こんばんは。眼鏡は顔の一部じゃない、全部だ! ライターの雨琴です。『シャドーハウス』を担当しております。
※コメント欄でのネタバレも厳禁でお願いします!
前回はエミリコが他の生き人形と交流しはじめ、シャドーハウスでの仕事や過ごし方を覚え始めました。
そして何よりサラという”おかげさま”との接触により、シャドー家の顔の代わりになるということを具体的に知ることになりましたね。
不穏な予感を覚える中、今回はローズマリーたち班のメンバーから授業として様々なことを教わりました。
亡霊というすすの集合体との予期せぬ戦闘や、ケイトも知らないすすを自分の意志で動かす現象など、気になる点がたくさん出てきました。
はりきって気になること感じたこと思ったこと考えたことをふり返っていきましょう。
緊急用掃除用具とは何か
授業としてローズマリーはシャドーハウスの中を案内してくれました。
キッチンやランドリーは顔の見えない生き人形が使う部屋として紹介されていましたね。
エミリコたちの食事や服を用意しているのが、顔の見えない生き人形なのでしょうか。
こびりつきが集まった亡霊なるすすも登場しました。
生き人形たちが総出で退治に出動している模様です。
ローズマリーが見せてくれた緊急用掃除用具はこのときのためのものなのでしょう。
しかし水に対しててきめんに弱いことを考えると、ハンマーみたいな鈍器で飛び散らせるより、ホースとかポンプがあると良さそうです。
偉大なる創造主様とは
生き人形の”ポートレート”という特別な服があることがわかりました。
生き人形が割り当てられてもお披露目を経て、適正を判断しないと顔つきの成人とは認められないようです。
認められなかった場合処分されてしまうとのことですが、生き人形の出自がどうであれ、短絡的に破棄するのは非効率です。
となるとここで気になるのは顔の見えない生き人形の存在です。
シャドー家の偉大なるお祖父様こと、生き人形の創造主様が顔の見えない生き人形も作っているのでしょうか。
ミアが最初から文字が読めたというように、生き人形のスタートラインには個体差があるようです。
どこかから拐ってきて、記憶を消す薬を飲ませている予感が否めません。
顔の見えない生き人形の正体は処分された生き人形で、降格されているのではないでしょうか。
すすを意志で動かせることをケイトは知らなかった
エミリコのパンちゃんや、ケイトのぬいぐるみが動きました。
原因は綿の代わりにエミリコがケイトのすすだるまを使ったことのようです。
第1話にもシャドー家の人がすすを意のままに動かし、鳥状の使い魔として使役している描写がありました。
故にケイトがそのことを知らないということの方に意外性を感じました。
亡霊もまたすすでできているので、エミリコはシャドー家の誰かが意図して亡霊を暴れさせたのではないかと邪推しかけていました。
エドワードという生き人形の「三階の方々に娯楽を提供」という発言も気になります。
シャドー家の屋敷という閉ざされた空間で、カードゲームに興じてばかりでは確かに退屈そうです。
ミアの部屋が荒らされていた件や、体に傷跡のようなものがあった件も含めて、加虐的な嗜好を持つおかげさまが多数いてもおかしくないかもしれません。
『シャドーハウス』3話感想
くり返し言及される「余計なことは考えない」という言葉と、それにしては気になることの多い世界観。
エミリコとケイトに思い入れてしまっているから、二人が幸せに過ごせるならそれでいいのにと思ってしまいます。
でもミアの傷跡とか見ちゃうと絶対ただほのぼのするだけのアニメにはならないですよね。
暗い予感がしてもどうしても見ちゃう。上手い作りのお話です。
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