こんばんは。眼鏡は顔の一部じゃない、全部だ! ライターの雨琴です。『シャドーハウス』を担当しています。
※コメント欄でのネタバレも厳禁でお願いします!
前回はエミリコがローズマリー班長から授業を受けていたところ、こびりつきが悪意を持って集まった亡霊が出現。
機転を利かせながら亡霊を退治するも、ローズマリーがすす病にかかるなど、大変なお話でした。
それを受けて今回は亡霊が出現した原因を探るため、エミリコとショーン、ラムという新人生き人形だけで夜の見回りをすることになります。
エミリコは他の班の生き人形と交流できることを喜んでいるようですが、生き人形も様々な個性を持っているようです。
今回も早速気づいたこと感じたこと思ったこと考えたことをふり返っていこうと思います。
生き人形とおかげさまの視力矯正事情
前回もミアがはじめから文字が読めた件といい、生き人形のスタートラインは違うとされています。
今回登場したラムとショーン、リッキーなんかも性格の差異はもちろん、能力面にも違いがあるのでしょう。
エミリコ以上にラムは物を落とすなどの不注意をしてしまうようです。
また、ショーンに至っては眼鏡をかけないと生活に支障を来すレベルで目が悪いようです。
ショーンが登場するまで思い至りませんでしたが、シャドー家の人々は眼鏡をかけないのでしょうか。
1話にモノクルをかけていた方がいたような気もします。
眼鏡をかけてもすすで汚れてしまうとしたら視力矯正は困難です。
また、ショーンにコンタクトレンズが与えられていない点を考慮すると、この作品はコンタクトレンズが普及する前の時代のお話なのかもしれません。
シャドーハウスを出ようとしたら即処分
外に通じる廊下をエミリコが走り抜けた際、足元の罠を作動させてしまいました。
罠作動から進行方向前方をめがけて矢が射出されたところを鑑みるに、外に出るものを狙った罠であることがわかります。
外からの侵入者を狙った罠であるなら、罠を踏んだあと、後方に矢が飛んでくると思われるからです。
シャドーハウス内のことを外に知られると困る事情があるのか。
そもそも「余計なことを考えなければ幸せでいられる」生き人形が、ハウスを逃げ出したくなる理由があるのか。
次回に控えるお披露目は生き人形の進退を大きく左右するものであるようです。
不穏な気配とか言ってる場合じゃなく、明確に害意を持った罠が登場してしまった以上、エミリコたち幸せでいられるのか、心配です。
ケイトのやらなきゃいけないこととは
エミリコがショーンとラムと親交を深め、シャドー家のパンを分け合っています。
お菓子研究家福田里香氏の提唱するフード理論を踏襲した、良いフード描写でした。
他方でそのパンを与えたケイトは、すすを振りまきながら「やらなきゃいけないことがある」とあせりを見せています。
次回に控えるお披露目までに、エミリコとお互いの知識を共有しておきたい模様です。
サラとミアのペアを見ていると情的な交友より、生き人形がおかげさまの感情を察して表情として振る舞うことを訓練するほうが手っ取り早いようにも思えますが。
お披露目で判断されるのは生き人形との適性とのことでした。
ケイトは元々エミリコに対して「あなたらしく」という言葉がけをしているほどに、聡明な人物です。
シャドー家の中でえらくなってなしとげたい目的のようなものがあるのかもしれません。
たとえば生き人形の解放とか。
とは言え生き人形の出処がわからない以上闇雲に解放していいものかもわからないですね。
『シャドーハウス』4話感想
罠という形で明確に害意を示されてしまうと、もう不穏な話でしかなくなってしまいますね。
ショーンのおかげさまはエンディングで見る分にパリピ感のあるウェイウェイ系なので、どんな人物か不安であります。
いよいよ次回はお披露目とのことで、期待と不安に引き裂かれそうですが、胸据わって見守るほかありません。
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