことができる男になったんだなって意味ならめちゃくちゃ胸が熱いやんけ……。
アッシュもお父さんの考えていること、胸の内をきっと分かってあげられる子だったので、お互いの辛い記憶を刺激しないために距離を置いていたのだとしても、憎み合っていたわけではないんだよね……っていう(;_:)
そんでもっていよいよロスに到着なので、来週も楽しみですね!!!!
まずは当分身を隠せる場所を確保するところからですかね?
そうなると、ニューヨークでもそうしたように、やっぱりチャイナタウンを目指すのかな??となると、謎の“月龍”に遭遇することに……?
はてながいっぱい笑
とにかく毎回楽しめているので、また謎とビックリとであっという間の時間なんでしょう!
それではまた、7話の記事でお会いしましょう~!汐川でした~~。
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