殺戮の天使の感想・考察・解説記事まとめ

殺戮の天使の記事を毎話更新していきます。

こんばんは！グリーンウッドです。

この度、記憶を失った少女とサツ人鬼の青年の、命を賭した脱出劇を描いたTVアニメ「殺戮の天使」の考察・解説を担当させていただくことになりました。

こちらの記事では殺戮の天使の考察・解説をした記事を各話ごとにまとめていきたいと思います。

以降は放送開始前の現段階で出ている情報をもとに、キャラクター考察や疑問点、今後の展開を考察していきます！

ちなみに原作ゲームは未プレイ、現在7巻まで出ている漫画も未読です！

殺戮の天使とは

殺戮の天使は、星屑KRNKRN（真田まこと）による日本のホラー探索ゲームが原作となっています。

ビルの地下の最下層で目を覚ました少女、レイチェル。

彼女は記憶を失い、自分がどうしてここにいるかさえ分からずにいた。

地上を目指し、ビルの中をさまよう彼女の前に現れたのは、顔を包帯で覆い、ﾀﾋ神のようなカマを持ったサツ人鬼のザック。

「お願いがあるの・・・お願い、私をコ口して」

「一緒にここから出る手助けをしてくれよ。そしたらお前を、コ口してやるよ」

二人の奇妙な絆は、その”誓い”をキッカケに深まっていく。

果たして、ここはどこなのか。二人は何の目的で閉じ込められたのか。

彼らを待ち受ける運命とは。密閉されたビルから脱出する二人の命を賭した逃走劇がはじまった……！

出典、参照：殺戮の天使、公式HP

こちらが公式HPからの作品紹介文となっています。

記憶を失った13歳の少女レイチェルとサツ人鬼の青年ザックが協力して閉じ込められたビルから脱出を図るのですが、このビルとは一体何で、またなぜ彼らは閉じ込められているのでしょうか！

登場人物について

本編の主役となるレイチェルとザック。

他にもレイチェルの主治医を名乗る男性ダニーや、ビルの各階層フロア主が登場します。

現状の情報をもとに、3人のキャラクターについて考察していこうと思います。

記憶喪失の13歳の少女、レイチェル

本作品のヒロインにして金髪碧眼、13歳の少女。本名はレイチェル・ガードナー。声優は千菅春香さん。

公式HPによると、

記憶を失っている少女。ザックに頭の良さを見込まれ行動を共にすることに。どこか奇妙に人間の感情を失っている。（参照：公式HP）

という設定とのこと。

記憶喪失ということで、その過去に一体何があったのか非常に気になります。

頭がいい・どこか人間の感情を失っているということから、記憶を失う前はその優れた頭脳を生かし何か大きなことをしていたのでしょうか。

人間性を失っているのは記憶喪失と関係しているのでしょうか。

このビルは一種の収容施設？のようにも思われますし、このビルに囚われてしまった原因と過去の活動は関わりがあるのかもしれません。

またどのタイミングで記憶を失ったのか、記憶の喪失は外的要因に起因するのかそれとも内的要因に起因するのか、といったこともレイチェルを知る上でポイントの一つになると思われます！

今後彼女の過去がどう明らかになるか、またザックとの関わりの中で記憶を取り戻したり、人間的にどう変化していくのか（本来の自分を取り戻す？）といったところが見所になるかと思います！

