ここまできて予想を見事にひっくり返される。だがそれが心地良い。
はいどうもぉっ! ハッピーシュガーライフ担当、ロシアスキーです!
前回、さとうちゃんの仕掛けに戦々恐々だった私ですが……。
↑前回の記事はこちらでありますっ!
今回はまさかの展開がとにかく多くて、実際頭を掻き毟ってしまいました。
さてさて、今回のエピソードはかなり重要な情報が出てきましたので。
キーを語ると同時に、ちょっと推理などをまとめてもいきたいと思います!
スポンサーリンク目次
ハッピーシュガーライフ 7話あらすじ
前回、「しょうこちゃん逃げてー!」なんて言いましたけど。
予想とは違う角度からの危険が……いやぁ、見ててハラハラした……。
さて、以下あらすじでございます。
北埋川の仕掛けた罠。予想外の出来事に対し、意を決し家の扉を開けるさとう。
姿を現したのは……誰も連絡の取れなかった、さとうの叔母であった……!
ということでして。まさかの叔母の登場でございましたよ、本当に。
ではでは、早速語っていきましょう!
スポンサーリンクさとうの叔母という人物
Bパートに入る直前、ちょっとだけは予想していたけど。まさかの叔母の登場に、思わず北埋川先生と一緒に『バカなっ!?』ってなりましたw
↑そうそう、ちょうどこんな感じwもう存在しないと思っていた、さとうちゃんの叔母さん。本当に予想外の登場でございました……!
まずこの項目では、この叔母さんの人物像についての考察していきましょう。
その内部
まず叔母さんの性格、といいますか……その内面ですが。
正直、さとうちゃんのほうがぶっ壊れ具合はえぐいのですが。その破綻の幅が叔母さんのほうがデカい……!
ちょくちょく見えていた姿で気になっていた怪我から、不穏な物は感じていたのですが……。
この叔母さん。いわゆる『悲劇のヒロイン症候群』。もしくは『行き過ぎた自己犠牲が変貌した』という状態にあると思われます。
今回家を訪ねてきた警察官の男性への言葉から推測するに、ですが。
『対峙した人物からの衝動を受け入れることに喜びを感じる』。『その衝動の内容・質は問わない』。
まずこの二点が見て取れました。二つ目はともかく、一つ目はまぁ程度によっては理解もできるんですけどね。
誰だって、求められたい。認められたいっていう承認欲求はありますから。特に昨今はそれが顕著だと思いますし。
ただし二点目は明らかに異質です。正直、ここが一番叔母さんに対して恐怖を抱いた点ですらあります。
『どんな形であれ、その衝動を受け入れるを良しとし、それを愛と言う』。
博愛主義なんて綺麗なモノではありません。破綻し、崩壊している理屈と理論。
あるいは、『酷いことを受け入れてる私ってステキ』って勘違いしているタイプかとも思ったのですが、どうにもそれも違うっぽい。
この叔母さんは、本当に、本気で、それを愛だと思っているし愛だと語っている。
ハッキリ言って、見てて恐怖すら抱きました。
自身のことを度外視しながら、自身が求められるを喜ぶという矛盾。
叔母さんがどうしてこんな人物になったのかは不明ですが、過去に何かあったとしても、ここまでの異物感はなかなか出ません。
予想では過去に旦那さんか、恋人か。そういった存在に何かをされたか……あるいはそういった存在を失ったか。
それをきっかけに歪んだのではないかと思うのですが。
とにかく、叔母さんの内面は酷く歪んだ愛を主軸に構築されているということが推測されます。
能力
能力、なんて書くとちょっと物々しいですけど。要するに、叔母さんの只者ではない部分についてですね。
特にしょうこちゃんに話しかけた時に強く感じたのですが。この叔母さん、トークが非常に上手な部分がありますね。
例えば警察官の男性にかけた言葉。一度相手を落としてから、それを理解するかのような。もしくは受け入れるかの様な言葉で篭絡する。
しょうこちゃんに関しては、まるで内面を見透かすかのような『一人きりの王子様』という単語を投げかけ、揺さぶりをかける。
ただ、このトーク能力ですが、別段この叔母さんに『人の内面を把握する特殊な能力』があるわけではないと思われます。
これなんですけど、多分『コールドリーディング』を使うのが上手いんだと思います。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、一応説明を。
