こんばんは。眼鏡は顔の一部じゃない、全部だ! ライターの雨琴です。『シャドーハウス』を担当しています。
※コメント欄でのネタバレも厳禁でお願いします!
ケイトによってエミリコたち生き人形が人間であったことが明かされました。
そしてケイトがシャドーハウスに対して反抗の意志を持っていることを察したエドワードによって、エミリコは拐われてしまいます。
エミリコは持ち前の明るさでエドワードと対話を試みます。
一方でケイトはお披露目を共に通過したジョン、ルイーズ、パトリックと協力して、エミリコの救出に向かいました。
ケイトがエミリコのいる部屋をつきとめ再会、といったところでエドワードに見つかり次回へ。
次の回がアニメとしての最終回にあたるようです。
解明されていない謎や、掘り下げられそうな描写も多々残ってはいます。
しかし何よりケイトとエミリコがエドワードの追及からどう逃れるかが、今の関心事であります。
今回も気づいたこと感じたこと思ったこと考えたことをふり返っていきます。
エドワードと一体化したおかげさまは何者なのか
エミリコは自分を縛った犯人エドワードに対し、「好きでこんなことしてるわけじゃないですよね」と語りかけます。
あくまで非道な行いをする者にも、やむにやまれぬ事情があるのだという前提です。
あるがままに相手を受け入れ、対話をしようとする姿勢は、エミリコの美点であります。
エドワードは三階へ上がるためという出世欲や野心から行動に移っているわけですが。
既に一体化をはたしたシャドーと生き人形の場合、シャドーが顔や体を奪う関係上、生き人形の意志はなくなるものだと推察されます。
肉体を奪われた生き人形は、もう生き人形としての名前を呼ばれなくなるのだとしたら、”エドワード”とは生き人形ではなくシャドーの名前なのでしょうか。
ケイトたちとは対象的な目的や価値観を持ってしまったエドワードですが、偉大なるお祖父様のためにシャドーハウスを守りたいという気持ちは、良かれと思ってのものなのかもしれません。
ケイトが見つけた箱
ケイトがお祖父様のいる屋敷の部屋で見つけた鍵のついた箱。中に何があるのか非常に気になります。
箱の影から、人間に擬態する前のモーフのような何かが出てきていました。
それも見覚えのあるようなリボンをつけて。
シャーリーやラムに縁のあるモーフなのでしょうか。
すすになったシャーリーを安置して、モーフとして活動し直すのを待っていた、とか。
記憶を消したラムの衣類を保管していたにしては、箱も大げさでこれみよがしですね。
『シャドーハウス』12話感想
想像でパンを食べてお腹いっぱいになり、眠くまでなってしまうエミリコの想像力はすごいですね。
単純に前向きでくじけないだけでもたくましいのに、生命力に溢れています。
ルーやリッキーもそれぞれ意志を取り戻したような描写がありました。
ルイーズのモチベーションの置きどころがルー中心なのも独特で面白いです。
原作のことはわかりませんが、アニメとしては次回で完結のようです。
続編が作られるかどうかも含めて、ケイトとエミリコの物語をじっくり見届けたいと思います。
▼『シャドーハウス』の記事はこちらにまとめてあります
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