こんばんは。眼鏡は顔の一部じゃない、全部だ! ライターの雨琴です。『シャドーハウス』を担当しています。
※コメント欄でのネタバレも厳禁でお願いします!
前回で囚われているシャドー5人の状況が判明しておりました。
ラムが未だにシャーリーと会話をしたことがないという悩みもわかった一方で、エドワードたち試験官側にも動きがありましたね。
続く今回は3階のおかげさまたちの描写も多く、シャドーハウスにまつわる謎がさらに深まったとも言えます。
ついに再会を果たしたエミリコとケイトのことも気になりますが。
気づいたこと感じたこと思ったこと考えたことをふり返っていきましょう。
3階のシャドーの顔はどこにいるのか
これまでの話でも3階のシャドーがお披露目を観戦している描写はありました。
エドワードの台詞に「顔すら見せない3階の方々」というものもありましたが、ここまで3階の生き人形は登場しておりませんでした。
しかし今回、蝶の飾りをつけたソフィというおかげさまに奇妙な描写がありましたね。
顔面のすすが晴れて、シャドーにはあるはずのない顔が露出しました。
この場面以前に会話の中で「顔は奪うもの」という台詞があったことも合わせて考えてみます。
ひょっとして位の高いシャドーになるにつれて、生き人形を体内に取り込んでしまうのではないでしょうか。
3階のシャドーたちは生き人形を自らの中に取り込んで生活しているのかもしれません。
前回ラストでエドワードが見せた行動”一体化”というのがその兆しでしょうか。
シャドーと生き人形の関係性の謎が深まりました。
シャーリーとラムは何を話したのか
シャーリーを囚えていた、触れるとかぶれる花でしたが、ラムは自分の顔を保護した上で正面突破を果たしました。
エミリコに触発されたのか、積極性を発揮しています。
3階のシャドーたちによるとシャーリーとラムは言葉を交わしていたようですが、ラムは何と話しかけたのでしょう。
シャーリーがこれまで口を開かなかった理由も含めて気になるところですが。
積極的に描写されないということは、ラムに対して特別不満を抱いていなかったということなのだと考えます。
囚われている間も頭からすすが出ていませんでしたし、何事にも動じない性格なのかもしれません。
エミリコの強さ
ケイトを発見したエミリコはトゲの枝を小さなはさみで切り拓きます。
そこに現れたパトリックとリッキーをひと目見て、ケイトとエミリコは対象的な感想を抱きます。
それはルーの持っていた大きなはさみをリッキーが所持している理由です。
ショーンもそうでしたが、ケイトはリッキーがルーから奪った可能性を考慮します。リスクマネジメントとしては正しい考え方かもしれません。
一方でエミリコはルーが好意から譲ったものであることを直感的に看破します。
それは計算ではなく、人の悪意というものにそもそも疎いからではありますが、それ故にエミリコは強いと言えます。
失うものがない人のことを”無敵の人”と形容することがありますが、真に無敵であるということはケイトの内省にもある通り、自分で敵を作らないということです。
敵を作って倒すと1対1が1対0になるだけですが、敵を味方に変えてしまえれば1対1が2対0に変わります。
敵を味方に変えていくことこそエミリコの持つ才能であり、最強の力だと私は考えます。
『シャドーハウス』9話感想
ルーがリッキーに抱いている「楽しかった」という感情は恋心の萠芽なのでしょうか。
シャドーと生き人形の恋愛感情の足並みが揃わないと不幸なことになりそうです。
どれかの組は落とさないとならないようなことをエドワードは言っていましたが、全員合格はありえるのでしょうか。
ここまでどの組も順調に来ているので、この後に波乱が来そうであります。
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