コールドリーディングとは、占いなどで使われるテクニックでして。
『誰にでも当てはまることを言う』。『曖昧な言葉を使う』などのテクニックでもって、相手から信頼感を得たり、自分は特別だと相手に思わせるテクニックです。
例えばしょうこちゃんに言った言葉ですが、冷静に考えると仕組みが分かるんですよ。
愛に餓えてる? 年頃の女の子なら誰だってそうでしょう。たった一人の王子様を探してる? 恋人が欲しいと思っている女性なら当然でしょう。
警察官の男性に言った言葉もそうです。警察官になる人はイコール『ある程度マジメ』でしょうし、『そういったことをおおっぴらにはしていない』でしょう。
つまるところ、叔母さんの言葉はどこまでも『具体的に聞こえるけど抽象的』な言葉なんですよね。
会話の持っていき方で、相手をコントロールし、自分を求めさせる。
その内面と足して考えるに、やはり違和感を強く感じさせますね……。
さとうちゃんとの関係
今回明らかになった所から考えますと、さとうちゃんは叔母さんの元には帰っていなかった、と考えられますが。
なぜ叔母さんは誰からの連絡も受けず……家に帰らないさとうちゃんを気にもしないのでしょうか。
普通面倒を見ている子が帰ってこなければ、心配するなり、あるいは束縛するなりというアクションがあってもいいでしょう。
ただこの叔母さんは、さとうちゃんが帰ってきても。そしてまた出て行っても何の特別な反応も見せませんでした。
さとうちゃんとの関係そのものに関しては、恐らく不仲だと考えてもいいと思います。これはさとうちゃんの反応からの推測ですが。
ですが叔母さん自身はさとうちゃんに対して嫌悪などは抱いていない様子にも見えました。
これもまた推測でしかないのですが……。叔母さんはさとうちゃんの歪みに気づいているのではないでしょうか?
そして、そんな歪んださとうちゃんが、『いずれ自分の元に帰ってくる』あるいは『自分に似た存在になる』と予感している。
だからこそ、今は放置しているのではないでしょうか?
……って予想したんですけどね。正直この叔母さんに関してはまったく読めないっすわぁw
なんだろう、常人の範囲で考えても大きくその予想から外されそうな気すらする……。
なんにせよ、今回登場した以上次回以降も物語を大きく引っかき回していくでしょうね~。
スポンサーリンク1208号室
これまでのお話で、『あるいは……?』とも考えていたのですが。
さとうちゃんがしおちゃんと暮らす家は、さとうちゃんの元々の家ではない上、同じマンションの別の部屋でございました。
正直一番可能性の低い線だと思って切り捨てていた考えだけに、悔しい気持ちで一杯ですね~。
叔母さんが住んでいるのが、305号室。そして、さとうちゃんとしおちゃんが暮らしているのは1208号室。
問題は、この1208号室が本来どういった人物の部屋だったのか、という点でございますね。
恐らく袋の中はその元々の住人なのでしょうから、これは考えなくてはならない事柄です。
今回のCパートから得られる情報は、『男性である』ということ、『さとうちゃんの態度的に、同い年もしくは年上の様だ』ということ。
そして『絵を趣味もしくは仕事か、選考して学んでいる』ということと、『恐らくは一人暮らしである』という所でしょうか。
最後の情報は、状況から考えた情報でしかないですけどね~。交際相手や妻が居たら、女の子は保護しないでしょ、多分。
で、雨に打たれてたさとうちゃんを保護しただけでなく、絵のモデルを頼んだ、ということから。
ある程度紳士的な人物ではないか、という点も考えられます。
これだけの情報ですと、さとうちゃんに消される理由が分からないんですよね……。
あえて、こじつけでも考えるのならば。
『何らかの理由でさとうちゃんがしおちゃんを保護し、連れ帰ったところ、その男性がしおちゃんに手を出そうとした』。
『それを見て、さとうちゃんの中に保護欲の様なものが芽生えてしまった』。
という所ですかね~……。
しかしまぁ、次回で恐らくその辺は語られるんじゃあないでしょうかね。
なにせタイトルが『1208号室』ですからね……。
さとうちゃんとしおちゃん 時系列まとめ
今回、たった1話で今までの予想をひっくり返されてしまったので。
今回はこれまでの情報から、現在の状況を整理したいと思います。
