殺戮の天使11話「’cause you are my God,Zack.」の放送が終わりました!
担当のグリーンウッドです。
前回、グレイによって魔女裁判にかけられたレイチェル。
フロア主の3人の証言によって火刑に処されてしまいそうでした。(幻覚の中でしたが)
そんなレイチェルを助けてくれたのはザックという存在。
自分の中の神の存在をザックと定め、貰ったナイフに手を添えることで痛覚によって幻覚から醒めたようです。
B2フロア、グレイをコ口さず突破して、次回からいよいよB1フロアです!(ラスボス?神様?)
最後のフロアはレイチェルの嘘や穢れに重点を置いてそうな内容です!
今までの、レイチェルに対するモヤモヤが霧消するといいなあ。(笑)
目次
神様はどこにいるのか
レイチェルにとって、そしてレイチェルとザックが交わした誓いにおいて重要なのは神様の存在です。
神様に誓ったことは絶対なので、そのために奔走してきたレイチェルです。
前回、そのレイチェルの中の、絶対の神という存在を否定したのがザック。
今回、グレイにも否定されていました。
グ「君の言う神など存在していないのだから。」
この作品における、そしてグレイとレイチェルの主張する神様とはどういったものなのでしょうか。
グレイにとっての神様
グ「私は神の目線に立つ者。私と言う神はここに存在しているのだよ。」
自分が神に近しい存在、そして神の存在意義は信仰する心だと述べていました。
グレイ本人が神とは、一体どういう意味なのでしょうか。
個人的な解釈ですが、自分の信念や意思の方向性を神と捉えて、それに基づいて行動しているということかなと思いました。
例えばこのビルにおいては生贄に対して自らの目で罪を見極め、その上で処罰すること、を神の意思としているということでしょうか。
グレイにとっても、その神への存在定義の仕方が恣意的なものであることが分かっていたから、以前レイチェルに「他の人と信仰する神が違っていても自分の行動が正しいと言えるか?」というニュアンスのことを言っていたのだと思います。
レイチェルにとっての神様
グレイはレイチェルに対して、「信仰する心がない」と言っていました。
だからレイチェルの言う神は存在しないと。
レイチェルがザックを自分の神と心に決める前の段階です。
”信仰”とは神・仏など、ある神聖なものを(またはあるものを絶対視して)信じ尊ぶこと。
その心がないということなので、神というものを絶対視してそれに基づき行動していたのではなく、自らの意志決定(誓い)の正当性を得るために勝手に神の名前を利用していただけ。
そんな都合の良い存在(免罪符とする存在)がレイチェルにとっての神様だったと考えられます。
今までのレイチェルの言う神様をそう考えると、グレイの主張も、ザックに神様はいないと言われたことも筋が通るような気がします。。。
そんなレイチェルですが、自分にとっての神は何かと考えた時に思い浮かんだ姿がザックです。
レ「誓いがあったの。それは…私の神様からの誓いよ。」
ということで幻覚から目を覚ましたレイチェル。
神様とは各人が己の中で定めるものなので、その絶対の誓いを交わしたザックを神様と定める。
グレイも「(間違いでも嘘でも)君はそれを選んだのだな…」と認めていますし、神様の選択、というか気持ちの持ちようの変え方?として間違っていない、前へ進むものになったなと思いました。
ザックの包帯の理由
ザックの包帯の理由、放送前から気になっていたのですが、火傷跡を隠すためだったようです!
9話での予想ですが、一応当たってた?んですかね。
包帯をしていた理由をまとめると
・タヒにはしなかったが酷い火傷跡で、それを醜く思った母に包帯を巻かれる。
→それが理由で(可能性は低いが、連れの男を道連れでコ口した?ことが理由かも)、孤児院に入れられた。
という感じです!
