『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の感想・考察・解説記事を毎話更新していきます。
どうも! ロシアスキーです!
この度、累計タウンロード数50万回以上の大人気アプリ。
そしてなんといってもかの名作、魔法少女まどか☆マギカからの派生作品であるという強力な背景を持つ……。
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の記事を担当させていただくことになりました!
こちらの記事では、マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝の各話について考察・解説をした記事をまとめていきます。
以降は放送開始に先駆け、現段階で出ている情報および、今後の展開により考察に重きを置く可能性がありそうなポイントについて綴っています。
原作アプリ未プレイ者の考察・解説としてお楽しみ下さい。
また、漫画版も未読となっております。ネタバレ等の心配はございませんのでご安心くださいませ
目次
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝のあらすじ
まずはあらすじの紹介の前に、PVをどうぞ!
願いの成就とひきかえに、人知れず戦い続ける魔法少女たち。
しかし環いろはは、自分の願いを忘れてしまっていた。
『魔法少女になった時、私は何を願ったんだっけ?』
日常の中にぽっかりと空いた穴。
失われてしまった大切ななにか。
理由もわからないまま、戦いつづける毎日……。
そんなとき、魔法少女たちの間で噂が流れはじめる。
『神浜に行けば、魔法少女は救われる』
魔法少女とウワサの集まる街、神浜市。
失われた願いを求める、環いろはの物語がはじまる――。
出典:TVアニメ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』公式サイト INTRODUCTIONより
ということで。なんともミステリアスでありながら、シナリオに期待が高まる感じのあらすじですね~!
ではでは、こちらのあらすじを踏まえまして。
本編放送開始前の段階での情報から、ポイントについて語って参りましょう!
スポンサーリンクマギアレコードという作品の立ち位置
まず注目したいのは、このマギアレコードという作品そのものの立ち位置ですね。
そもそもまどか☆マギカといえば、作品自体が社会現象というレベルにまでなった超大作。
テレビ版は大ウケ、劇場版は3作品も作られ、さまざまなスピンオフ作品がいまだに生まれているというまさに怪物クラスのコンテンツです。
(ちなみに劇場版の興行収入は3作合計でおよそ31億円超。グッズの累計売り上げは2013年時点で400億を超えたとか……なんだそれ、ジャパニーズドリームすぎないか)
そんな作品のスマートフォン向けゲームとして作られたのがこのマギアレコードな訳でございますが……。
このマギアレコード、プロジェクトの原案には『Magica Quartet』。
つまりまどか☆マギカ本編と同じく、新房監督、脚本家虚淵玄先生、キャラクターデザイン蒼樹うめ先生、アニメーション製作シャフトの『共有筆名』が記されております。
ただし! 調べてみますと、脚本として虚淵先生個人の名前が記されていないんですよね。
ゲーム版ですと、シナリオは『f4シナリオチーム』となっております。
これに関しては、アニメ版も似たような感じでして。虚淵先生個人の名前って見当たらないんですよ。
つまり何がいいたいかといいますと。あくまでもこのマギアレコードとは『外伝』であること。
まどか☆マギカの物語世界においては、ある種のアナザーストーリーであるということが明確に表されているのだろうと思うのですが……。
私、少し気になる部分があるんですよね。
それは、公式サイトの『SPECIAL』の項目から飛べる、キャストインタビューのNO.1。
環いろは役の麻倉ももさんのインタビュー内にあったこの一文なんですが……。
現場には『まどか☆マギカ』に出演されていた方も、徐々に参加してくださっているのですが、
みなさんも『マギアレコード』での自分のキャラクターの立ち位置とかキャラクター感などをすり合わせていらっしゃっていたのが印象的です。
出典:animate Times内 『TVアニメ『マギアレコード』リレーインタビュー:環いろは役 麻倉もも』2ページより
この一文を見るに、キュウベエ役の加藤英美里さん以外にも、出演していた声優の方が出ている気配。
つまり、本編の魔法少女が登場する可能性が示唆されているような気がするのです!
そうなってくると……これは、本当にタダの外伝なのかどうか、ってことが私は気がかりなんですよ!