ただ、このまとめには推理なども多く含まれているので、そこはご了承いただければ、と思います。
さとうちゃんについて
さとうちゃんのご両親については未だ不明ですが、さとうちゃんはどうやらかなり幼い時から叔母さんと暮らしていたようです。
当初はそうでもなかったのでしょうが、恐らく高校生になったくらいか、その前後で、さとうちゃんは叔母さんと暮らしたくなくなった。
様々な男性と交際している間、恐らくさとうちゃんは男性の家を転々としたりしたのではないでしょうか。
これは1208号室の男性に対しての『取引』の仕方の慣れ具合からの想像ですが。
そしてさとうちゃんは男性と仲良くなり、しばらく1208号室で暮らしていた。
しかししおちゃんを保護した後、男性と何かの衝突があり、家を奪うに至った、と。
その後は本編の時系列に入り、バイトして貯金をしつつ、しおちゃんとの生活を脅かす存在を排除している、って所ですかね。
しおちゃんについて
しおちゃんに関しても不明な時期が多いのですが。
まず今よりも幾分幼い時期に、母親と家を出ることになり……その後は恐らく母親と二人暮らし。
年齢、環境を考えるに、恐らく学校には通えていなかった? だから友達という物を知らないのでは?
そのまま本編開始の少し前、なんらかのトラブルに巻き込まれたしおちゃんはさとうちゃんに保護されることになり。
そのトラブルの影響で、しおちゃんは家族の記憶などを大きく失ってしまっているのかな、という感じですかね。
ただ気になるのは、母親の現在ですかね。存命の可能性が結構あるような気もするんですけれど……。
その後はさとうちゃんと共同生活を送り、その間ほぼほぼ外界とは隔離されてしまっている状況でしょうかね。
経過年数
二人が一緒に暮らすようになってからは、そんなに長い年数とかは経過していないと思うんですよね。
というのも、当初しょうこちゃんが、さとうちゃんが男性との遊びを辞めたことを驚いていたんですよね。
ということは、直近まではそれまでと同じ生活を送っていて、急にそれが変わったという感じかと。
だとすれば、この二人の時系列は、交わるまでがかなり長いのかな、と思えるのですが。
そうなると……その長い時間の間で、まだ語られていないことがありそうだぞ、っていう感じなんですよね。
さとうちゃんなら、男性との関係と経過時間。
しおちゃんなら、お母さんとの暮らしそのものについて。
この辺りの情報の中に、何か重要な情報が眠っていてもおかしくないと思うんですよね~。
まぁ、ハピシュガもだいぶ話数が進んできてはいるので。恐らくここからは真実が明らかになっていくでしょう。
そしてそれがとても恐いんですけど、楽しみにしている自分が居ますw
スポンサーリンクハッピーシュガーライフ 7話感想
悔しいけれども、見事に引っかかった……!
もうね、今回は本当に北埋川先生が俺の代弁をしてくれまくっていましたw
まさかの叔母さん登場。そして北埋川先生の罠を見事に回避したさとうちゃんの切れ者っぷり。
かと思えばいきなり明らかになった1208号室の住人の影!
しょうこちゃんとの友情の終焉……。
あのね、イベント多すぎるのよ本当に!w
とはいえ、さとうちゃんの叔母さんが登場しただけでここまで物語が変貌するとは思っていなかった……!
予想の多くを覆され、再度物事について熟考しなくてはいけない位置に強制的に立たされるという現実!
……へへっ、面白ぇじゃねぇの……。
雰囲気的には次回でかなり物事の核心に迫るんではないかな~、と思うのですが。
それはつまり、二人の生活に一つの結末が迫っている、ということに他ならないわけで。
あとは、三星くんですかね。彼は多分、しょうこちゃんのように優しくは扱ってはもらえないぞ、とw
せっかく頑張った北埋川先生も見事ヘタレてしまいましたしねぇw
後はさとうちゃん的にはあさひくん、三星くん。もしかしたら叔母さんも……?
なんとかしないと、しおちゃんとの生活は守れないでしょうからね~。
案外この辺り、するするっ、と次回以降展開するんじゃあないでしょうかねぇ。
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以上、ロシアスキーでした。次回もどうぞ、よろしくお願いいたします!
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