ザックさんめっちゃ被害者。。。
ザックがサツ人鬼になってしまったのも、幼い頃の生い立ちが影響していそうだから、可哀想です。。。
絶対根は良い人間なので、今後レイチェルと関わり合うことで、更生してくれたりしないかなあ。
レイチェルの嘘と穢れ
B1フロアにたどり着くにおいて生じた新たな問題。
レイチェルの嘘と穢れについてです。
レイチェルが神と定めたザックは、「嘘が嫌い。」
グレイ曰く神と言う者は、「嘘を吐く者や、穢れた者が嫌い。」
B3フロアでレイチェルが自らを穢れた者として扱った(穢れのない者を選ぶ際に、ザックの名前を使った)のがなぜか気になっていたのですが、それが明らかになるようです。
・自分の手が穢れていて、それをザックに黙っていたこと
レイチェルの穢れ
・(おそらく)自らの手で父親をコ口したこと
この二つによって、自分が本当のことを言うとザック(神)に嫌われてしまう、というのが今のレイチェルの状況です。
黙っていたことは、別に嘘ではないと思うんだけどな。。。
それに穢れと言えど、そこには正当な理由があると思うし。。。
ザックがそれを知った時、レイチェルにどういう対応をするのかが、非常に重要なシーンになるなと思いました。
レイチェルの両親
レイチェルの両親、6話でのフラッシュバックや7話での羊の絵など、ちょくちょく出てきましたが今回よりはっきりと、状況とともに描写されました。
父親(と思われる男性)が母親(と思われる女性)にナイフを突き刺しているシーン…
これがおそらくレイチェルがカウンセリングを受けるに至った、人がコ口される所というものでしょう。
やはり、6話の時に思った通りでした。。。
これに対して、レイチェルはどういった対応をしたのでしょう。
自分の手が穢れているということから、父親氏をコ口してしまったのでしょうね。。。
大人の男を相手にしているので、凶器は自分の所有物であったあの銃が一番妥当かなと思います。
B1フロアには何があるのか
レ「(ああ、どうしよう…ここだったんだ。私は、ここに居たんだ。)」
そう言うレイチェルがいるのがB1フロアです。
おそらくここは、レイチェルの家。
廊下の先の部屋は、父親が母親をコ口していた部屋でしょう。
そもそもこのB1フロアはレイチェルのために作られたフロアなのか、登ってきた者に対して変わっていく幻覚を用いた部屋なのか。
判断ができかねますが、床にあった血痕と兼ねて、部屋の中にある光景の予想をいくつかしたいと思います。
(2)血痕はレイチェルの母のもの、部屋を開けると父親が母親にナイフを突き刺すシーン→別の傷をつけられた母親が部屋に逃げ込んだ状況で、同じ目撃状況でレイチェルがどう反応するのかを試す幻覚(?)
(3)血痕はレイチェルの母のもの、中には父親をコ口した直後のレイチェルと両親のタヒ体(幻覚)
(4)血痕はレイチェルに付着したもの、中には父をコ口してしまったことに怯えるレイチェル(幻覚)
といったあたりかと考えました。
中に両親のタヒ体があり、自分がコ口したということをザックに告白するというのが妥当かなと思います。
ザック(=レイチェルにとっての神様)、どう対応するのでしょうか。。。
B1フロア主は神様らしいので、新しい登場人物ではなくレイチェルにとっての神様であるザックが形式的にフロア主となり、そこでザックと反発し戦う(話し合う)というのがB1フロアでの出来事だったら、それはそれで上手くて面白いなと思います。
殺戮の天使11話感想
ということで11話終わりました!
やっとたどり着いたB1、レイチェルに当てられる焦点、まだ生きてるダニー先生、テレビ放送上あと1話しかないこと。
気になる要素が沢山あります。。。
▼13話〜16話も見たい方は今のうちに視聴方法を把握しておきましょう!
次回の12話、「Try to know everything about Her.」、「彼女についての全てを知ろう」、ということでやっとレイチェルのことがすべてわかるようです。
楽しみだ。。。
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