あるいはこのマギアレコードは、まどか☆マギカ2。
もしくはまどか☆マギカ1.5という立ち位置の作品なのではないか……。
そんな風に深読みしてしまいたくなるんですよねー!
更に! 第一弾ティザーPVには、ハッキリとまどかの姿が描かれているんですよ!
この辺りについては、本編とマギアレコードの時系列的関係をハッキリさせないと、断言などはできないのですが……。
『単純なアナザーストーリーのアニメ化ではないんじゃないか?』と、私は思っております!
……だってほら、ねぇ? まどマギというコンテンツの中で、先んじて作られてきた派生作品を押しのけてのアニメ化でしょ?
裏ありそうじゃないですか……w
って考えてると裏切られそうだけど、その裏切られるってのもまどマギだと心地いいんですよねー!
スポンサーリンク魔法少女への『救い』とは?
次の注目点としては、あらすじにも書かれているキーワード。
魔法少女たちの間で流れる噂。『神浜に行けば魔法少女は救われる』というその噂についてですね。
まぁ~……正直。まどマギを見たことがある人なら分かると思うんですけれども。
このまどマギの世界の魔法少女ってのはまぁ、それこそ救いとは無縁の存在なんですよね。
それもこれも、ある種キュゥべえが悪いんですがw
もっと言うのなら、まどマギの世界そのもの、世界の仕組みが悪いんですけれども。
願いを叶えてもらう代わりに、エンドレスに戦い続けなくてはいけない。
戦いに負ければ最悪命を落とす。戦わないで居ても、魔法少女としてのタイムリミットが迫ってくる。
昔どこかで見た表現が丁度まどマギの世界の魔法少女には当てはまるんですよね。
「手首から血を流し続けながら走るマラソンランナー」……。
立ち止まることも許されず、走り続ければいつか倒れてしまう。
本当に、魔法少女たちには救いっていうものが無いんですよね。まどマギって。
そんな世界ですから。魔法少女たちが救いを求めてもなんの不思議もないんですよね。
だから、こういった噂が発生するのも極めて自然と言えるんですが。
……さて、じゃあ魔法少女に訪れる『救い』って何なのかな? って話なんですよ。
……ま、『素直に』考えるとすれば。魔法少女じゃなくなれる。魔法少女から無事にリタイアできる。って感じでしょうけれども。
そんな素直な話が存在する訳がありませんよねぇ? だってまどマギだもんw
そもそも、そんな救いがあるとしたら、『願いを叶えて貰うというメリットだけを享受できる』っていう状況が通ってしまうんですよね。
そんなのはキュゥべえ的にも美味しくはない。そもそも魔法少女を作り出すキュゥべえがそんなエラーのような仕組みを作る訳がないんですよ。
……と、なるとぉ。この噂はズバリ嘘。魔法少女を陥れようとする誰かの流したフェイクの噂なのではないか、と私は予想しております!
……まぁ、多分多くの人がこう予想してくるのはスタッフさんたちも理解しているでしょうから。
そこから更にもう一捻り! ということも考えられますけどね~……。
さてさて、どうなるでしょうかね?
スポンサーリンク環いろはの願いについて
あとは、気になる点としては主人公、環いろはちゃんの願いごとについてですよね。
何でも、いろはちゃんは叶えて貰った願いを忘れてしまっているとのことなのですが。
これ、なかなか不思議な話ですよね。
そもそも、魔法少女が叶えてもらえる願いっていうのは一つだけ。
どんな願いでも叶う、たった一度の奇跡の絶対行使権。それが魔法少女の契約に伴う願いの成就です。
となると、多くの魔法少女はかなり大きな願いを叶えてもらうと思うんですよ。
そんな願いを、なぜいろはちゃんは忘れてしまっているのか?