どうでもいいですけどなんとなくアニメ「ブラック・ブレット」のティナ・スプラウトを思い出しました。ティナ可愛かったなあ。あれ、ラノベの続きいつ出るんだろう（笑）

サツ人鬼の青年ザック

本作の主人公にしてサツ人鬼の青年ザック。本名はアイザック・フォスター。声優は岡本信彦さん。

公式HPによると、

大鎌を持ち、全身を包帯で覆うサツ人鬼の青年。20歳前後にも見えるが年齢不詳。幸せな人間を見るとついコ口したくなってしまう。（参照：公式HP）

とのこと。

囚われているビルから脱獄を図るためレイチェルに協力を申請します。

公式PVによると最初はレイチェルをコ口そうとしているのですが、その最中に惹かれるところがあったのでしょうか。

彼のサツ人衝動や容姿の観点から、いくつかの疑問点をまとめてみました！

彼の生い立ちや人間性がどう深掘りされていくのか、またレイチェルとどういったやりとりをしていくのかが楽しみです！

声優は岡本信彦さんとのことですが、岡本さんってこういったサイコパスな役が本当に上手くはまりますよね。

最近だと「十二大戦」の憂城とかもそうですし、「暗殺教室」のカルマ君とか。

サイコパスでも、実は何かしらの信念を持っているようなキャラクター達なので、ザックも信念のようなものを持っているんですかね。

レイチェルの主治医を名乗る男性ダニー

レイチェルの主治医を名乗っている男性ダニー。声優は櫻井孝宏さん。

公式HPによると、

柔らかな物腰と優しそうな笑顔でレイチェルに接する。病んだ目に並外れた執着心を見せる。彼女の目が傷つかないように気遣ってくれるがその真意とは。（参照：公式HP）

どう考えても胡散臭い（笑）。CV櫻井孝宏からして怪しい（笑）。

CV櫻井孝宏のキャラクターは胡散臭いから気をつけないといけないって近所の小学生が言ってました。（褒めてます、好きです）

病んだ目に執着心を見せるとのことですが、何故なのでしょうか。それと彼がこのビルにいるのは関係があるのでしょうか。

確かにレイチェルの目は結構病んでそうです。

レイチェルの主治医を名乗っていることもあり、レイチェルの過去について知る貴重な人物となるのかもしれません。

そしてダニー、公式絵をよく見ると両目の色が異なります。（右目病んでそう・・・）

義眼か、もしかしたら執着のあまり誰かのを移植したのか。

もし現在片方の目を移植しているのであればレイチェルの目が傷つかないようにしている理由が見えそうですが、果たして・・・

公式PVから浮き出る謎

KADOKAWAanimeが公開している公式PVを視聴することで様々な謎やその答えのとっかかりを得られそうです。

再生回数100万回超えてる・・・すげえ

二人が閉じ込められているビルとは

そもそも二人が閉じ込められているビルは一体何なのでしょう。

情報を整理すると

・二人は初期地点としてビルの最下層にいた

・各フロアにはフロア主と呼ばれるサツ人鬼が潜んでおり、脱出のためには彼らを振り切り上へ上がっていかなければならない

そしてPVの映像より、レイチェル（ザックは巻き込まれた？）がビルにおける”生贄”として選ばれたこと、そしてビルには大量の監視カメラがあることがわかります。

ビル内アナウンスの制度や監視カメラから、第三者に見せる見世物的なもの？かビル主が楽しむものと思われます。

そうならその点では某クマのゲームみたいなものかなあ。

レイチェルの感情が消えるタイミング

じっくり見てみると気になったのがレイチェルの感情が消えるタイミングです。

ザックと遭遇してしまった時、ダニーと話している時は感情を持ってそうな目をしていますが、「天使か生贄か」というセリフの生贄かのところで表情が消えます。

生贄となったタイミング（ザックから逃げてエレベーターに乗った時？）で表情を失ったのかも知れません。。。

レイチェルの独白

また、もう一つ気になったのが映像内セリフでレイチェル自身が「ここから逃げなくちゃ」とか「コ口される」など重なり合って聞き取りづらいセリフの中、最後に「本来の姿か、望む姿か」「天使か、生贄か」と言っているところです。

「天使」は作品のタイトルでもある殺戮の天使を指しているのかと考えます。

するとレイチェル本来の姿は殺戮の天使、すなわちサツ人鬼（このビルにおけるコ口す側の人間？）であるという予想ができます。

逆に望む姿を「生贄」としていることから、サツ人鬼として人をコ口してきた罪にあるとき気付き、「生贄」側の人間になることを望んだのでしょうか。

ちょっと飛躍しすぎですかね。。

このあたりはレイチェルの過去とも関連しており物語のとても重大な部分になりそうです。

OP曲からの考察

僕がアニメの考察や大枠を考える時に重要だと思っているのはOP曲やED曲の歌詞です。

歌っているアーティストは、「アニメの内容やキャラクターの思いを歌詞に乗せて歌っている」ということをよく言っています。

主題歌であるため、その歌はアニメの内容と親和性を持っていないといけません。

そこから考えると今回PV中で流れているED曲「Pray」は千菅春香さんがレイチェル名義で歌っているため、レイチェルの想いが込められているはずです。（ちなみにprayは日本語で”祈る”という意味）

聴こえてくる歌詞に耳を傾けてみると「消えない罪に、消えない罰を、約束だから」と言っているのがわかります。

「私をコ口して」とザックに”祈る”レイチェルはそれを自分に対する”罰”とし、それは自分の消えない”罪”によるものとしているのかもしれません。

やはりレイチェルには罪があるようであり、その罪が一体何なのか、レイチェルにも人をコ口した過去があるのか、今後明らかになるのが楽しみです。

殺戮の天使　放送前感想

以上考察してみましたが、非常に考察し甲斐のある内容でした！

ちょっと飛躍のある予想もあったかと思いますがご容赦ください。。。

謎、という点ではもう謎だらけなのでアニメ放送後どう明らかになっていくのか楽しみです！

また、各フロアで登場するサツ人鬼たちのキャラクター、彼らとの戦闘？駆け引き？や、ザックとレイチェルとの日常会話など普通に観ていても十分面白そうです。

レイチェルがどこか抜けていてめちゃくちゃ可愛かったりもしそうです！

展開の考察や予想をしつつ、映像や声優さんたちの演技など全体を含めて楽しみたいと思っています！

▼当サイトでは他多数の作品も考察していくので是非チェックを！

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