そして、PV2によると、いろはちゃんが叶えてもらったと思い出した願いというのは。
『自身の妹の病気を治してもらう』というものだということです。
……そんな大切な願い。どうしていろはちゃんは忘れていたのか。本当に、考えると違和感がどんどん増大していきますよね。
まぁ……考えられるものとしては、二通り。
『そもそも妹なんて実在しない』のか。『願いを叶えてもらえなかったので、キュゥべえが記憶を操作した』のか、って感じですかねぇ……。
まぁ、PVでキュゥべえが、妹が実在していたのか、と問いを返している部分もありましたし。
そもそもいろはちゃんが持っている記憶が偽者である、という可能性はぜんぜんありえるんですよね。
あるいは。どんな願いでも叶えるキュゥべえでもいろはちゃんの願いを叶えられない、ってことがあったとして……。
(いや、あくまでも可能性の話ですけどね?)
それを叶えられなかったから、誤魔化すように、『いろはちゃんの願いの記憶を消した』って線もあるかな、と。
もしくは、『いろはちゃんの妹を助けられなかったからその部分を消した』と断言してしまってもいいかもしれませんね。
っていうか、文字にすると、こっちのほうが自然かな?
いやもう、これについてはほんと、シナリオの根幹に関わる部分でしょうから、いろいろと考えられるんですけど。
PVだけの情報から、ムリヤリつなげて考えるとすれば。
小さなキュゥべえが実は妹ちゃん……だとかぁ!?
存在しないはずの、キュゥべえとは違うキュゥべえ。そこに何か意味があると思うんですよね~……。
……と、こうやってムリヤリ予想した場合、ロシアスキーは『予想外し』という特技があるんでねw
まぁまぁ! 今のところの予想は、ということで一つ!
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 結末予想
さて、放送前のマギアレコードの結末についての予想なのですが。
これ、多分原作であるアプリ版ってメインシナリオが完結してないと思うんですよね。
となるとぉ、どの辺までやるのか。どの辺りまでやれば区切りがいいのか、って形からしか予想できないんですよね。
……まぁでも、なんならアニメオリジナルの形で終わりまでもっていってもいいわけですけど……。
ただ考えると、まどか☆マギカ本編ってあのストーリーで十二話なんですよ。
ってことは、あのスケール感の物語なら十二話でいけちゃうぞ、ってことでもあるんですよね。
……まぁ、外伝とはいえまどマギの系譜な訳ですから。下手打つようなことはしないと思うんですよ。
なので、おそらく『いろはちゃんが記憶を取り戻し、妹ちゃんと再会し、魔法少女を陥れようとした黒幕も倒される』。
っていう、カッキリした終わりを迎えるんじゃないかなぁ、とは思うんですよね。
いや、アプリ版やってないんでなんとも言えないんですけどね~。
恐らく、ある程度シナリオに一つ、良い区切りの地点があると思うんですよ。
なので、こう……PVから考えられる要素から推理した着地点はこんな感じではないかな、と。
私はこう予想しております!
さてさて、これが当たるかどうかは、お楽しみに! って感じですねw
スポンサーリンクマギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 放送前感想
さて、こちらマギアレコード。ここまで語ってきましたが。
放送前の所感といたしましては……。
いや、コケるは無いでしょう……!
だってまどマギっすよ!? シャフトと劇団イヌカレー製作でしょ!?
いやいやいや、コケるはずがない。っていうかコケたら大変。
となるとですよ。後はもう、どれだけウケるか。焦点はここになってくると思いますね。
イロイロと、インタビューとかにも目を通したのですが。キャラデザなども綿密に練られておりますし。
何よりも、シナリオにこう、ミステリ色なんかも出されているんですよね。
もうPVとかだけでも期待値爆上がりですよねぇ~……。
まぁ、だからこそ、期待値上がりすぎて、着地が胴体着陸、とかってのもありそうなのですがw そこが怖いw
あとは……私自身、記事を書くのも緊張しますよね……。
今まで私が記事を書かせていただいた作品の中でも、最大級のネームバリューの作品となりますので。
恐らくはメチャクチャ面白くなるであろうこの作品。その面白さに負けないよう。
そして、記事を読んでいただけた人がアニメ視聴を更に楽しめるように、頑張りたいと思います!
以上、ロシアスキーでした。本放送開始後も、どうぞよろしくお願いいたします!
スポンサーリンク
最新情報をお届けします
Twitter で2017春夏秋冬アニメ考察・解説ブログをフォローしよう!
Follow @anideep11